市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

子育て家庭支援員さんの声を聞いて

2024-11-17 | 生活困窮
先日、会派で子育て家庭支援員の皆さんとの懇談の機会を設けました。
子育て家庭支援員の皆さんは、
生後4ヶ月児を育てるご家庭への訪問や、子育てイベントの企画運営など、
私たちのまちの子育て環境を支える上で、なくてはならない存在です。

しかし、お話を伺う中で、
支援活動を行う上で様々な課題を抱えていることが明らかになりました。
さっそく次の日子ども未来部に働きかけ、
現場の状況をしっかりと把握し、改善策を検討していくよう求めました。

ところで今回のケースだけではなく、こうしたご相談を受ける度に気になるのが、
担当の職員が頻繁に異動してしまうという問題。
現場と職員のコミュニケーションが途切れ、
せっかく構築された連携が失われてしまうのは、非常に残念なことです。
私は、一つの職場に長く勤め、専門性を深めることができるような体制を整えることが、
質の高い市民サービスを提供するために不可欠だと常々思っています。
もちろん議会で要望はしていますが、行政組織の仕組みはなかなか変わりませんね・・・。

写真は、NPO法人『TRYあんぐる』さんの「ちくちく刺繍」の展示販売会 。


どれも素敵な作品ばかりで迷いに迷って選んだのが、このポーチ。

見てみて、この超繊細な刺繍!
猫の魚屋さんというモチーフも面白いですよね~♪

大木町の循環型社会 驚きの取り組み

2024-11-09 | 環境
市議会常任委員会の視察で、福岡県大木町を訪れました。
人口14,000人の町で行われている素晴らしい取り組みとは、
ごみを資源として循環させ地域全体を豊かにする「循環型社会」の実現です。

「おおき循環センターくるるん」は、その取り組みの中心となる施設。
生ごみや浄化槽汚泥・し尿から作ったバイオガスは電力を生み出し、
液体肥料は地元の農家に還元しています。





一般的にゴミ処理施設といえば街の外れにあったりしますが、
「くるるん」は逆に町の中心にあります。
こうすることで、循環型社会のシンボルとして住民の意識を高めているんですね。 

併設された道の駅では、地域産食材を使った料理を提供。
地元の農家と連携し、循環型社会の輪を広げています。
お昼時には駐車場は満杯、長蛇の列ができるほどの人気ぶりでした。

大木町のゴミの分別は生ごみから始まり、今では29種類にも及びます。


紙おむつのリサイクルにも取り組み、いつでも持ち込み可能な回収ボックスも設置されています。
こちらは紙おむつをリサイクルして作られた外壁材。


その他、全世帯に生ゴミ用のバケツを無償で提供したり、
燃やすゴミの袋をわざと高価で破れやすくすること分別意識を促したりするなど、
住民の行動を後押しする仕組みが数多く、一同感嘆しきりでした。





町では、その協力と理解を得るために各地で100回以上説明会を行いました。
また、転入の手続きの際には生ゴミ用バケツをプレゼントし、啓発ビデオで学習してもらうそうです。

大木町の成功は、まず首長の強いリーダーシップ、職員の創意工夫、そして住民の協力があってこそ。
驚くことに、世界中にある焼却炉の3分の2が日本にあるのだそうです。
日本はまだまだ大量生産・大量消費・大量廃棄の社会です。
ごみを減らし資源を循環させることは、環境問題だけでなく、地域経済の活性化にもつながります。
今回の視察を通じて、
大木町のように、地道に一人ひとりの意識と行動を変えていくことの大切さをあらためて学びました。


郷土の味と歌声で一つに! 市原信濃会

2024-11-05 | 信州
市原信濃会の総会・懇親会に参加してきました。



コロナ禍で中断していた年も含めて、私にとっては5年ぶり。
懐かしい顔ぶれに囲まれ、まるで故郷に帰ってきたような温かい気持ちになりました。
美味しい食事をいただきながら、お互いの近況報告や故郷の話題に花が咲き、
あっという間に時間が過ぎ去りました。

これは、メンバー差し入れの蚕のさなぎの佃煮。


信州の一部の地域では、古くから絹を取った後の蚕のさなぎも無駄にせず
貴重な蛋白源として食してきました。
味はイナゴの佃煮に似ていますが、イナゴより柔らかくて食べやすいですね・・・

宴の後半は、信濃会会長の清水厚史さんの力強い歌声に導かれ、
恒例の県歌「信濃の国」の大合唱!
清水会長は、市民応援歌『HAPPY いちはら』の作詞者であり、
先日15年の歴史に幕を閉じた小湊鐵道歌声列車の主催者でもある方です。
歌声の活動を通して、地域の人々を笑顔にすることに貢献されています。

今回改めて感じたのは、故郷の繋がりとコミュニティの温かさ。
離れてしみじみ感じる故郷の美しさ・・・やはり「遠きにありて思うもの」ですかね。


辰巳台神社の秋季大祭に参拝してきました。

2024-11-03 | イベント
昨夜の雨模様が嘘のような気持ちの良い秋晴れの下、盛大に執り行われたお祭り。



関係者の皆さま、草刈りなどの環境整備から当日の準備まで本当にお疲れ様でした。
皆さまの熱意が伝わってくるようでした。心より感謝申し上げます。

ウィキによると、辰巳台神社は地区の住民の願いによって、
56年前の今日11月3日に、飯香岡八幡宮本社の別宮として祀られたとのこと。

写真は飯香岡八幡宮の平澤宮司様と。

宮司様の温かい笑顔に触れ、忘れられない一日となりました。

神輿が町内を練り歩く姿に、辰巳台の方々も元気をもらえたことでしょう。
来年もまた、この素晴らしいお祭りに参加できることを楽しみにしています。
 

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