市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

市議会定例会初日

2022-02-16 | 議会
今日から市議会定例会が始まりました。
初日なので、市長の施政方針演説や議案の提出が主です。

市原市の来年度の予算案・・・歳入の特記事項は、やはり税収の大幅アップでしょう。
コロナの影響で市民税が減ると見込まれていたのですが、実際はそうでなかったんですね。
このまま臨海部企業の業績の好調が続くとして、法人税は84%も増額計上されています。
そんなこんなで、予算総額は過去最大規模の1770億円となりました。
とはいうものの、今後も社会情勢は不透明で不安定ですから、全く楽観できる状況ではありません。
どう未来を予測し、貴重な財源をどう効果的に使うか、これからしっかり審議していきます。


・・・・いま事務所は、こんなにあでやかな雰囲気になっています^^
今月はギャラリー展示がお休みなので、その代わりにとスタッフさんが家から持ってきてくれました!








市議会リポート春号ができました

2022-02-13 | お知らせ
早いもので、
16日水曜日は定例議会の開会日です。
来年度予算の審議もあるので、3月半ばまで続きます。
今回の代表質問は森山さん。いま彼女はウイスキー片手に(笑)ねじり鉢巻きで準備にいそしんでいることと思います。
そして私もスイッチが入ってきました。。

その前に、、
最新の市議会リポートが完成しました!
1面は、森山さんが質問した不登校に関する問題について。



市民ネットHPからごらんになれますよ~ 
 市議会リポート125号

そしてこれは3面ですが、ちょっと注目していただきたいのが、一番下の帯の部分。


QRコードからアンケートにアクセスできるようになっているんです。

わざわざ回答して下さる方々には、本当に感謝です。
特に、自由記入欄に寄せて下さったご質問やご意見の数々・・・お顔は見えなくとも、心の中で深くお辞儀をしながら読ませていただいています。
このブログも見て下さっているといいなあ。

そしてもちろん、森山さんと二人で回答させていただき、市民ネットのHPにアップしています♪
 市議会リポート冬号のアンケートへの回答


これから通信を配布して下さるボランティアの方々へお届けして、次に自分の担当分をポスティング。
毎回、議会準備の時間との折り合いをつけるのが悩ましいところです。

ママたちが学ぶSDGs

2022-02-06 | 子ども


SDGsを理解するための講座が子育てサロン「ほっこり~の市原」さんで開かれたので、さっそくお邪魔してきました。



カードゲーム形式なので、小さな子どもから大人まで自然にその本質を学べるようになっています。
小学校低学年のお子さんも、最後まで集中して取り組んでいました。


このカードゲーム、「ゲットザポイント」というものですが、とてもよくできています。お勧めです!


ファシリテーターは市の職員が務めて下さいました。
高澤部長、ありがとうございました!!


何てったって市原市は県内でも唯一のSDGs未来都市に選ばれていますし・・・伝える力がハンパないです^^
ゲームの後には振り返りと、市原市での具体的な取り組みの説明もあって盛りだくさん。正味2時間があっという間でした。

私は、「ほっこり~の市原」さんのような若い子育て世代が集まる場所で、このような講座が開かれることに大きな意義があると思っています。
ママが社会とつながって自分らしく輝くためには、こうした社会の潮流を知ることは必要不可欠ですし、なんと言ってもこれからの社会を担う中心は子育て世代ですから。

ファシリテーターの高澤部長が幼い頃は、この写真にあるように富士山がよく見えたのだそうです。
私はこの地に来て30年近くになりますが、こんな風に見えたことがありません。
富士山があって、コンビナートがあって、田園の中を小湊鐵道が走って。
これが市原市の姿なのですね。こんな眺めを子どもたちに見せてあげたいです。


最近よく耳にする「SDGs」ですが、今ひとつどういうことなのかわかりにくいと思われる方は多いと思います。
仮に意味が分かっても、自分の行動変容にまで落とし込めなかったり。
市原市では、SDGsに関する出前講座を行っていますので、興味のある方はこちらにご相談を!
 市原市 企画部 総合計画推進課 0436(23)9820

医療崩壊を防ぐために

2022-02-05 | 健康・医療


前回ブログに書いたように、
今日の新聞折り込みで、コロナワクチン3回目の接種前倒しについて、広報いちはら臨時号が出ましたね。
市長からのメッセージの中に、保育関係者を含めたエッセンシャルワーカーへの配慮が盛り込まれていた点は注目に値します。
それから、保育施設の利用自粛の呼びかけについても、保育所だけではなく学童保育にも通知が出たそうで・・・
急いで要望書を提出して本当に良かった。


・・・・・昨日は、京葉5市(千葉市・船橋市・八千代市・習志野市・市原市)の議員合同研修会がオンラインで開かれました。
講師は、千葉大学医学部附属病院 病院長補佐・感染制御部長の猪狩 英俊医師です。



まさにコロナ重症患者治療の最前線の現場を知る医師の貴重なお話。
データをふんだんに使った最新情報も伺うことができました。



最初の写真にもあるように、一人の患者さんの画像を撮るために、これだけの人数の医療従事者が必要なのだそうで・・・。
こういう理由で、簡単に医療現場が逼迫してしまうのですね。

一方、私たちが現実的に直面している問題は、こういった高度医療のレベルではなくて、
発熱したらまずちゃんと見てもらえるのか、検査はしてもらえるのか、といった、初期医療のレベルの話だと思います。
「発熱患者はうちでは診ない」と何件も断られた、検査もせずに風邪と診断された・・・等の話が、私の耳にもちょくちょく届いています。こちらの混乱も深刻です。

そこで思い出したのが、
全国的に注目された「松本モデル」の取り組みです。
長野県の松本医療圏では、公立・民間の医療機関がワンチームとなって、重症度などに応じた受け入れの分担や連携の仕組みが構築されているとのこと。
行政も含めた普段からの話し合いや、いざというときの舵取りも重要ですね。
口で言うほど簡単なことではないけれど・・・。

同じ過ちを決して繰り返さないために・家庭児童相談システム

2022-02-03 | 子ども
市内もコロナの陽性者が増えて、不安に感じている方は多いと思います。
2月から市原市では、全てのワクチン3回目接種の方の接種間隔を6ヶ月に前倒しすることになりました。
まずは3月までの接種予定の方の分の摂取券を2月7日から順次発送します。
6ヶ月の期限が来れば、すぐに予約できるようになるのです。
今のところ、予約はスムーズに取れているようです。市の話では、申し込みが予想より低調で、3割ぐらいなのだそうです。
前回のように、焦ったり慌てたりする必要はないと思います。

報道を見ると、ワクチンやら飲み薬やらの医薬品に関する情報や、密を避けるなど行動自粛の話題ばかりで食傷気味ですが、
個人個人のレベルでは、要はウィルスが体に入ってもそれに負けなければ良いのですよね?
私は特に持病はないので、規則正しい生活、睡眠と食事はしっかりとる、無理はしない、ストレスをためない・・・を心がけることをまず第一としています。
当たり前すぎて報道のネタにもなりませんが、世間ではこのこと、意外と忘れられているような気がします。


・・・・・先日、森山さんと市の情報政策課を訪ね、聞き取りを行いました。
テーマは、児童虐待を防ぐための情報共有の仕組みについて。
情報政策課と子ども家庭総合支援課の両職員から丁寧な説明を受けることができました。

市内で児童虐待により乳児が衰弱して亡くなってから、丸2年が経ちました。
市は、庁内の連携不足などもあって未然に防ぐ事ができなかったその反省から、様々な改善策に取り組んでいます。
その一つが、情報共有のICT化です。

昨年10月から、要保護児童の情報に関わるあらゆる部署・・・
例えば、
住民基本台帳(市民課)、健診・予防接種・訪問・相談(ネウボラセンター)、生活保護情報(生活福祉課)、保育所情報(保育課)、学校情報(教育委員会)、障害者手帳(障害者支援課)・・・
これだけ多くの情報が、リアルタイムで共有できるシステムを導入しました。
該当する児童の家庭環境や兄弟の有無などがすぐに確認でき、リスクアセスメントが格段に容易になりました。

逆にこれまでは、縦割り行政の環境で、この作業は相当大変だったことは容易に想像できますね。
多忙な業務で抜け落ちてしまったことも多々あったと思います。
だからこそ起きた悲劇だったわけで・・・

因みに、このシステムのイニシャルコストは2500万円、ランニングコストは年100万円。
もう同じ過ちを決して繰り返さないよう、有効に活用されることを期待します。



「SDGs未来都市いちはら」のオリジナルロゴがデザインされたフラッグが可愛い♪
役所内の至る所に飾ってあります^^

市長への要望のその後・・・動きが!

2022-02-01 | 健康・医療
昨日、市長に提出した緊急要望について、さっそく動きがありました。
市内64カ所の保育施設を利用する保護者に対して、明日から13日まで登園自粛要請を行う旨の通知を出したそうです。
もちろん、自粛が可能な家庭のみで強制ではありませんし、自粛した日数分の保育料は減免します。
これで、園側の負担が軽減し、真に保育が必要なお子さんに対するサービス提供体制が守られることになるでしょう。

先週、事前に秘書課を通じて要望の内容は伝えていたので、その時点ですでに動いて準備して下さったのでしょうか。
まずは素早い対応に感謝します。

登園自粛の要請は、市原市と保育の広域連携を行っている千葉市や四街道市では、既に行われているのです。
ようやく足並みをそろえることができました。

ただ一点、いやな予感が的中。。
学童保育が対象から外れているのです。
言うまでもなく学童保育も保育施設ですし、状況は保育園等と変わらないと思うのですが。
担当部署に出向いて理由を聞いても、全く理解できず・・・釈然としません。
せめて現場の調査くらいは行ってもらいたいですね。


・・・・・写真は、先日事務所で行った勉強会の様子。
コロナのため、仲間内のみでひっそりと・・・。
とても好評だっただけに、広く告知できなかったのが残念です。

皆さんの応援が励みになっています


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