市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

郷土の味と歌声で一つに! 市原信濃会

2024-11-05 | 信州
市原信濃会の総会・懇親会に参加してきました。



コロナ禍で中断していた年も含めて、私にとっては5年ぶり。
懐かしい顔ぶれに囲まれ、まるで故郷に帰ってきたような温かい気持ちになりました。
美味しい食事をいただきながら、お互いの近況報告や故郷の話題に花が咲き、
あっという間に時間が過ぎ去りました。

これは、メンバー差し入れの蚕のさなぎの佃煮。


信州の一部の地域では、古くから絹を取った後の蚕のさなぎも無駄にせず
貴重な蛋白源として食してきました。
味はイナゴの佃煮に似ていますが、イナゴより柔らかくて食べやすいですね・・・

宴の後半は、信濃会会長の清水厚史さんの力強い歌声に導かれ、
恒例の県歌「信濃の国」の大合唱!
清水会長は、市民応援歌『HAPPY いちはら』の作詞者であり、
先日15年の歴史に幕を閉じた小湊鐵道歌声列車の主催者でもある方です。
歌声の活動を通して、地域の人々を笑顔にすることに貢献されています。

今回改めて感じたのは、故郷の繋がりとコミュニティの温かさ。
離れてしみじみ感じる故郷の美しさ・・・やはり「遠きにありて思うもの」ですかね。


みんなの「食べる」をつないで「助ける」・松本市の取り組み「タベスケ」

2022-07-19 | 信州
タベスケ」って仕組み、知ってますか?
お得に食品を購入することができると同時にフードロスの削減に貢献することができるという、
フードシェアリングサービスです。

登録協力店が余った食品や料理を出品、登録消費者がスマホやパソコンで予約、
お店で受け取る、という仕組みです。
 タベスケ

サービス提供エリアは、愛知県安芸市や長野県松本市など、全国で7市。
自治体との協働で提供されている仕組みのようですね。

こちら長野県松本市のYouTube公式チャンネルでは、
環境エネルギー部長自ら、松本弁を挟みながらユーモアたっぷりに広報しています。
秘書広報室の女性職員との掛け合いが結構面白い!

「タベスケ」でお得に購入&売上アップ&食品ロス削減


このハタノ部長、あの※「3010運動」の生みの親なんですね~
(※忘新年会等の宴会の席からフードロスを減らす取組。
乾杯後30分、お開き前10分は自席で料理を楽しみましょう、という運動)

正直「タベスケ」を市原市にも導入した方が良いのかどうかについては、
費用対効果や地域性など調査検討後でなければ何とも言えませんが、
アイディアはとてもいいと思いますし、
なんと言っても広報の作り込みがなかなか素晴らしかったので、紹介してみました。

因みに、ハタノ部長は私の幼なじみです^^

故郷の歌声

2022-07-11 | 信州
コンサートへ出かけるのはずいぶん久し振りでした。



信州を拠点に活躍されているシンガーソングライター、堀 六平さん。



六平さんと、市原市内に住む信州出身のSさんとの昔からのご縁から、
音楽活動50周年記念コンサートが、ここ市原市民会館で実現したのです。

六平さんの歌声は、とても伸びやかで心地よい。
それから歌詞が信州の郷土愛に溢れていて、否応なしに故郷を思い出してしまいます。

私の父の本家は安曇野にありまして・・・
子どもの頃は、田植えや稲刈りなどの手伝いに時々駆り出されました。
腰に麻袋をぶら下げて、よくイナゴを捕まえたっけ。
お茶のお供は、漬物とそのイナゴの佃煮。
大人は、何杯もお茶をおかわりしながら小難しい話を延々と続ける・・・と、
子ども心にそんなイメージがありました。

信州人は理屈っぽくて議論好きで、
酒宴でさえ座談会と化すという話は、あながち間違っていないと思います(笑)

・・・話がそれてしまいましたが、
コンサートの第2部では、「市原いちうた歌声会」と題して、
ステージと会場が一体となって昔懐かしい歌の数々を合唱しました。
(私は「青い山脈」と「リンゴの唄」しか唄えませんでしたが(^^ゞ)



各々の県歌も歌われたのですが・・・私、「千葉県民の歌」は初めて聞きました!
もちろん、「信濃の国」は久々に思い切り大声で歌いましたよ。
ここ最近、胸がざわつく出来事が立て続けにあったので・・・本当にスカッとしました♪

六平さん、ありがとうございました。
ぜひまた市原市に来て下さいね^^

ラッピングでアピール!

2021-09-11 | 信州
小湊鉄道の高速バスに、市原市をPRするラッピングが導入されました。


千葉日報オンラインからお借りしました

東京に暮らす人々に向けてのアピールで、小湊鉄道の列車や市原ぞうの国などがデザインされています。
ラッピングでは「暮らしと働き方、見直しませんか?」と呼び掛けているので、
目的は観光客誘致というより移住の促進ですね。
コロナ禍でリモートワークの環境がどんどん整ってきて、「自分らしく暮らせる場所」を求める人も増えてきました。
このラッピングを見て「そうだ、市原に行こう」と思ってくれる人がどうか現れますように・・・。

一方、こちらは私の故郷の松本市で走っている周遊バスのラッピングです。


タウンスニーカー(100円バス)「クサマバス『水玉乱舞』号」。
(草間彌生は松本市の出身です)
インパクトが半端ないでしょう?
もちろん高速バスもあるそうですよ~

・・・NHKのブラタモリ、今日は松本特集でしたね♪
懐かしい風景、けれど知らなかったこともたくさん!!

長野市とのライバル関係から
「松本市民は、自分達のまちを『長野県の松本』とは言わずに『信州の松本』と呼ぶ。これが松本プライド!」
というくだり、「そうそう、確かに~」と苦笑してしまいました(^^;)


「公共事業よりも、『まちの宝』市民を守ろう」

2020-04-18 | 信州
故郷・松本市で事業主として頑張っている後輩からのSNSの発信で、このキャンペーン活動を知りました。
松本市立博物館等の建設を中断して、新型コロナウィルス感染拡大に伴う経済対策費用にしてください

さかのぼること明治5年、競売で個人に落札されてしまった国宝・松本城天守を守ろうと有志が立ち上がり、博覧会を開催した収益や寄付金で天守を買い戻しました。
日本最古の小学校で国宝の旧開智学校(明治6年開校)も、その建設資金の7割は地域の全住民が寄付したものです。
故郷を離れて久しい私には今の地元の事情は知る由もありませんが、
先人たちの魂が今も脈々と受け継がれているような気がして、少し誇らしい気持ちになりました。



さて、振り返ってわがまち市原市でも、市庁舎建て替えなどいくつかの大規模な公共事業が、粛々と進められようとしています。
苦しんでいる市民に寄り添った予算の組み換えが求められます。

信濃の国

2017-03-19 | 信州
第30回 市原信濃会総会・懇親会にて

信州人が寄り合えば、これだけは絶対に外せない!
県歌「信濃の国」を6番まで、声高らかに斉唱(^^)

小学生からお年寄りまで、信州人はほぼ全員歌うことができます。学校でしっかり叩き込まれるんです。初対面同志でもこれで一気に親しみが湧くのですから、「信濃の国」の力は絶大です。

テーブルには、会員から差し入れのおにぎりも並べられました。
左が五平餅風、右は蜂の子の佃煮を混ぜ込んだものです。

蜂の子とかイナゴとか、確かに信州人は昆虫をよく食します。子どもの頃によく捕りに行かされたっけ・・・

皆さん地域で活躍されている方ばかりで、お話を伺いながら私も大いに刺激を受け、改めて故郷を誇りに思いました。


市原で育つ子どもたちにも、同じように故郷を誇りに思ってもらえるように頑張らねば!!

松本入り3日目 母校の式典へ

2016-10-16 | 信州
母校、松本深志高校の創立140周年記念式典。
これも、今回の帰省の大きな目的の一つでした。



在校生、卒業生が一堂に会する貴重な機会。
過去から未来へ、歴史をつづった映像も披露され、感慨深いものがありました。


とにかく自由闊達、「自治の精神」を重んじた校風でした。
時代がどんなに変わっても、このアイデンティティーは永遠でしょう。

式典の後は懇親会が開かれ、卒業年度ごとにセッティングされたテーブルで、旧交を温めることができました。


出来れば最後まで楽しみたかったのですが、あいにく次の予定があったので、私は30分で失礼しました。
次の予定とは・・・
また次の機会に(^^)/。

松本も、いいまちずら?

2011-08-18 | 信州
・・・と、つい方言が飛び出たりして^_^;


昨日、故郷から戻ってきました!
ヘタクソでお恥ずかしいのですが、松本の写真を何枚か・・・

国宝、松本城。

本当に大好きな場所です。ここに佇んでいると、身も心も引き締まる気がするんですよね。
この日は観光客でかなり賑わっていて、天守閣へ通じる門には長い列ができていました。

お城近くの縄手通り。


縄手通り脇を流れる女鳥羽川。


そして、川沿いの喫茶店。


まちを車で走っていると、こんな光景が何か所か見られました。

6月30日に松本で起きた、震度5強の地震の爪あとです。
瓦が崩れてしまって、屋根にブルーシートがかけてあるお宅も数多く見られました。
松本城も小さなひびが入ったそうです。
そういえば、先日訪ねた学校給食センターの壁にもひびが入っていました。

その他信州の美しい風景は、このブログページの脇に貼ってある『撮るしん。』でお楽しみください(笑)

というわけで、、
短い間でしたが、なかなか充実した滞在でした。
この次はまた一年後かな・・・


さて、現実に戻って気持ちを切り替えて、
今日はさっそくキャラバン隊のリハーサルと農政センターへの聞き取りがありました。

キャラバン隊公演は来週!
市原市と冨里市の特別支援学校、二か所でやります(^^)v


松本市の取り組み

2011-08-16 | 信州
故郷・松本滞在二日目の昨日、
松本市教育委員会教育部の学校給食課を訪ねました。

菅谷松本市長は、以前信州大学の外科医でした。
チェルノブイリ原発事故のあとベラルーシに滞在し、
5年半もの間、放射能による甲状腺がんで苦しむ現地の子供たちの治療に携わりました。
このときの活動はNHKのプロジェクトXでも取り上げられています。

内部被ばくが特に幼い子供たちにもたらす影響の恐ろしさをを目の当たりにしてきた菅谷市長のもと、
松本市の学校の給食はどのように配慮されているのか・・・
帰郷するのだから担当課に直接きいてしまえと思い立ったのです。

学校給食課は、松本市野溝の西部学校給食センター内にありました。



市内の学校のうち、計17校・約9300食をここで賄っています。

お盆の最中にもかかわらず、課長がいらして丁寧に答えてくださいました。

松本市はもともと徹底して地産地消に取り組んできました。
給食も極力松本産、もしくは長野県産の食材を使用しています(計80%が県内産)。
市公設の卸売市場の青果入荷先カレンダーを見せていただいたのですが、
特に夏場はほとんど県内産で占められていました。
そして、放射能汚染の可能性が少しでもある産地の食材は、
メニューから外すようにしているとのことでした。

松本市は比較的放射能の影響が低いとされているため
保護者からの問い合わせは今のところなく、
特別に検査機器を導入して食材を分析するということはしていないとのことでしたが、
課長の言葉の端々から、
いわゆる「風評被害」を恐れるよりも、子供たちの安全を最優先させるという市長のマインドが
職員にも徹底されているということを十分に感じ取ることができました。

そのほか、
児童生徒に市内産の卵4個パックやキノコを配って地元食材をアピールしたり、
特別支援学校の生徒が栽培した野菜を給食に使用したり、
反対に、給食センターで出る廃油を福祉施設が回収して石鹸づくりの原料にしたり
などのなかなか面白い取り組みも聞くことができました。
帰郷で思わぬ収穫を得ることができました。

そうそう、給食とは全く関係ないのですが、
田中康夫知事時代の知事の大笑いのエピソードもいくつか聞けちゃいました。
ここには書けませんけどね(*^^)v

精神注入棒の思い出

2011-08-15 | 信州
一昨日から、故郷松本に帰省しています。
スーパーあずさは超快適♪


こちらはなんでこんなに空気がサラサラしているの?
昼間の日差しは厳しくても、風がさわやかで気持ちいいのです。

*****

帰省したその日の夜は、M中学の同窓会でした。
M中学は、私が中学三年生の時に新設されました。
つまり、私たちはM中学の一期生なのです。
当時二クラスしかなかったのですが、40名近くは集まったでしょうか・・・
小学校から一緒の幼なじみの面々です。
なぜか、
当時スカートめくり(古い!)をしていたような悪ガキほど、素敵なオヤジに成長しているような・・・
(これは多くの女子の一致した意見です(^^))

私は偶然担任のK先生のお隣に座らせていただきました。卒業以来30年ぶりの再会です。
当時は血気盛んな青年教師だったK先生。
竹刀を縦に割って作った『精神注入棒』なるものが常に教壇の脇にぶら下げてあって、
悪さをするとすぐさまそれでお尻をピシリとたたかれたものでした。
男子たちが口々に
「いや~、あのころの先生はおっかなかった!」というと、先生は
「今あんなことしたら、それこそ大問題だね」と照れくさそうに笑っていました。
まあ、私はマジメな生徒だったから(大笑)そんなに怖いと感じたことはなかったのですが、
お尻をピシリとやられても、みんなK先生を慕っていました。

うまくは言えませんが、教育は形じゃなくて心だと改めて思いました。

K先生と。

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