市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「花プロジェクト2012」で菜の花の種蒔き。

2012-09-30 | イベント
春に小湊鉄道沿線を菜の花でいっぱいにしようというこの企画。
行政、地元市民活動団体、小湊鉄道、そして市民有志が共に手を携えて行うイベントで、もう8年前から毎年続いているそうです。

私は今年初めての参加。石神地区で種まきをしてきました。





荒れた田んぼや竹林を、地元の方々が一生懸命整備し、この日のためにふかふかに耕して下さっていました。
これまでには、ずいぶん苦労されたことでしょう・・・。



こんな風に↓↓、穴の空いたペットボトルに種が入っています。


マラカスみたいにシャカシャカ振ると、いい具合にパラパラと種を蒔くことができます。
私たちは腕を振りながら畑の上を歩くだけなのでラクなものです。



地元の中学生たちも大活躍!


お昼には、養老渓谷駅でボランティアの方々が作ってくださったカレーライスが振る舞われました。
沿線の各駅で種まきを終えた人々が、電車で続々と集まってきました。




地元の野菜がふんだんに入ったカレーです。スパイシーでとっても美味しかった!

養老渓谷駅には、足湯もあります。
いつもお世話になっている議会事務局の武内さんと、さっそく混浴(^^)。



心配されていたお天気にも恵まれました。
お金をかけたレジャーよりも、よほど充実した一日でした。
来年の4月、小湊鉄道の沿線が黄色い菜の花で敷き詰められる光景が、とても楽しみです。

行政と地元住民が、同じ想いを持って二人三脚で取り組んでいるこの「花プロジェクト」。
皆さんも来年は参加してみませんか?


(トップの写真、私にしてはうまく撮れてるでしょう?ちょうど彼岸花が咲き乱れていました♪)

市役所本庁舎 新築?一部移転?

2012-09-28 | お知らせ
今回の本議会が始まる直前、
市から市役所建て替え・移転計画について説明がありました。

現在の市役所本庁舎は、老朽化に加えて耐震性が低いため、早急に対策を取らなければならないとのこと。
現在、具体的な4つの案が示されています。

案1 現在の建物を改修して当面使い、将来建て替える。
案2 現在の場所に新庁舎を建築する
案3 現在の建物を改修して一部使い、さらに市役所の機能の一部を五井駅西口の旧ヨーカドービルに移す。
案4 現在の場所に規模を縮小した新庁舎を建築し、さらに市役所の機能の一部を五井駅西口の旧ヨーカドービルに移す。

要するに、
・すぐに新築するか、改修して当面使い続けるか
・一か所集中か、一部の機能を五井駅西に移すか

この二つのポイントの組み合わせですね。

市では、もう少し詳しい内容をウェブサイトに載せ、10月1日より広く市民のご意見を募集します。年内には結論を出したいそうです。
大きな事業で、多額の税金が使われます。ぜひ、疑問点や意見など寄せていただければと思います。


もちろん、市民ネットも独自にチラシを作成し、皆さまにお知らせします。
市民ネット宛にもどんどん声をお寄せください!

見られることで、どんどん綺麗に! 

2012-09-27 | 議会
本議会も終わって、今週は決算委員会が開かれています。
私は委員ではないのですが、時間の許す限り傍聴しています。

それにしても、
決算委員会って開く意味があるの?・・・って、聞けば聞くほど思ってしまいます。
決算書に書かれてある項目をいくつか挙げて執行部に説明を求め、こちらの要望を述べて「ひとつよろしくお願いします」で締めくくる。
こんな内容では、本議会と大差ありません。

議会改革PTでもここの部分にメスを入れようとしたのですが、結局今回はできませんでした。
私としては、それこそ今回の本議会で提言した「事業仕分け」のように、
その事業が本来の目的に合致しているか、経費に見合っているか、などを客観的なデータを出してもらった上で討議して評価を下す、
そんな決算委員会へと改革できたらいいなあと思うのですが。


ところで下の写真は、一昨日東京で行われたフォーラムの様子。

「合意形成できない政治からの脱却を ~正しい「仕分け」の使い方~」


ゲストの川勝平田静岡県知事。


静岡県では、昨年度から『“ふじのくに”士民協働事業仕分け』と題した事業仕分けを導入し、大きな成果を上げています。


そして国では、3年前から「行政事業レビュー」という取り組みが始まっています。
これは、5000以上ある国の事業すべて一つ一つについて、それがどんな方法で行われているか、どのようにお金が使われているか、などを「レビューシート」に記載し、公開するというものです。
「レビューシート」はいわば政府が自分でつける通信簿や健康診断書のようなものです。

HPはこちら。↓↓
http://www.cao.go.jp/gyouseisasshin/contents/02/ikenboshuu.html

眺めてみるだけでも結構いろんな発見ができて面白いですよ。もちろん意見を寄せることもできます。

以下は、行政刷新会議の方の言葉。こちらも、なるほどと思えたので紹介しますね(^^)

「この取組は、国民の皆様にもしっかりと見てもらうことが大事です。
ファッションモデルの中には「見られることできれいになる、カッコよくなる」と言う人もいます。
国の事業の源は、国民の皆様の税金です。
最も重要なことは、霞が関の各府省による自己点検以上に、
国民一人ひとりが納税者の眼で国の事業をチェックすることであると考えています。」

議会終了。

2012-09-21 | 議会
定例議会が昨日終了しました。

私はトップバッターで登壇。
冒頭、岡村由美子前議員への追悼の言葉を述べさせていただいたのですが、
やっぱり思い出して途中で何度も詰まってしまいました・・・。

それでも質問に入ると、今回は前回よりもまたさらに相手の言葉がよく頭に入ってきました。
今までで一番「やりとり」ができたのではないかと思います。
反省点は、もう少しゆっくりじっくり質問したかったということ。
あれもこれも言いたくて、残り時間を気にしながらどんどん早口になってしまいました。

特に意図したわけではなかったのですが、私にしては珍しく教育委員会への質問が多くなってしまいました。
教育長には終わった後で「明快でしたね」とおっしゃって頂きました。思いが届いたかしら・・・。

それから、傍聴は不可能だったのですが、市民ネットの仲間が中継を見守ってくれていて、皆口々に
「よく頑張ったね。お疲れさま!」と声をかけてくれました。本当にありがたいものですね。


ところが、、
終わった途端に久しぶりに持病の頭痛が襲ってきて、昨夜は寝込んでしまいました。
今日はだいぶ良くなったのですが、まだちょっとズキズキ。

ホッとして気が緩んだせいでしょう。情けないことです(>_<)

引越ししました。

2012-09-19 | 議会
…と言っても、議会棟の会派室のことですが。

今までの会派室はエアコンがなかったので、夏はサウナ状態。
それに、一人になったら急にものすごく広く感じてしまって。

もっとコンパクトな部屋に、と私からお願いして移らせてもらいました。



今日は本議会の後に議会改革プロジェクトチームの広報班の会議がありました。
もうそろそろ次の「議会だより」の紙面づくりに入らなくてはなりません。
議会が終わっても、ホッとしている間はありません。


ヘルメット議会も明日が最終日、そして私の質問は10時からです。

キャラバン隊が学園祭に!

2012-09-18 | キャラバン隊
前回のブログを見て、何人もの方にご心配いただきました。
携帯も無事戻ったのでどうか安心してください(^^)

今日は久しぶりにキャラバン隊の打ち合わせで特別支援学校を訪ねました。



今年度は若くてピチピチの(!)新人ママが複数加入してくれて、頼もしい限りです。
Yリーダーが、「私の息子と同い年・・・」と少しいじけていましたが(笑)。

11月は淑徳大学の学園祭に出演予定です。
大学とのコラボレーションというこの取り組みは、厚労省主導の自閉症啓発活動のモデルケースとして位置付けられているそうです。

これは大きな仕事だ(^^♪
総力戦で頑張りましょう!

トラブル続き。

2012-09-15 | 子ども
昨晩から、長男がまた行方不明になってしまいました。
お世話になっている施設の職員の皆さんが総出で探して下さり、
警察が捜索に入り、警察犬も投入。
千葉市や袖ケ浦市にも捜索手配され、
行政無線で呼びかけもされましたが、今回はなかなか帰ってきませんでした。

不安がピークに達したころ、やっと千葉市で保護されたとの知らせが。
いなくなってから約19時間後のことでした。

大勢の方にご迷惑・ご心配をかけてしまってほんと申し訳ないです。

19時間もどこ歩いてたんだろう。お腹がすいただろうになあ。
でも、帰ってきた長男はいつもと全く変わらず。涼しい顔でした。。
交通事故にあわなかったことが何より幸運でした。


ところで、先日から話題の「ヘルメット議会」。
TV朝日で放映された様子、ユーチューブで検索すると見ることができます。NHKでも流れたみたいですね。
こんなことで話題になるなんて、お恥ずかしい限りです。

一昨日は携帯も落としてしまったし、、

このところ、トラブル続きです(>_<)

一人でも・・・

2012-09-09 | 議会
議会質問についての行政からのヒアリングは金曜日に終わりましたが、まだ質問の流れがあまり定まっていなかったので、この土日で内容を詰めていました。
まだもうちょっと取材の必要があります。

議会質問も今回ではや6回目。
最初のうちはヒアリングだけでもドキドキだったけれど、今はもうすっかり慣れました。
本議会もこうだといいのですが・・・(^_^;)

私の質問日は9月20日、10時からです。
今回本会議場がつり天井の不具合から傍聴禁止になってしまって、とても残念です。

小沢美佳 一般質問(個別)
1 誇りと愛着が持てるまちづくりについて
 (1)中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックスなどのイベントを通したまちづくりについて
 (2)歴史文化遺産のまちづくりへの活用について
2 行政評価について
3 学童保育について
4 学校における防災対策について
 (1)市原市小中学校一斉防災訓練について
 (2)防災拠点としての学校の役割について

岡村議員が亡くなって、市民ネットワークは私だけの一人会派になってしまいました。
一人だともう代表質問はできないし、様々な会議の出席も制限されます。

でも、市民ネットの代表であることに変わりはないので、できることを精いっぱい続けるのみです。

千葉県こども病院 視察

2012-09-05 | 健康・医療
今日から9月議会定例会が始まりました。

実は議会棟は7月から耐震工事が行われていたのですが、その際、つり天井の不具合が発見されました。
万が一地震の際に天井が落下する危険性が高いということで、議場に入るときはヘルメットの携行、さらに傍聴者の入場は原則禁止となりました。
そこで今日、災害に関する特別委員会の後に委員皆で議場の屋根裏に入ってみたのですが、つり天井をつってある金具が何か所も外れていました。

トップの写真は傍聴席から見た本会議場です。
いつも入場する度に、「こんなに立派じゃなくてもいいのに・・・」と思ってしまいます。



さて、今日は昨日訪れた視察先、
午前中の消防学校に引き続き午後にお邪魔した千葉県こども病院の報告です。



場所は消防学校から車で5分ほど。すぐ隣にはリハビリセンターがあります。

院長の伊達先生から説明を受け、院内を案内していただきました。

県立こども病院は昭和63年に県が開設した、独立型の小児専門病院です。
このような形態の病院は全国に16か所あるのだそうです。
診療部門は計24科、平成24年4月から新たに周産期センターを開設し、合計224病床です。

子どもの人数は減っても小児医療のニーズは高まる傾向にあるのですが、県内の小児科標榜医師数は15歳未満人口10万対71.0人と、全国平均88.7人を大きく下回っているというお寒い状況です。
ちなみに市原市の小児科医は23人です。
小児科を希望する医学生は増える傾向にあるのですが、その一方で激務と不採算性が原因で小児科を標榜する病院は減っているため、小児科医は一極集中化の傾向にあるのだそうです。

虐待の事例も毎年25~30例扱っています。
病院では、虐待に対応するためのチームを作って体制を強化しています。
近年は、身体的虐待よりも精神的虐待が増える傾向にあるそうです。


こちらは、新しくできた周産期センター内のデイルーム。


周産期とは、出産前後の期間のことを言います。
妊婦健診などで胎児に重篤な疾患が見つかった場合、こちらのセンターにあらかじめ入院して分娩を行うことで、出生直後から高度な医療を受けることができます。
これで、妊婦さんも安心して出産に臨むことができますね。


こちらのベッドは、いざ出産という時にすぐに分娩用のベッドに早変わりするそうです。

他にも、NICU(新生児集中治療室)や入院病棟などを案内していただきました。

トトロの猫バスの移動用ベッドがカワイイ!(^^)




伊達院長のお話の中で印象に残ったことはたくさんあったのですが、

まずは、看取りの問題。
亡くなる前のお子さんとご家族が最後に一緒に過ごす場所をどこかに確保してあげたいのだが、構造上の問題でそれが叶わず、いつもジレンマを抱えているのだそうです。
そもそも日本の病院は、その多くがこの視点で設計されていません。
病院である以上、回復する一方で必ず亡くなるケースがあるということは、誰しもわかっていることなのですが・・・。

それから、成育医療について。
これは比較的新しい概念だと思います。
胎児から成人して次の世代へ繋ぐまで、そして高度医療の提供だけでなく、家庭への支援、障がい支援、地域への支援など、子どもの生育を包括的に支援するというものです。
子ども病院は基本的に小児に対する医療を提供するところなのですが、赤ちゃんの頃からずっとかかわってきた子供が成長したからと言って、そう簡単に別の医療機関には移れないというのが常なのだそうです。
本当は小児専門病院よりも、総合病院として大人になってもずっとフォローできる体制が理想であるし、できれば成育医療の概念がもっと広がってほしいと伊達院長はおっしゃっていました。
日々成長する子どもと向き合っていると、その子から医療の部分だけを切り離して関わるということに、限界を感じることが多いからなのでしょう。


実は、子ども病院へは16年ほど前に長男の障がいの診断のために訪れて以来でした。
重い病や障害を背負った子供を抱えてこの病院に通う親の気持ちを、思い出しながらの視察でした。


県議会・市社無会派の皆さま、いつも同行させていただいてありがとうございます!

ちょっとドキドキ、消防学校へ。

2012-09-04 | 防災
このところ、県議の視察に同行する機会が多いような気がします。
今日は、千葉市にある千葉県消防学校と千葉県こども病院へ。

明日はもう議会開会日で、まだ質問準備も進んでないのだけど・・・・・。
でも、二か所ともどうしても見てみたかった施設なので、背に腹は代えられません。

今日はそのうち午前中に訪れた消防学校の紹介をします。

こちらが、千葉県消防学校。仁戸名のがんセンターにほど近い場所にあります。


消防学校は都道府県に設置義務が課せられている施設で、県内の消防職員や消防団員に対し教育訓練を行っているところです。
消防局の新規採用職員は、全員がまずここで半年間寮生活をしながら初任教育を受けます。
その他、特殊災害科・救急科・救助科など、専門的な科目も必要に応じて数日間から約40日間にわたって学ぶこともできます。

講堂にて受講中。希望と使命感に燃える若い消防職員の皆さんです。

でも、教官が遠い・・・。思考が散漫になりそうです(^_^;)

こちらは、食堂です。

寄宿生活なので、三食ともすべてここで賄っています。

待ってました(^^♪寮室です。
一部屋の定員は10名。個室が当たり前の現代っ子に10人の共同生活はちょっときついかも。これもまた訓練なのでしょうけれど。


男性の共同生活・・・というと、なんとなく男臭さ(?)とかワイルドなたたずまい(??)を想像して、ドキドキしながら覗いたのですが、、
ご覧のとおりスッキリととても整理されていました。
ちょっとガッカリ・・・
・・・いえ、よく訓練されていて素晴らしいですねー(^_^;)



ちなみに、全20部屋のうち、女性の部屋は一部屋のみです。

別棟の屋内訓練場には、明治から大正にかけて使用されていた手押しポンプやまといなどが飾られてありました。






千葉県消防学校の現在の施設は、昭和46年に建てられました。
施設の老朽化が激しい上、燃焼訓練や耐熱訓練、耐煙訓練など、より高度で専門的な訓練を行うための設備がなく、敷地面積(3.9ha)も手狭なため、県では、防災センターとの抱き合わせで移転・新築を検討しています。

そして、その候補地のひとつが、もう新聞記事等でご存知の方も多いと思いますが、市原市八幡なんです。
その他の候補地は、佐倉、印西、山武、八街。

でも、市原市は、

・当該地は県が所有
・石油コンビナートに近いので、その関連災害の訓練も容易
・駅からも、インターチェンジからも近い
・県の中央部に位置する
・広さも充分(約6.5ha)

などの立地条件から、最も有力なのでは?と思うのです。
唯一、震度6でやや液状化しやすい、という診断が難点ではあります。

こちらは学校の屋外の訓練場にある救助訓練施設なのですが、市原市の防災センターにある施設と、機能的にはあまり変わらないのでは?と思いました。


千葉県民の命と財産を守る大事な人材を育てるための学校ですから、もっと高度な訓練施設を備えた環境であってほしいですよね。


写真は、大好きな消防車の前で、今関校長と。

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