市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

障害があってもなくても、レッツスポーツ!

2014-02-24 | 障がい者
ついこの間オリンピックが始まったと思ったら、もう閉会なんですね。
議会中のためにあまりじっくり見ることができなかったのですが、数々の感動シーンはしっかり目に焼き付いています。

さていよいよ次はパラリンピック。3月7日から、こちらも引き続き注目しましょう!

・・・ということで、
本会議では今回障害者スポーツの推進について質問します。

写真は先日調査のために伺った、バリアフリースポーツ教室」でのボッチャ競技の様子。

サンハートの体育館で、毎月行われています。

市原市には、公益財団法人日本障害者スポーツ協会が公認する障害者スポーツ指導員の方が48名いらっしゃるそうです。
この日もそのうちの何名かの方が、ボランティアでサポートや指導をしてらっしゃいました。


それからもう一つ。皆さんは「アンプティサッカー」という競技をご存知でしたしょうか?
病気や怪我などで足や腕を切断した選手が、クラッチという杖を使ってプレーするサッカーです。

日本で本格的に始まったのは4年前で、協会の組織は昨年NPO法人化されたところです。
協会のスーパーバイザーは、あのセルジオ越後氏。
国内での歴史はまだ浅いのですが、関東ではここ市原市も拠点の一つとして、徐々に広がりを見せようとしています。昨年から、選手団が何度も市内を訪れて、学校や競技場で試合のデモンストレーションを披露したり、実際に子どもたちとゲームを行ったりしているんですよ。

こちらがその時の映像です。



初めて目にする方も多いと思います。どんな感想を持たれたでしょうか・・・?

日本アンプティサッカー協会 理事の関根雅男さんと。


お話を詳しく伺いたいのですが・・・と恐る恐るお電話させていただいたところ、「ではそちらに伺います!」と二つ返事でわざわざ都内からいらして下さって、恐縮してしまいました(>_<)。
選手や関係者の皆さんのこんな熱い思いが、市原から日本中に伝わりますように・・・。

真央ちゃんのように

2014-02-22 | イベント
昨日未明のソチオリンピック、浅田真央ちゃんの演技は本当に感動しましたね。
期待されていながらメダルを逃してしまったにもかかわらず、見終わった瞬間に心から「良かった」と思えるなんて、私はこれまで経験したことがありませんでした。
「目の前のジャンプを、とにかく一つ一つクリアしてく事だけを考えた」
との真央ちゃんのコメントを聞いて、
よし、私もこれから真央ちゃんのように、強い気持ちで目の前の課題を丁寧に一つ一つクリアしていこう・・・と思いを新たにしました。


さて今日は、いちはら市民ネットワーク第24回定期総会だったんです。
総会の後の講演会は、「人はなぜ病気になるのか そして治るのか」。講師は東明堂石原鍼灸院院長の石原克己先生です。





石原先生は、市外・県外からも先生を頼って来院する患者さんも多いという、日本鍼灸界の重鎮でらっしゃいます。西洋医療に頼りすぎず、体が本来持っている力を引き出しすという理論は、大いに共感するところです。
先生のネームバリューと人々に関心の高い話題ということもあってか、今日は大勢の方に参加していただきました。
事務所スタッフの皆さんもお疲れ様でした。感謝!

最後に山本友子県議と記念撮影。「皆さま、今年度もよろしくお願いします」

*余談
最初は普通に立ち姿でカメラに収まろうとしたのですが、
二人の背丈があまりにアンバランスで構図が撮りづらいと、このように椅子に座っての撮影と相成りました・・・(^_^;)

通告って、難しい・・・

2014-02-18 | 議会
今日は、定例議会一般質問通告の締切日でした。
今回の通告内容は、こんな感じです(^^)

1.個々に尊重しあえる社会の形成について
(1)男女共同参画に関する施策について
(2)庁内及び学校現場における男女共同参画を推進する取り組みについて
(3)男女共同参画の視点に立った予算について
2.教育行政について
(1)いじめ防止対策について
(2)土曜日の教育活動について
(3)障がい者スポーツの推進について

通告って、文字数はたったこれだけですけど、言葉選びにものすご~く神経を使うんですよ。
行政側は、まずはこの通告からどの部署が答弁するのかを判断しますし、質問内容が通告から外れることは原則許されません。
例えば、教育行政のところで、いじめ防止の話のついでに体罰の話を持ち出そうとすると、関連して軽く触れる程度はまあ許されるかもしれませんが、突っ込んで聞こうものなら「その質問は通告外です」と議長に止められてしまうでしょう。

ですから、毎回ギリギリまで悩んで提出するのですが、その後で「しまった、こっちの表現にすればあのことにも触れられたのに・・・」と後悔することも一度や二度ではないのです(^_^;)

ともあれ、今回もこれからまた苦しみながら、質問を組み立てていきます・・・。


写真は、先日ブログでご紹介した、市原市の難読地名をデザインしたお酒「廿五里(ついへいじ)」。
議員会役員会の際に見本が回ってきたので、パチリ。

明日からできる災害医療対策

2014-02-15 | 健康・医療
今朝の千葉日報の一面トップ記事は、千葉県が災害用医薬品の備蓄を17年ぶりに見直すという内容でした。
すでに臨床に使われていないものを削除したり、鎮痛剤の座薬を子どもにも使えるものに変更したりなど、現在の医療水準や実情、応急用・緊急用の区別などを改めて整理するようです。

私は市原市の地域保健医療協議会の災害医療専門委員会委員なのですが、現在、委員会では「災害医療本部」の設置について協議しているところです。
災害医療本部では、「災害医療コーディネーター」を中心に、市内の被災状況・医療機関や避難者などの情報収集や分析を行って、来援する医療チームを適切に配置調整する役割を担います。

幸い市原市には、災害救急医療の経験と知識が豊富なドクターが何名もいらっしゃるので、本当に心強い限りです。
もちろん委員会は、それらそうそうたる顔ぶれのドクターがメンバーでいらっしゃるので、会議の議論は毎回白熱。救急医療現場の興味深いお話が飛び出すこともしばしばです。

この間は、H先生がこんなことをおっしゃっていました。
「明日からできる災害医療対策
40歳を過ぎた人は、破傷風のワクチンを受けましょう。
東日本大震災後の1か月間、被災地では破傷風の発生が10例ありました。それ以前の10年間では5例だったんです。
破傷風は、一人出ればICUが1、2か月は占拠されてしまいます」

確かに、破傷風ワクチンって効果は10年間とされているんですよね。
ほとんどの方が子どもの頃に受けたきりではないでしょうか・・・。



さて、話はガラッと変わって、、
昨日は2月14日、バレンタインデーでしたね。何となく、例年より盛り上がりに欠けていたような気がしているのは、私だけでしょうか?
私はもちろんチョコレート、買いましたよ。洋服の引き出しの奥に、うま~く隠しておいたんですけど。

この間見たら、ほとんど長男に食べられてしまってパッケージしか残ってませんでした・・・。

見事にやられたー(+o+)
どうしていつもすぐにバレちゃうんだろう??

金よりも知恵を出す

2014-02-13 | 財政
昨日、来週から行われる定例議会に先立って、議案や予算案などについての議員向けの説明会がありました。

その時渡された、133ページからなる来年度の当初予算案の概要。


今日改めて目を通したのですが、年々内容がわかりやすく丁寧になっているという印象を受けました。
議員の負託を受けて3年目、自分も多少見慣れてきたせいもあるのかもしれませんが、そのことを差し引いても、「理解してもらいたい」という担当者の想いが伝わってくる気がするんです。
昨今の財政状況の厳しさや情報公開の流れが背景にあるのかもしれませんね。

さて、来年度の市の財政は、国が「景気は緩やかに回復しつつある」としてはいるものの、海外景気の下振れや消費税率の引き上げなどの要因でとても流動的で、予測が非常に困難だったようです。
臨海部の大手企業などから入る法人税はちょっぴり増えるだろうけれど、子ども医療費や生活保護費など福祉にかかるお金がそれ以上に増えるので、貯金をかなり取り崩さなければならないというようなことが書いてありました。
市原市は昨年、市制50周年にして初めて地方交付税の交付団体となりました。これは要するに、今まで受けてこなかった国からの仕送りを初めて受けるようになった、ということです。自前の収入では不足が生じるようになったためで、今後も市の財政は厳しい状況にあることが想定されます。
無駄を省いた効率よい行政運営と、議会のシビアなチェックの目がますます求められる時代ということです。

さて、そんな厳しい状況の中、予算案書では「ゼロ予算事業」も紹介されていました。
来年度の新規事業を拾ってみると・・・

アリオ市原の店舗内のデジタル広告に市の情報を紹介してもらう
・商工会議所や観光協会と連携して「いちはらの名産品」をPRする
鶴舞桜ヶ丘高校の生徒に、同高で栽培する農産物を使ったメニューを考案してもらい、それを協力店で販売することで、市民に地産地消をPR
・警察と連携して、振り込め詐欺の被害対策として、迷惑電話を拒否する「迷惑電話チェッカー」を市民に無料貸し出し
・学校での食物アレルギーによるアナフィラキシーショックについての研修会の実施
・英語の体験的な学習活動としてイングリッシュキャンプを実施

など。
もっとも、人件費はかかっていますから、厳密にいうと「予算ゼロ」ではないのですが、「金よりも知恵を出す」という精神で取り組む事業です。
こうしてみるとやはり地域の諸団体との連携・協力が大きなカギですね。

これら来年度予算案の審議は、定例議会後半の3月中旬に行われます。

最高の贈り物

2014-02-11 | キャラバン隊
この前キャラバン隊いちょうの公演を行った八幡中学校1年生の皆さんから、思いがけないプレゼントが!


クラスごとのお礼の寄せ書きです。

もうビックリするやら嬉しいやら・・・。
さっそく事務所に持って行って、キャラバン隊いちょう代表のYさんとパチリ。


地道に続けていて本当に良かった。こちらこそ、ありがとう!

「いちはら議会だより」に注目!

2014-02-10 | 議会
今朝の新聞折り込みの「いちはら議会だより」、市民の皆さんはもうご覧になりましたか?

市原市議会事務局が年4回発行している情報誌なのですが、今回注目してほしいのは、5ページの大きな表です。


ちょっと見にくくてすみません(^_^;)
議案や請願の議決結果(会派ごとの賛否)が○×で一覧に表されているのが、お判りでしょうか。

今や多くの自治体では当たり前に行われているこの情報公開、今回やっと市原市でも取り組まれたところです。
周りの様子をきょろきょろ見渡してから自分たちも・・・という感が否めないでもないのですが、
ともかく一歩前進です。

それから、最終ページはもうすっかりお馴染みの(?)「議員の小部屋」。議員自らが編集しています。
いちはらアートミックスの記事は、私が担当しました(^^)。


今回私が面白いな~と思ったのが、「議員リレーコラム」で塚本議員が紹介されている、市原の名産品プロジェクトの話題。
皆さんは、次の漢字が読めますか?どれも市原市の地名なんですが・・・。

「飯給」 「海士有木」 「不入斗」 「廿五里」

名産品プロジェクトでは、この漢字をお酒のラベルにデザインして売り出す予定なんですよ。
市原市は、不思議と読みにくい地名がたくさんあるよね、というころから生まれたアイディアだそうです。発売が楽しみですね♪

因みに正解は、順に 「いたぶ」 「あまありき」 「いりやまず」 「ついへいじ」 です(^^)/

悲喜こもごも

2014-02-09 | 日々のあれこれ
記録的な大雪となってしまいました。。
皆さま、怪我などトラブルはなかったでしょうか?
(怪我よりもむしろ雪かきで腰を痛めた、という方が多いと思いますが・・・(^_^;))

昨日は、次男坊が都内で大学受験でした。
試験は何とか終え、千葉市までは帰ってこれたのですが、そこで足止めを食らってしまい、家にたどり着いたのは夜中の一時過ぎ。
幸い次男は今日は休みだったのですが、二日連続で今日も試験がある受験生はどんなにか大変だったことでしょう・・・。
一昨年、東大が秋入学制度の検討を発表して話題になりましたが、今回みたいな事態に遭遇すると、入試の時期もどうにか検討してほしいと思ってしまいます。2月はインフルエンザも流行しますしね。

因みに、明治時代の大学創立期から40年以上は秋入学だったんですね。国の会計年度に合わせるために、大正11年に現在の春入学に変わったのだそうです。
留学などのグローバル化に対応するため、秋入学復活の動きが出てはいるのですが、採用試験や国家試験の時期との調整など多くのハードルがあって、一朝一夕には進まないようです。


さて、先ほどボ~~っとスマホを眺めていた次男が、突然「うっそー!!」と珍しく大声を挙げました。
どれどれと覗いてみると、落ちたとばかり思っていた大学の合格通知でした。
とりあえず、良かった(^^)。

そして、TVからは都知事選速報のニュースが。
やっぱり舛添候補なのね。。
脱原発で候補者を一本化すれば、勝っていたかもしれないのに。お天気にもそっぽ向かれたかな・・・。

ソチオリンピックも気になります。
上村愛子ちゃん、よく頑張りました!


女性の活用

2014-02-08 | 日々のあれこれ
ブログを書こうと思っていたのですが、ついうたた寝をしてしまいました・・・。
こたつのぬくもりは本当にヤバいです(笑)

で、今朝起きたら予報通り雪景色でした。
今も雪の勢いは増す一方。
この前、車の定期点検で「タイヤにひびが入っている。溝も減っている」と交換を進められたのですが、放置しているんです(^_^;)。今日は家でおとなしくしていよう・・・。
やっと集中して議会準備ができるかも??


さて、昨日は教育委員会の臨時会を傍聴しました。
大津市の中学生いじめ自殺事件をきっかけに、制度改革の議論が進行中の教育委員会。
市の教育行政を理解するうえで、定例会の傍聴はとても有効なツールなので、私は極力行くようにしています。
昨日の会議の大まかな内容は今年度の補正予算や来年度予算についてでしたが、委員からの質問もなかなか鋭く、とても勉強になりました。

市原市の教育委員は、現在、5名中2名が女性です。これはかなり画期的なことだと思います。
やはり、意思決定の場に女性の視点・母親の視点がバランスよく加わるのはとても有益だと、実際会議を聞いて実感しているところです。

現在市原市では、住民が加わる審議会などの委員に占める女性の割合は23.6%です。
平成18年度は20.9%でした。その時に立てた目標値は「平成27年度までに40.0%」。
ゴールははるか彼方に・・・といった現状ですね(^_^;)

政府は、女性の力が日本の未来のカギを握っているとして様々な施策を進めようとしています。話を聞いていると、どうも経済発展のための女性利用という側面ばかりで、女性が自身をよりよく活かすためという男女共同参画の視点が弱いのがちょっと気にはなりますが、方向性としては大いに賛同するところです。

間もなく始まる議会では、この男女共同参画について、様々な角度から質問したいと思っています。

通信完成!

2014-02-06 | お知らせ
いちはら市民ネットワーク通信」NO.94が完成しました。
もうすでに朝の駅立ちで配布していますし、今後はボランティアの皆さんの力もお借りして、順次ポスティングしていきます。

一面は、昨年末に強行採決で成立した特定秘密保護法の特集。山本友子さんの3コマ漫画が見所です。
二面は、私のページ。12月市議会の報告です。毎回、簡潔に書くのに苦労しています。ついあれもこれもと詰め込みたくなるんですよね。
三面は、新シリーズ「この女性(ひと)に聞く」。市原市で生き生きと活動している方にスポットを当てたインタビュー記事です。
四面は、山本友子さんの県議会報告。今回は、八幡に建て替えが決定した千葉県消防学校、閉院した東金病院医師団の鶴舞循環器病センターへの異動、福祉施設の虐待死事件など、とても興味深い話題が満載です。

毎回、議会が終わるたびに苦しみながら原稿を書き、何度も何度も編集会議を重ねてやっと生まれる通信です。
一人でも多くの市民の皆さんの目に触れてほしい!
そして、感想などいただけるとなお嬉しい!!

写真は、先週永田町の衆議院議員会館で開かれた勉強会の終了後、
外に出たらライトアップがちょっとオシャレだったので、思わずパチリ(^.^)

皆さんの応援が励みになっています


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