「昨年の大雨時、市内の排水路の水位が床下浸水寸前まで上昇しました。
今後も繰り返すと思いますので、ぜひ市内の河川や排水路の視察と、付近住民の生の声を聞いてください」
事務所に届いた、そんな1通のメール。
そこで、早速その方の案内で、八幡から姉崎まで2日間にわたって見て回りました。
事前に地図や写真で確認してから・・・
いざ出発。
八幡宿は村田川から五井の養老川、姉崎の椎津川まで。
その間にも何本かの河川や排水路が内陸から海に向かって流れています。
護岸がきちんと整備されているものもあるけれど、全く整備されていなかったり土砂が堆積しているなど野放し状態のところも。
これじゃあ、それこそ昨年のような豪雨が襲うたびに、付近の住民は不安でたまらないでしょう。
八幡ベイシア近辺
スポレクパーク近く、大雨で冠水した地域の住民からお話を聞く。
「排水路の草刈りを要望したんだけど・・・」
姉崎水門付近
計器も壊れ、全く使用されていない水門に興味津々の森山かおる。
有秋台入口付近、不入斗川。
ワンちゃんの散歩中の方にお話を伺う。
不入斗川と深城川の合流部分、荒れ放題。
長靴に履き替え、藪をかき分け・・・。
付近で、またまたワンちゃんの散歩中の方にお話を伺う。
「台風のときは水が迫ってきて、もう怖くて怖くて・・・。娘の家へ避難しました」
市内には現在19の河川愛護団体がそれぞれ素晴らしい活動をされているのに、一方で行政による整備はどうなっているのだろう・・・?
主な河川は県の管轄だけれど、だからといって市が何もしないでいいはずがない。
昨今の異常気象を考えると、治水政策をもう一度見直す必要があるでしょう。
市の雨水計画もあわせて、今後もこの問題について改めて調べてみたいと思います。
視察にあたって入念に下見をして地図や写真など資料を作ってくださったTさん。
本当にありがとうございました。
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