となりのドラ猫

「全部で何匹いるかわからんのよ」
これはいったいどういう意味なんだい？

我が家のとなりでは、猫を飼ってはいるが、それが現時点で
何匹に増えているかわからないらしい。

なるほどね　そりゃめでたいやねぇ
猫は繋いで飼うものでもないし、自由気ままに生きておいでだ。

猫好きさんには辛口な言葉にとれたかも知れないが
少なくとも我が家に不法侵入して来る、隣のドラ猫のことであります。

庭の芝生の上を、優雅に闊歩なさるその姿は、まるで自分の縄張り。
この前なんか、オムレツ山の平ぺったい石の上に身体を横たえ
気ままに日光浴中であった。　おやおやでござんすわ。

昨夜は、テラスで地鶏焼いてビール飲んでたら、家主がそこにいても
なんら恐れることなく、平気のへの座で、、、何匹も顔を出した。

そのた～んびに、ビールに酔った我らは追い払っているのだけれど
どっちが家主やらわからないくらいに、大きな顔で通り過ぎるのだった。

　にくい　にくい　となりの　ドラ猫　
昔～こんな歌あったよねぇー

夜にもなればヌギャ～～～と、メス猫探しの声が聞こえる。
あっちに行ってやっとくれ　

猫に罪はないが、これ見よがしに侵入されてあららら・・・なのよ。
芝生の上に糞尿だけはするなよ　
このおばさん、怒ると怖いよ

振り向きざま、こちらに向けたその眼差しに、ずるさがにじんでいた。
うっひゃー　それでもここはあたしん家なんだぁ　ごめんよ～

隣のドラ猫との闘いは、これからも～続くのだろうな！
やれやれだ