認知症疾患医療センターは、認知症に関する相談、診断、治療、啓発など中心的な役割を果たす機関で、県内では10病院が指定されています。市原市内では、千葉ろうさい病院になります。
昨日、センター主催の研修会が千葉ろうさい病院内で開催されたので、私も参加してきました。
参加人数は100名ぐらいでしょうか。うち2,3割は院外の参加者という印象。医師や看護師、薬剤師など様々なコメディカル、介護関係者の顔も見えました。
今回のテーマは「くすり」ということで、薬剤師会からは理事の小室先生が薬剤師の在宅患者への訪問支援についての説明がありました。
医療従事者の間でも、まだまだ認知度が低いこの制度。
処方したくすりが実際に飲めているか、残薬がどのくらいあるか、ということは、診察室では中々わからないものです。
今回、薬剤師が具体的に訪問指導している様子や、指導によって服薬コンプライアンスが改善した事例が紹介されたことで、参加者にはこの制度の意義や取り組みのイメージが、よく伝わったのではないかと思います。
そのあとの大岩精神科副部長による「せん妄の薬物療法」も、興味深い内容でした。
「せん妄」とは、意識障害が起こることによって、興奮して暴れたり、その反対に無気力になるなどの状態を表す言葉です。
高齢者や認知症患者に比較的多くみられますが、睡眠薬や胃薬のガスターなど、私たちに身近な薬の副作用で起こることもあるんですよ。
医療現場ならではの実地に役立つ専門的な講義で、とても勉強になりました(^.^)。
昨日、センター主催の研修会が千葉ろうさい病院内で開催されたので、私も参加してきました。
参加人数は100名ぐらいでしょうか。うち2,3割は院外の参加者という印象。医師や看護師、薬剤師など様々なコメディカル、介護関係者の顔も見えました。
今回のテーマは「くすり」ということで、薬剤師会からは理事の小室先生が薬剤師の在宅患者への訪問支援についての説明がありました。
医療従事者の間でも、まだまだ認知度が低いこの制度。
処方したくすりが実際に飲めているか、残薬がどのくらいあるか、ということは、診察室では中々わからないものです。
今回、薬剤師が具体的に訪問指導している様子や、指導によって服薬コンプライアンスが改善した事例が紹介されたことで、参加者にはこの制度の意義や取り組みのイメージが、よく伝わったのではないかと思います。
そのあとの大岩精神科副部長による「せん妄の薬物療法」も、興味深い内容でした。
「せん妄」とは、意識障害が起こることによって、興奮して暴れたり、その反対に無気力になるなどの状態を表す言葉です。
高齢者や認知症患者に比較的多くみられますが、睡眠薬や胃薬のガスターなど、私たちに身近な薬の副作用で起こることもあるんですよ。
医療現場ならではの実地に役立つ専門的な講義で、とても勉強になりました(^.^)。