市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

助産院を訪ねて

2023-03-31 | 子ども
助産師は英語でMidwife(ミッドワイフ)。「女性に寄り添う」という意味だそうです。

北国分寺台の住宅街の中にある端生助産院さんを訪ねました。


助産師の正林さん。
現在は分娩介助は行っていませんが、母乳相談や産後のお世話、育児相談などで
今もたくさんのママ達の駆け込み寺となっています。


生まれたての赤ちゃんって、とっても美しいピンク色をしているんですって。
「瑞々しく生まれる」から、瑞生(みづき)助産院と命名したのだそうです。

私などは、なんとなく血まみれで生まれてくるイメージが強かったのですが、
それは会陰切開をするからなのだそうです。

助産院では、赤ちゃんの呼吸とお母さんの呼吸、互いのタイミングに合わせて、
ゆっくりゆっくりお産を進めていくので、会陰が裂けることもないから、切開する必要は無し。
だから綺麗な身体で生まれてくるのだそうです。
自分は三回もお産をしたけど、そんなこと知らなかった・・・(^^ゞ

今回お話を伺って、助産師が妊娠や出産だけではなく、命や性についての講座を開いたり、
月経・不妊の相談・新生児ケア・母乳マッサージ・産後ヨガなど、
女性の一生をトータルでサポートする専門家として、
とても重要な役割を果たしていることを知りました。

正林先生、素敵なお話をありがとうございました!

因みに、市原市内の助産院は、
こちらの瑞生助産院さんと、
能満に助産院アロマ・バースさんがあります^^

超党派で保育現場の生の声を聞く

2023-03-30 | 子ども
千葉県議会議員選挙の告示も明日に迫り、
周囲は何かと慌ただしい雰囲気ですが・・・

今日は、市原市議会女性議員の会「こすもす倶楽部」のメンバー6名で、
市内の私立の認定こども園や保育園、小規模保育園の関係者の皆さま13名との懇談会を開きました。

保育士不足、外国人や障害児など支援が必要なお子さんやそのご家庭への対応、
行政との連携、少子化が進む社会における保育施設のあり方など、
現場ならではの貴重なご意見をたくさん頂戴しました。

これは絶対に「聞いて終わり」にはしませんよ。
懇談会終了後、女性議員の会でさっそく今後に向けた動きについて打ち合わせを行いました。
今後も、このような意見交換の場を継続して持ちたいと思っています。

写真は、クリスマスローズ「ホワイトプリマドレス」。
今年はたくさん咲きました♪


市原市で新たに稼働!汚泥をエネルギー資源へ

2023-03-28 | 環境
議員の有志7名で、
臨海部にある汚泥再生処理センターと終末処理下水汚泥固形燃料化施設を視察しました。
両施設とも、4月からピカピカの本格稼働です^^

こちらは老朽化により新たに整備された、汚泥再生処理センター。
バキュームカーで運ばれたし尿や浄化槽汚泥を、ここで受け入れています。


脱水したのち、水分は希釈して下水道本管へ。
汚泥は、ゴミを燃やす燃料に利用されます。
建設費用は27億3千万円。
運営委託費用は年平均3億7千万円です。

熱心に質問する森山さん^^


そして、同センターの目と鼻の先にあるのが終末処理下水汚泥固形燃料化施設。
こちらは下水汚泥を乾燥して固形燃料にする装置です。
なんでも、政府のプロジェクトにも採用された最新の技術を導入した本格稼働としては、
日本初なんですって。





こちらが乾燥燃料。ほぼ無臭でした。


こちらの施設は、民間に設計から運営まで一括して委託しています。
設計建設費用は約26億6千万円。
維持管理運営費用は年平均約4億円、20年間の契約です。

私たちが毎日出しているおしっこやうんちの行く末。
普段はなかなか気にすることはないと思いますが、
今や最新技術でエネルギー資源に生まれ変わっているのですね。

両施設とも一般の見学も受け入れるとのことですので、
興味のある方は申し込んでみては如何でしょうか。

マイナ保険証の波が来た!

2023-03-27 | 健康・医療
久し振りに薬局勤務に出たら、
受付にマイナ保険証の読み取り機(カードリーダー)が設置してあってちょっとビックリ!



この日はマイナ保険証を使う方はほんの数名で、特に混乱は無かったけれど・・・

医療DX(デジタル化)のスピードが恐ろしく速い。

これまでの保険証を使うと、マイナ保険証よりも初診で6円高くついてしまう。
そんなところにも政府の圧を感じる。

来年にはこれまでの保険証は廃止されるそうだけれど、
強引に進めたら、お年寄りなど困る方も多いのではないだろうか。
紙の保険証であれば窓口で渡すだけで済んだのに、
マイナ保険証は自分で機械を操作しなければならない。

システムが故障したら、どうなってしまうのだろうか。

不安は尽きないけれど、そんなことはお構いなしなのですね・・・

障害児の子育ての困りごと、どーする?

2023-03-26 | 子ども
子育てママを応援する「ほっこりーの市原」さんが、
市原市とのコラボでまたまた意欲的なイベントを開催しました!

困りごと、どーしたら解決するの?意見交換会


「ほっこりーの市原」さんは、日頃からあらゆる子育ての悩みを聞く中で、
特に障害児を育てているママ達の深刻さを目の当たりにしてきました。

それでも表に出てきてSOSを発信できるママはまだ良いかもしれない。
それすらもできずに子どもと孤立している家庭はきっと多いことでしょう。

そんなママ達が気兼ねなく集えて相談もできる場をつくろうと、
ああでもないこうでもないと活発な意見が飛び交っていました。

参加者が車座になって、市の職員も交えて。
さぁどうする家康?状態(笑)


不安だらけのママ達に一番必要なのは、社会とのリアルなつながり。
自分だけで抱え込む必要はないんだ、という安心感だと思います。

次回のイベントに乞うご期待!

最後の定例議会

2023-03-24 | 議会
昨日、定例議会が終わりました。
最終日は、来年度当初予算を採決して終わり・・・の予定でしたが、
急きょ追加議案が提出されたので、その審議・採決も。
中身は、来年度のコロナワクチンの接種に関する補正予算でした。
とりあえず来年度いっぱいまでは自己負担なしで接種できます。
(重症化リスクが高い方は年2回、その他の方は年1回分)
要介護2以上の方などの接種会場までのタクシー料金の助成も、引き続き行われます。

さて今回の当初予算案は、
人工呼吸器が必要な方への災害時のための非常用電源の購入補助や、
母子保健に係る支援メニューの見直し、家庭児童相談員の増員、
外国にルーツを持つ子どもへの日本語学習の支援、
ヤングケアラー支援体制の強化、生活に困窮する家庭の子どもへの学習支援の強化など、
私たちがこれまで求めてきた施策がたくさん盛り込まれていたこともあって、賛成しました。

写真は採決の様子です。


さ~これで、今期の定例議会はすべて終わりました。
市議の任期はあと残り3ヶ月弱ありますが、これで議会としては一区切り。
森山さんと、これまでよくガンバッタね~と称え合いました。軽くですが笑



とらえ方を変えるには

2023-03-19 | 障がい者
八幡宿駅東口のほど近くにある「ふわふわ」さん。
主に精神障害を抱えた方々のための就労訓練所であり、居場所でもあります。

こちらで月1 回開かれているカウンセラーの若林先生による心の講座。
今回は「とらえ方を変える」でした。



かのエジソンは、700回失敗したことについて
「失敗なんかじゃない。上手くいかない方法を700通り見つけただけだ」
と言ったそうな。

同じつまずきでも、
誰かのせいにしてイライラするか、
クヨクヨして落ち込むか、
同じ失敗を二度とすまいと考えて気持ちを切り替えるか、
考え方一つで行動も変わるし、それによって人生も変わっていくのでしょうね。

でも、考え方の癖ってなかなか修正できないですよね。
そこが難しいところです。

若林先生は
何かイヤなことがあった時に『〇〇だけれども、そのおかげで〇〇』と唱えてみよう」
魔法の言葉を教えてくださいました。
例えば「病気になったけれども、そのおかげで他人の気持ちがよく分かるようになった」とか。

こちらの講座の醍醐味は、若林先生とふわふわの利用者さんとの質疑応答の場面です。
私なんかだと「大勢の前でこんなこと聞いちゃ恥ずかしいかな」と躊躇してしまうようなことでも、
皆さん感じたことをご自分の体験を交えながら素直にぶつけるので、
聞いていてハッと気づかされることがとても多いのです。

このときも、利用者と思われる若者がハイと手を挙げて
「僕は『自分は障害者だけれども、そのおかげで・・・』とはまだとても思えません」
と正直な意見が出て。

思い起こせば私も、子どもに障害があると分かってから、
「この子に障害があるおかげで・・・」なんて前向きに考えられるまでに、何年かかっただろう。
でも、この魔法の言葉を胸に刻んでおけば、いつかきっと道は開けるよ、
と思わず彼に話しかけてあげたくなりました。

それにしても、精神障害を抱えた方々がこうして自分の内面を見つめ、
意見を出し合いながら学ぶ機会が持てるなんて、本当に素晴らしいことですよね。

とってもお薦めの若林先生の講座は、どなたでも気軽に参加できます。
毎月第3木曜日の13:00からです。
詳しいご案内は、ふわふわさんのサイトでご確認くださいね。

予算審議の出番を終えて

2023-03-13 | 議会
今日は予算審議の中の個人的な大一番、総務分科会でした。
発言の持ち時間が決まっている(私の場合30分)ので、
時間を気にしながら焦りながらの質疑。
言いたいことがちゃんと伝わらなかった部分もあったかもしれない。。
まあ、何度経験しても反省だらけです。

明後日は、本会議場で森山さんが会派を代表して意見陳述を行います。
今日も、その陳述内容に反映すべく、最後まで傍聴していました。
あともう一踏ん張り。

写真は、終了後に戻った会派室の窓から見た景色。




職場で困ったら

2023-03-12 | 労働
労働相談を受けているユニオン市原の会議。
雇い止め通告を受けて相談に来られた方の事例を皆で共有しました。
その中でちょっとビックリしたのが、
団体交渉を申し入れたら、相手の弁護士からオンラインでの開催を提案されたと。
「とんでもない、団体交渉は直接相対で行うもんだ!」と突っぱねたとのことですが、
それにしても、コロナ禍を経て団交までオンライン化とは・・・(^^ゞ

あなたも、
サービス残業をしていませんか?
請負や派遣のトラブルはありませんか?
突然解雇すると言われて困っていませんか?
イジメやセクハラ、労働災害に遭っていませんか?

労働者が同じ仲間としてボランティアで相談を受けています。
本当に親身になって丁寧に対応してもらえますよ。
職場でお困りの方はぜひこちらへ。



NPO労働相談室 市原支部
℡:0436-63-4056
Fax:0436-21-5473
Mail:i.rodosodan@gmail.com

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