市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

新しい年に向かって

2019-12-31 | 日々のあれこれ
窓ガラスを拭き掃除しながら、たまたまTVで「義母と娘のブルース」をやっていて・・・
つい夢中になって最後まで見てしまった。
昨年ヒットしたドラマですが、自分はドラマは滅多に見ないので・・・綾瀬はるか、素敵な女優さんですね~
久しぶりにボロボロ泣いてしまいました。MISIAの歌がまたズルいほど感動的。

周りがどうあろうと、不器用でも自分が信じた道をひたむきに突き進む。
これ、来年の私のテーマの一つにしよう。ちょっとクサいけど(笑)。

2019年は、個人的にも選挙や三度の大災害など、激動の一年でした。
こういう時って、自分の未熟さや無力さを嫌というほど突き付けられるものなんですね。

でもその一方で、今年も様々な方との出会いがあって、皆さんにはいつも支えられてきました。
一年間、本当にありがとうございました。

新しい年が、皆さんにとって希望に満ちた明るいものでありますように。

良いお年をお迎えください。




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今年も残すところあと1日。

2019-12-30 | 日々のあれこれ
今日は、知人のご実家のお餅つきイベントへ。



おそらく昔は杵と臼だったのでしょうけれど、今は30人以上と大勢集まるようになったので、餅つき機で。
つきたては、あんこでも大根おろしでも黄な粉でもお好みで。
残りは手早くのし板に広げていきます。









つきたてのお味はやっぱり最高ですね。みんなでワイワイも味わいのうち。
毎年呼んでくださって本当にありがとうございます♪

「産後うつ」を防ぐために

2019-12-29 | 子ども
厚労省が、妊婦健康診査の公費負担の状況について調査した結果を公表しました。
昨年4月現在の公費負担額は、全国市区町村の平均で妊婦一人当たり平均10万5734円。
因みに、県平均は10万1573円。最も高い石川県は13万7813円。けっこう差があるものなんですね。

そこで市原市はどうなのか、市のネウボラセンターに聞いてみました。
助成額は14回分全て合計すると、10万1000円。平均よりやや低めといったところでしょうか。受診する病院や診査内容にもよりますが、大体1000円~3000円は自己負担しなければならないようです。

ついでに、市が今年10月から独自に始めた産婦健診の助成事業についても聞いてみました。
助成内容は、目安として産後2週間と1カ月後の2回分、各5000円まで。
身体の診査にメンタルチェックをプラスして、市が医療機関に委託しています。(委託外の医療機関でも申請により還付されます)

実は、この助成事業の真の目的は、子育ての経済的負担の軽減ではなくて、このメンタルチェックにあります。
ネウボラセンターにフィードバックされた診査結果をもとに、心配な方には保健師が電話や訪問で確認し、産後ケア事業につなげるという仕組みです。

近年、産後うつ病などの周産期のうつが、妊産婦の1割前後と高頻度で発症していることが広く知られるようになってきました。
(そう言えば私もあの時はそうだったかも・・・うちの奥さんも・・・と思い当たる方も多いのでは?)
妊産婦の定期健診でスクリーニングして、早めに支援につなげることで重症化を予防できるし、子どもへの虐待も防ぐことができます。

市原市は、県内でもいち早く産婦健診の助成に踏み切ったんだそうです。これは素晴らしい!!
因みに、他に県内では我孫子市・船橋市・浦安市・佐倉市が取り組んでいます。

写真は、お気に入りのビオラ「エッグタルト」。


大人気でなかなか手に入らないブランドビオラです。ブランドといっても500円くらいだから、カワイイ贅沢でしょう?
前々から欲しかったので、千葉市の園芸ショップで1ポットだけ残ってたのを見つけ、すかさずゲットしました。
ネーミング通り、ゆで卵の黄身のようなイエローに縁のホワイトのフリフリがとってもキュート♪

そう言えば、私がガーデニングを好きになったのは、子どもを産んでからでした。
花や緑たちには、ずいぶんと癒されてきたな・・・。


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市原市議会の議場はバリアだらけ?

2019-12-27 | 障がい者
2019年の出来事で、個人的にとても印象深かったのが、7月の参院選で重度の障害がある国会議員が2名誕生したこと。

国会では、車いすのための議席を改修したり、スロープを設けるなどバリアフリー化が進められました。
その他にも、働きながら介護を受けられる仕組み作りや、公共施設などのバリアフリー基準の見直しなど、当事者の発信力はやっぱりすごいものがありますね。
障害者と社会とのかかわりも、これからどんどん変わるかもしれない。期待が膨らみます。

私も森山さんも、当事者ではないけれど家族に重度障害者がいて、そのことが議員を務めるきっかけとなりました。
改めてその役割の重さを感じると同時に、自分たちにしかできない発信をしていきたい、と思いました。
背中をドンと押してもらった気がします。

ところで・・・
国会はバリアフリー化が進みましたが、市原市議会の議場はどうでしょう?
傍聴されたことのある方はご存知かと思いますが・・・ぜひご覧ください!

議長席側から見ると、こんな感じ。2階が傍聴席です。
こうしてみると、天井がやたら高いですね~


議員席側、段差だらけ。もちろん車いす不可。


執行部席側も、段差だらけ。


傍聴席も、段差だらけ。しかもメチャメチャ窮屈!




それでも一応車いすスペースはあるんだ!良かった良かった。


・・・ってか、傍聴席に行くまでに階段を上るしかなかった!あちゃちゃ・・・。


車いすの方が傍聴に来たら、職員が担いであげるしかないんですって。
47年前の建設当時はかなりモダンなデザインと言われてたそうだけど、バリアフリー感覚はゼロ。そんな時代だったのか。

今、市は議場も含めた庁舎の建て替えを検討しています。
公共施設は誰のものでもない、私たち市民の財産。
市民皆が使いやすい施設にしていくために、障害者の声はやっぱり必要ですね。


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年末恒例

2019-12-27 | 日々のあれこれ
市民ネット事務所の年末大掃除。
昨年意に反して(?)ウケた、昭和の白い割烹着を今年もスタッフのYさんから借りて。



「珍しいくらいに割烹着が似合わない!」
「意外に色っぽい??」
と、皆に散々からかわれました(笑)。

事務所は27日から1月5日まで年末年始のお休みになります。


こちらは、15日に五井にオープンしたばかりの「肉とワイン HUNGRY」で。
気の置けない友人たちと、久しぶりに乾杯しました♪
12月議会、頑張ったご褒美に。






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子どもたちにとっていつでも「おかえり」がある「みんなのいえ」

2019-12-24 | 子ども
「自立援助ホーム」とは、中学卒業から20歳未満(学生は22歳まで)で、虐待などで家庭で暮らすことができなかったり児童養護施設を巣立ったりした子どもたちが暮らす施設です。

先日、市内青柳にある自立援助ホーム「みんなのいえ」を運営しているNPO法人光と風と夢の代表・小倉さんと、「みんなのいえ」で暮らすAくん(19歳)からお話を聞く機会がありました。



「みんなのいえ」は3年前にスタート。男子6名定員で、現在5名の青年たちが暮らしています。

お話してくださった小倉さん

児童福祉制度や市原市の虐待の状況、「みんなのいえ」の様子など、盛りだくさんの内容。
データも交えてわかりやすく教えてくださいました。

公費は一人当たり月額1万円のみという厳しい状況ですが、クラウドファンディングも活用して、
「資格を取りたい」
「富士山に登ってみたい」
など、子どもたちのチャレンジも後押ししています。

その他詳しくは、こちらの小倉さんへのインタビュー記事のサイトをぜひご覧ください
自立援助ホームで働きながら自立を目指す若者に、心から安らげる「安全地帯」を

続いて、「みんなのいえ」開所当時から入所しているAくんからもお話を聞きました。
物心ついたときから「殴られた記憶しかない」。
周りの大人にも、学校の先生にSOSを発信しても、気づいてもらえなかったそうです。

どうしたら世の中の虐待を減らせると思う?という質問には
「子どもよりも親へ支援してほしい。親に足りないのはお金と時間」。
親に対しては「憎さと感謝」という相反する気持ちを抱えながらも、
「自分は一人では生きていけない。周りの支えがあって生きている」
と迷うことなく前を見据えて語るAくんの姿に、胸が熱くなりました。

将来の夢は「自立して車を買いたい」。レーサーになりたいのだそうです。
彼の未来に心からエールを送りたいと思います。

そして、今も市内のどこかで苦しんでいる子どもたちや、その子どもたちを懸命に救おうとしている方々のために、私も少しでも力になりたい。
全ての人々に、幸せなクリスマスが訪れますように。

突然、公共施設が消えていく・・・?

2019-12-22 | 日々のあれこれ
昨日、鶴舞公民館で「旧鶴舞青年の家」の今後の利活用について、行政と住民との意見交換会が開かれました。

会場となった鶴舞公民館




「旧鶴舞青年の家」は、今から49年前に県が設置した宿泊型の青少年の研修施設です。
13年前に市に無償譲渡されてからは、主に和光大学がセミナーハウスとして使用し、グランドやテニスコートは地域に開放されてきました。
維持管理は市から委託を受けた地域団体が行っています。

しかし、施設の老朽化、地域の過疎化、担い手の高齢化に加え、今年に入り和光大学が撤退してしまいました。
そこで今回市が出してきた提案は
「民間事業者に売却したい」
「ついては公募をして、来年2月には仮契約したい」
というもの。
議会には先月説明があったばかりで、同様に地域住民にとっても全く寝耳に水の話でした。
予想通り、集まった皆さんからは次々と疑問の声が上がりました。

実は、市はこれまで南部の廃校施設の利活用について、民間事業者からアイディアを募っていました。どうもその過程で、校舎よりも青年の家の「宿泊できる」という優位性に興味を示した事業者が複数あったようなのです。

そうだよね・・・。
これから施設の維持や修繕にお金がどんどんかかる(年間6500万円)。運営の担い手もいない。撤去しても3億4千万円。
だから、せっかく興味を示している民間が現れたこのチャンスを逃したくない。
市の気持ちもよくわかる。

でも、地域住民の皆さんの気持ちはどうなんだろう。
この日の意見で最も多かったのが
順番が逆なんじゃないか」ということ。
まずは施設の課題も含めて今後どうしたらよいのか、行政と住民がひざを突き合わせて対話することが先じゃないの?
それも全くなく、いきなり「売ります」と言われても、それは納得できないでしょう。

それからもう一つ、住民の皆さんが恐れていること。
この鶴舞という地域は、昔からずっと残土や産廃の問題に悩まされてきたんです。
28000㎡の敷地がいったん民間の手に渡ったら・・・。
10年後にどんな業者に転売されても、もう手出しはできないのです。

とにかく、入札まであと1、2カ月しかない。
もう少し検討する時間を作れないものか・・・。

あなたの声を届けましょう

2019-12-20 | 日々のあれこれ
12月議会が終わってホッとしたのもつかの間。
バーッと速報を書いて、八幡宿駅で配布しました。


表面は、代表質問から選んだテーマで。
それから裏面は、市庁舎(旧庁舎)の建て替え方針についての、パブリックコメントの呼びかけ。
パブリックコメントの詳細はコチラ市のHPでご確認を庁舎等の将来的な整備方針(素案)に対する意見募集

パブリックコメントとは、行政が計画などを決める際に、事前にその案を公表して広く住民の意見を募ることです。
市民自治を実現するうえで、とっても大事な手続きですよね。
でも逆に言えば、せっかく募集してもコメントがほとんど無かった場合、行政に対して市民からお墨付きを与えたことになるのです。

もし「これはちょっと違うんじゃないの?」「もうちょっとここを変えたらいいのに」と感じた時、何か小難しいことを書かなきゃならないんじゃないか、と身構える必要はありません。
1行でもいいんですよ。
例えば・・・。
「台風災害では地域の避難場所が機能していなかったのに、本庁舎の建て替えにお金を使ってしまって大丈夫なの?」
「本庁舎にはほとんど行ったことが無い。それよりも身近な支所や学校の老朽化を先に何とかしてほしい」
「中身が曖昧なまま建て替えるなんて、順番が違うんじゃないの?」
などなど。

因みに現在、本庁舎の建て替えの他にも、八幡宿駅西口の公共施設の統廃合や、受動喫煙防止条例など、計5件についてパブリックコメントを募集しています。募集中の案件

庁舎の建て替えの事業費は、概算で100億円以上に上ります。
民間が投資するのであれば話は別ですが、基本的に投入されるのは私たちが払う税金。そして借金は未来の世代に残されていくのです・・・

激甚災害 そのとき病院は・・・

2019-12-19 | 健康・医療
千葉ろうさい病院で開かれた市民公開講座へ。


重症・救命科の山本先生がお話してくださいました。


千葉ろうさい病院は、県内に26か所ある災害拠点病院の一つです。
台風が千葉県を襲った時には、在宅酸素の患者を受け入れたり、他院へ支援物資を送ったりしました。

また、県の要請を受けてDMAT(災害派遣医療チーム)も立ち上げられました。
医師・看護師・業務調整員からなる小さなチームで、発災時から機動的に全ての医療行為を行える専門家集団です。自衛隊チームの医療版といったイメージでしょうか。
山本先生もDMATの一員として、台風15号の発災当日には君津市へ向かい、停電で完全に機能が停止した鈴木病院の入院患者を他院へ搬送しました。

今回は、たまたまろうさい病院自体に停電などのダメージがほとんどなかったのが幸いでしたが、職員が被災するなどで人員の確保には苦労されたようです。
このような病院の存在は、近隣の住民としても本当に心強い限りですね。

議会改革、道半ば

2019-12-18 | 議会
毎年12月議会の閉会後に行われる市原市議会議員研修会。


今年は、早稲田大学マニフェスト研究所・事務局長の中村健氏をお招きして、「地方自治の現状と議会改革の動向」についてお話をしていただきました。



中村氏は今から20年前、なんと27歳で徳島県の川島町長に初当選し、全国最年少の首長に。
2期務めた後、もう一度地方自治を勉強したいと早稲田大学大学院の公共経営研究科に入学されたという、異色の経歴の持ち主です。

子育て中の女性による「ママさん議会」を開催した可児市議会。
住民からの請願に対して、委員会で発表席を設け意見交換を行っている町田市議会。
高校生が陳情書を作成する新見市議会。
本会議で議員の質問に対し傍聴者が意見を述べる時間を設けた小値賀町議会。
夜間・休日に議会を開催している喬木村議会・・・

リアルな課題を住民と一緒に解決する活動を活発に行っている、全国の市町村議会の事例。
・・・どこも凄い!

翻って、市原市議会はどうだろう??
まずは、32名の議員が会派を超えてもっと話し合いを重ねて、一つにまとまらなくちゃ(ため息)。
「どうせ変わらないだろう」という諦めの気持ちに流されてちゃダメよね!

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