富津市で二日間にわたって開催された事業仕分け。
予定の合間を縫い、日曜日の午後、傍聴に行ってきました。
富津市役所
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財政破綻寸前とまで言われるほど厳しい状況だそうですが、周辺のほのぼのとした風景の中に突如現れた豪華な庁舎にまずビックリ。
これも「負の遺産」なのでしょうか・・・。
富津市が今回行う事業仕分けは、ハコモノ(公共施設)に特化したもの。
いわゆる「施設仕分け」で、全国でも珍しい取り組みです。
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会場となった庁舎内のホールにて、仕分けの様子。ホールも豪華です。
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中央にコーディネーター役の構想日本・伊藤統括ディレクター。
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写真ではちょっとわかりにくいのですが、
伊藤ディレクターの左右に仕分け人の外部有識者。そのさらに両サイド側には無作為抽出で選ばれた市民判定人。
コーディネーターに相対して座っているのが説明役の担当職員です。
私が傍聴したのは都市公園や総合体育館についての仕分けでした。
各々3つの視点(施設の量や配置は適当か、有効に活用されているか、管理の在り方は妥当か)について、仕分け人が次々と説明員に質問し、そのやり取りを聞いた市民判定人が最後にジャッジをします。
富津市では、これら全ての施設の管理運営を特定の第3セクターにずっと任せています。
仕分け人からは、「テニスコートばかり多いが適切か」「稼働率が1%にも満たない部屋が放置されている」「市民より市外の人の利用が多い」「そもそも市民が施設の存在を知らない」等々、厳しい指摘が相次ぎました。
人口が増加していた高度成長期時代に次々と作られた公共施設が一斉に老朽化し、現在全国の自治体の財政を圧迫し始めています。
今後は、身の丈に合うようこれらを断捨離して、残った施設を長く大切に効率よく工夫して使うよう、自治体の経営努力が求められています。市原市ももちろんその例外ではありません。
現在、市原市議会で私が所属している総務常任委員会では、このことについて市に意見書を提出するべく、選抜された4名の編集委員が調査検討を行っています。私はその中で編集長という重い任務を仰せつかっています。
今回の傍聴で学んだことを、ぜひ意見書にも反映していきたいと思っています。
予定の合間を縫い、日曜日の午後、傍聴に行ってきました。
富津市役所
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財政破綻寸前とまで言われるほど厳しい状況だそうですが、周辺のほのぼのとした風景の中に突如現れた豪華な庁舎にまずビックリ。
これも「負の遺産」なのでしょうか・・・。
富津市が今回行う事業仕分けは、ハコモノ(公共施設)に特化したもの。
いわゆる「施設仕分け」で、全国でも珍しい取り組みです。
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会場となった庁舎内のホールにて、仕分けの様子。ホールも豪華です。
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中央にコーディネーター役の構想日本・伊藤統括ディレクター。
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写真ではちょっとわかりにくいのですが、
伊藤ディレクターの左右に仕分け人の外部有識者。そのさらに両サイド側には無作為抽出で選ばれた市民判定人。
コーディネーターに相対して座っているのが説明役の担当職員です。
私が傍聴したのは都市公園や総合体育館についての仕分けでした。
各々3つの視点(施設の量や配置は適当か、有効に活用されているか、管理の在り方は妥当か)について、仕分け人が次々と説明員に質問し、そのやり取りを聞いた市民判定人が最後にジャッジをします。
富津市では、これら全ての施設の管理運営を特定の第3セクターにずっと任せています。
仕分け人からは、「テニスコートばかり多いが適切か」「稼働率が1%にも満たない部屋が放置されている」「市民より市外の人の利用が多い」「そもそも市民が施設の存在を知らない」等々、厳しい指摘が相次ぎました。
人口が増加していた高度成長期時代に次々と作られた公共施設が一斉に老朽化し、現在全国の自治体の財政を圧迫し始めています。
今後は、身の丈に合うようこれらを断捨離して、残った施設を長く大切に効率よく工夫して使うよう、自治体の経営努力が求められています。市原市ももちろんその例外ではありません。
現在、市原市議会で私が所属している総務常任委員会では、このことについて市に意見書を提出するべく、選抜された4名の編集委員が調査検討を行っています。私はその中で編集長という重い任務を仰せつかっています。
今回の傍聴で学んだことを、ぜひ意見書にも反映していきたいと思っています。