6月議会の一般質問で、
主に精神障害がい者等の支援を行う地域活動支援センター3型(略して3型)について取り上げました。
市内には現在2カ所あります。
自宅に引きこもりがちな当事者にとっては
決まった日時に通うとなるとハードルが高く感じることも多いのですが、
3型は他の支援施設に比べて自分のペースで通いやすいので、
社会に踏み出すはじめの一歩として、その意義はとても大きいと思います。
その3型事業を行っている「福祉ハウスふわふわ」(八幡)を、昨日小出市長が訪れました。
市長訪問のきっかけは、
以前ひきこもりの家族会「かめとうさぎの会」の皆さんが市長と面談した際に、
ふわふわを利用している一人の青年が
「市長、ぜひふわふわに来て下さい!」と捨て身でお願いしたところ、
市長が二つ返事でOKして下さったのです。
以来、一同この日をとっても楽しみに待っていました。
最後はサイン会になったりして(^^ゞ
市長等が次に向かったのは、車で10分ほどの住宅街の外れにある「はなれ ふわふわ」(菊間)。
ちょっと隠れ家的な雰囲気です。
こちらでは市の事業を受託して、引きこもりの方が思い思いに過ごせる居場所を提供しています。
竹細工をしたり、外の畑で農作業をしたり、
寝転んで漫画を読んでも、筋トレしても、麻雀してもよし。
一見平和で穏やかに見えますが、
その裏にスタッフの大変なご苦労や運営の厳しさがあることは言うまでもありません。
スタッフが自宅まで粘り強く訪ねて、ようやくここまで通えるようになるのです。
当然人手や資金がもっと必要でしょうし、市内にこうした居場所を増やしていく必要があります。
市長には、貴重な現場を実際に確認して当事者とも直に触れ合って頂いて、
本当に良かったと思います。
こういった福祉事業が安定して継続できるよう、行政の更なる支援を期待しています!