市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

感謝の一年

2014-12-31 | 日々のあれこれ
あと数分で、2014年も終わり。
さっきTVから、サザンの「ピースとハイライト」が流れてきました。
これは、以前ブログにも書いたのですが、平和への強い願いと社会への皮肉が込められたメッセージソングですよね。もちろん私も大好きな曲で、市民ネットの忘年会のカラオケで熱唱(?)したんですよ(笑)。紅白で披露されて、もう「ヤッタ!」という気分です。

市民ネットのテーマは「基本はいのちと平和です」。
来年もこのテーマを胸に、なお一層精力的に活動していきたいと思っています。


今年も楽しかったこと、つらかったこと、色々ありましたが、なんとか元気に過ごすことができました。
未熟な私を見守り、支えてくださった皆さまには、ただただ感謝の気持ちで一杯です。

どうかよいお年をお過ごしください。

こんなにスゴイ!図書館

2014-12-29 | 教育
先日開催された「千葉市図書館・公民館フォーラム」。


主催は当フォーラム実行委員会、共催は「としょかんふれんず千葉市」と「千葉市公民館を考える会」。
千葉市の図書館や公民館は今のところ共に直営ですが、民営化や統廃合、有料化などが検討されており、このことに疑問を投げかける市民の声は日増しに高まっているようです。

この日の基調講演は、なんと片山善博氏(慶応義塾大学法学部教授)と超豪華!
片山氏と言えば、元鳥取県知事・総務大臣で地方自治のエキスパート。図書館を「まちづくり」の拠点と位置付け、図書館振興に尽力されていることでも知られています。その方のお話が聞けるということもあって、会場はぎっしり超満員。
基調講演の後のシンポジウムも、片山氏はじめ立命館大学文学部教授や千葉市図書館で司書を務める方の現場の声、そして市民の生の声も聞けて、とても充実した内容でした。

図書館の民営化と言えば、あのレンタル店「TSUTAYA」を展開する会社が管理運営する佐賀県武雄市の図書館が有名ですが、社会教育施設である図書館を民営化することに対しては賛否両論渦巻いています。
市原市では現在、公民館は各地区で組織された運営協議会に管理運営が委託され、図書館はまさに民間への委託を検討中。
そんなこともあって、市原市の図書館や公民館はどうあるべきか、何かヒントがもらえれば・・・とお隣千葉市のフォーラムへの参加を申し込んだのですが、思っていた以上に収穫がありました。自分の考えがだいぶ整理された気がします。


この他に、私がこのフォーラムを通じて改めて見直した図書館の機能について、皆さんにもぜひ知っておいていただきたいことをひとつ(^.^)。

図書館って、単に読書したり本を借りたりするだけの施設ではないんですね。
私たちが日常のなかで疑問に思ったこと、調べたいことに対して、必要な情報の提供や学習活動のお手伝いをするサービス(「レファレンスサービス」)も、図書館の大きな役目の一つなんです。

例えばどんな疑問に応えてくれるのか?
市原市立図書館のレファレンス事例集を見ると・・・

・Q 千葉県の昔の呼び方は、なぜ上部が下総で下部が上総なのか?(10代学生)
 A 『日本の地名が分かる事典』日本実業出版社 ※海路で京都(都)に近いほうが上総。上越・下越も同じ理由

・Q 姉崎妙経寺に小林一茶が来たことがあるということだが、そのときの様子が書いてある資料は?また妙経寺の場所が知りたい(60代・男性)
 A 『姉崎ゆかりの人物』市原市地方史研究連絡協議会

・Q 安来節の踊り方について調べたい(20代・女性)
 A 『日本の民謡集 全曲降り付き17』日本コロンビア カセットにあり

・Q 花田岳葉という詩人の作品〝桂川情歌〟〝蘇生ぶれなる〟という詩について知りたい。またこの人の理念や思想について調べたい。(50代・女性)
 A 1.『歌枕歌ことば事典』等探したが見当たらず
   2.千葉県立図書館にレファレンス依頼
   3.回答 花田岳葉→苑田岳葉と思われ、連城三紀彦の著作『戻り川心中』の主人公で架空の人物と思われる。

スゴイでしょ?事例集はHPに載っていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
私はこれを見て「え、こんなことまで調べてくれるの?資料探してくれるの?」とかなりビックリしてしまいました。

市民の知識・情報を豊かにするためのお手伝いをタダで受けられるのですから、これは利用しない手はないですよね。
実は私、恥ずかしながら忙しいことを理由に最近図書館とはすっかりご無沙汰していました。でも、これからどんどん利用させてもらおうと思っています。
何しろ立場上、調べ物は日常茶飯事ですからね(^_-)。

南市原イルミネーションめぐり

2014-12-27 | 日々のあれこれ
今年も南市原の冬の風物詩・イルミネーション巡りを楽しんできました!

毎年11月の終わりごろからクリスマスのこの時期まで、小湊鉄道の列車内、小湊鉄道沿線の各駅、そして「いちはら市民の森」と、いずれも市民手作りの感動的なイルミネーションが満喫できるんです。
都内のオシャレ~なイルミネーションや東京駅のプロジェクションマッピングもいいけれど、地元市原市だって頑張ってます!

こちらは月崎駅

田舎の小さな駅舎周辺が、おとぎの国に変身!

上総川間駅。田んぼの真ん中にポツンとある無人駅の駅舎も、光でデコレーションされていました。

ここは本当に小さい駅なのですが、特別支援学校の生徒たちが飾りつけを担当しているのでぜひ立ち寄ってほしいんです。
心があったまります。

里見駅では、ちょうどイルミネーション列車に遭遇しました。


そして「いちはら市民の森」。これはもう圧巻です。


ここは、市から地元町会の団体に管理運営が委託されている自然公園です。
幼いころから慣れ親しみ守ってきたこの里山に、多くの人に来てもらって喜んでいってほしい、という地元の皆さんの思いがすごく伝わってくる場所です。
イルミネーションといえば、お隣袖ヶ浦市の「東京ドイツ村」が全国的にも有名ですが、私は「あくまでも地元の手作りでここまでの完成度」と言う理由で、もちろん市民の森に軍配を上げたいと思います。

皆さんもぜひ一度・・・と言いたいところなのですが、
残念ながら今年の点灯は今日まで。
次のお楽しみは来年、さらにグレードアップした光の競演が見られる事でしょう。


ガンバレ東北 ガンバル市原」!

音楽隊のクリスマスコンサート

2014-12-25 | 障がい者
写真は、先日三和コミュニティーセンター体育館で行われた「バリアフリースポーツ&クリスマス会」。
市内のあらゆる障害者団体の共催で、最初は皆でボールを使った簡単なゲームを楽しみました。



第2部は、千葉県警音楽隊によるコンサート。
私は今回初めて聞いたのですが、噂に違わず本当に素晴らしい演奏でした!!


一緒に聞いていた山本友子県議曰く、
「千葉県警はイケメン揃いだし、議会答弁もいつも適確で資料もカンペキ。ファンは多い」
のだそうで(~_~)。

私もすっかりファンになってしまいました(笑)。

「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」など、今年の流行もバッチリ押さえた選曲で、子どもたちも大喜び!
みな思わず前に出て踊りだしました。

写真のこのジェスチャー、何の曲か分かりますか?

そう、懐かしの「YMCA」!!

最後の曲に合わせて現れたのは、お待ちかねのサンタさん。

私たち大人への最高のプレゼントは、子どもたちのこの嬉しそうな笑顔ですね。

NPO法人ゆかいな仲間たちの皆さんが作ってくださったお汁粉も、美味しくいただきました!



さて、クリスマスも過ぎると、気分は一気に大晦日・お正月です。
明日が仕事納めの出勤という方も多いと思いますが、私たちも明日は早朝の駅立ち(八幡宿駅)、事務所の大掃除で、仕事納めとなります(^.^)

きよしこの夜

2014-12-24 | 高齢者
日本の今後の医療・介護の体制を表すキーワード、「地域包括ケアシステム」。
要するに、保健・医療・介護など全てひっくるめ、様々な職種や立場の住民が連携して支えるシステムを地域ごとに構築していこうというもので、政府はこのシステムを、団塊の世代が後期高齢者となる2025年までに作るよう、各自治体に求めています。
この地域包括ケアシステムの要とも言われているのが、「地域ケア会議」という会議体です。市原市ではようやくぼちぼちと各地域で開かれ始めているところです。

私は議会質問で地域包括ケアシステムを取り上げたこともあって、地域ケア会議の実際の様子を知りたいと常々思っていましたが、今日は念願叶って市原地区で開かれた会議を傍聴することができました。

会の主催者は地域包括支援センター。
参加メンバーは、市の担当職員、地域の開業医、警察、民生委員、病院のソーシャルワーカー、セブンイレブン、飲食店、町会長、小域福祉ネットワークなど、実に多彩です。様々な立場の住民が一堂に会し、顔の見える関係を作った上で、自分たちの地域での支援や見守りの方法を一緒に考えていこうというものです。

今日が初回ということで、参加者の皆さんは、まだ自分たちがどういう目的でこの会議に呼ばれているのか呑み込めていない様子でした。
民生委員などから、「自分たちは高齢者支援についてこれまでにすでに話し合いをしている。今さらまた集まって何をしようというのか」という意見が続出し、説明役の市職員もだいぶ苦労されていました。
それでも私は、地域の様々な立場の人々がこうして集まること自体に大きな意義があると感じました。
今日の会議でも、「閉じこもりの高齢者」をテーマに意見交換がなされたのですが、セブンイレブンの社員の方からは、自社の配食サービスを利用した見守り協定の紹介、警察からは、徘徊高齢者の対応について、また飲食店の経営者からは、出前の際に一人暮らしの高齢者の異変に気付いて地域包括ケアセンターに連絡した例など、具体的な話をいろいろと伺うことができました。

本来は、隣近所のお付き合いや声掛けなど関係性がしっかりできている地域であれば、このような会議をそれほど開かなくても済むのでしょうね。
ともあれ、今日はとても勉強になりました。他の地域の会議もぜひ傍聴したいと思っています。


さて、すっかり忘れていましたが、今日はクリスマスイブだったのですね(^.^)。
もうここ何年もツリーやケーキなどのスタンダードなクリスマスのお祝いイベントとは縁がない私ですが、せめてこの日ばかりは教会で静かにお祈りをするようにしています。

写真は京葉中部教会(場所は光の子幼稚園)で行われたイブ礼拝の様子です。


教会には珍いお琴の生演奏。

琴が奏でる「きよしこの夜」。クリスマスの神聖な雰囲気にとてもマッチしていました。



皆さんは、誰とどんなイブを過ごしましたか?(^.^)

薬剤師パワーに期待!

2014-12-21 | くすり
写真は、昨夜開かれた市原市薬剤師会主催の忘年会の様子。



この日は、地域の薬局で働く薬剤師、病院に勤務する薬剤師、それから医薬品卸会社の皆さんが一堂に会しました。
互いに初対面という方も多かったのでしょうが、そこはクスリを扱うプロ同士。和気あいあいと賑やかな会になりました。

でも、こういう集まりって、実はとても画期的な事かもしれません。

ご存知ない方も多いと思いますが、
薬剤師が所属する法人は、薬局等を経営あるいは勤務する薬剤師が所属する「薬剤師会」と、病院等に勤務する薬剤師が所属する「病院薬剤師会」にハッキリ分かれています。
そして通常は、互いに接点がほとんどないのが実態なんです。

しかし、昨今はそうも言っていられなくなりました。
今年6月、団塊の世代が後期高齢者の仲間入りをする2025年問題を見据えて「医療・介護総合推進法」が成立しました。今後日本の医療体制は、入院治療中心から在宅医療へと大きくシフトしていくことになります。
従って、入院中の薬物治療の情報と退院後の服薬情報を共有するべく、病院薬剤師と薬局薬剤師の連携(「薬薬連携」)がとても重要になってくるのです。

この日は「我々薬剤師が力を合わせて、他自治体のモデルになるような活動をしていこう」という話で大いに盛り上がりました。
今回のように、ざっくばらんに情報交換や親交を深める機会が持てたことは、市原市にとっても良かったのではないかと思います。

こちらのテーブル、女子に囲まれ黒一点は、市原市薬剤師会・小野理事長です(^.^)

いちはら子ども議会を傍聴して

2014-12-18 | 議会
昨日定例議会を閉会したばかりの本会議場で開催された「いちはら子ども議会」。

市内各中学校から選ばれた「子ども議員」が、いったいどんな質問を市長や市の幹部に投げかけるのか・・・
傍聴席には、保護者や先生方に混じって私たち議員も座り、その様子を興味深く見守らせてもらいました。

自分たちの身の回りのことから社会全体に関わることまで、テーマは実に様々でしたが、どれもなかなかスルドイ質問ばかりでしたよ。

例えば、
・市原市で昨年11月にPM2.5の平均濃度が基準値を超えたことに関連して、市内の大気汚染の状況や大気汚染対策について
・市のマスコットキャラクター「オッサくん」のアピール方法について
・商店などがない地域に住む高齢者の買い物支援策について
・消費税が8%に上がったが、消費税はどのように使われ、市の財政状況はどのような見通しなのか
・御岳山が噴火したが、富士山が噴火した場合の市原市の対応策は
などなど・・・。

緊張感はビンビン伝わってきましたが、よくまとめられた質問内容に堂々とした登壇、本当に頼もしく感じました。
今回の経験は、子どもたちが議会やまちづくりについて考えるまたとない機会となったに違いありません。

ところで、
私が所属する議会改革プロジェクトチーム・広報班では、子ども議員に急きょアンケートを依頼しました。
今日の様子やアンケート結果は、次回発行の「議会だより 議員の小部屋」で特集する予定です。
お楽しみに(^_^)/

写真は閉会後、議会棟ロビーで記念撮影中の子ども議員たち



余談ですが、
実は昔(5~6年前)、当時市議だった故岡村由美子さんの質問を聞くため、時々議会を傍聴していました。
今日は久しぶりに傍聴席に座ったのですが、なぜか本会議場全体が当時よりものすごく狭く感じられたんです。
これはちょっと不思議な感覚でした・・・。

定例議会は終わったけれど・・・

2014-12-13 | 議会
今日、今年最後の定例議会が閉会しました。

私は最後から2番目の登壇。
前回、途中で時間切れとなってしまったトラウマもあったので、今回はもう最初から飛ばして質問しました。
おかげさまで、特に芸術や歴史遺産といった文化に関する質問の部分は、傍聴者はじめ他会派の議員からもお褒めの言葉をいただいたりして、ちょっとホッとしています。
今日の質問をきっかけに何か少しでも前に進むことがあれば、私の苦労も吹っ飛ぶのですが。

でも一方では、どうしても納得できないこともありました。

私が事前に市側から聞き取っていた内容と、今日の答弁で説明された内容が、全く食い違っていた箇所があったのです。
大した影響がない食い違いならともかく、今日の場合は質問の根本にかかわることだったので、本当に参りました。
あれだけ取材して何度も確認したことなのに、どうして・・・と残念な気持ちで一杯です。

単なる私の勘違いであればいいのですが。


写真は、会派室に差し入れられた栄養ドリンク(^.^)。



何はともあれ、傍聴にいらしてくださった皆さま、本当にありがとうございました!!

本会議終盤。

2014-12-12 | 議会
お久しぶりです。

私の一般質問登壇日まで、あと5日。
なかなか原稿作成の時間が取れずに焦っていたのですが、ここにきてようやく形になってきました。

いつもの事なのですが、
言いたいことを思いつくままにバーっと書いたり、調べて分かったことを原稿に落としたりしていると、本来予定しているボリュームの3倍くらいになってしまいます。

これを半分くらいまでに削るのはまあいいのですが、こっからがシンドイ。
せっかく何日もかけて調べたのになあ、とか、これはいいエピソードなんだけどなあ、なんて所を、泣きながら(?)削っています。
もったいないけど、途中で時間切れなんてことになったら元も子もありませんから。

【小沢美佳 個別質問 (17日(水)11時ごろより)】

 1 予算編成とそのあり方について
   ⑴ 編成に向けた取り組みについて
   ⑵ 編成過程の公開と市民参加について
 2 地域の見守り・支え合いについて
   ⑴ 地域福祉の拠点づくりについて
   ⑵ 認知症対策について
   ⑶ 障がい者も共に生きる地域づくりについて
   ⑷ 災害時要援護者支援について
 3 誇りと愛着が持てるまちづくりについて
   ⑴ 芸術が生きるまちづくりについて
   ⑵ 文化遺産が生きるまちづくりについて

お時間の許す方は、ぜひ傍聴にお越しください!(^.^)

皆さんの応援が励みになっています


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