ご機嫌いかが?

今日一日どんなあなたでいましたか

諦めなさい

2008-06-29 11:03:46 | Weblog
      

昨夜から、私の周りにまとわり付く野郎がいる
やたら滅多ら、つかず離れず~煩わしいほどに近寄ってくる
それは誰か、、、我が人生のパートナー、相棒殿であ~る

「明日は霧島完全縦走をするから、送迎頼むね
「私の人生の邪魔をしないどくれ~それに雨だし」

《えびの高原の韓国岳登山口まで送り届けて、帰りは霧島東神社で待て》
それを何回も願い出て来るのだが、私の返事は呆気なく「嫌~!」

韓国岳から始まり中岳まで行き、さらに高千穂の峰までという
なんとも無謀な修行日程らしいから、寒気がするわよ

雨が降ろうが槍が降ろうが、余程のことが無い限り奴は行くだろう
やれやれ~この人言い出したらきかんとですわ

早朝5時30分に隊長命令が下る
「起きろ~、もうすぐ出発だぁー!でも、雨だし~」
「それでも行くくせに・・・」

午前6時30分~なぜか薄日が差す中、家を出た
車の運転は相棒、助手席の私は何もすることが無いので
【氷川きよし】のCDかけて、観客ひとりのコンサート開始!

任務を随行させるには、多少の事も目を瞑らねばと思っているのか
下手な歌でも我慢してハンドルを握っている・・・すまんのう

霧島神宮手前より、樹海を抜けることにする
雨が降り出して来たので、樹木のトンネルは鬱蒼としていた
それに~ガスまで掛かって来た  ありゃ~ 

林田温泉からえびの高原に向かう道路に出た頃には、ガスも濃くなった
すれ違う車なんて一台もいやしない。
今ここにいる相棒と私の、貸し切り状態と言っても過言ではない

えびの高原のレストハウスに着きました
視界はかなり悪い~何も見えん

「やっぱり今日は辞めておく」気力の無い、相棒の声が聞こえた
せっかく出掛けたので、証拠写真を何枚か撮りました

 

                       

         

看板に偽り有り?
本来ならば、目の前にはコバルトブルーの色をした、神秘的な不動の池の
湖面が見えているのに、今日は自然界の都合により見えません
本当に周りにはだぁ~れもいなかった。お馬鹿が二人きりでさぁ~ね
風も強し・・・さぁ~お家に帰ろう 

でもね~~~車が2台
硫黄谷の登山口に止まってて、登山の準備をしていたからビックリ!
カメラを構えただけで、pukupukuさえも身体がフワッとなったのよ
~悪いことは言わないから、辞めときなさいな~ 言えるもんなら言っていた

「時間が経てば、霧も晴れるかも知れんとにね~」
諦めきれないこの男、何度も何度も繰り返していた
その横で、幸せいっぱいのpukupukuはまたまたコンサート開始
「山に登れないとなったら、急に眠くなって来た」哀れな奴だ

林田温泉辺りに来ると、視界がグンと開けた~酷なことよのう~
霧島の、ホテル街に宿泊中の観光客さえも、まだ外に出ない早朝に
二人のドライブは終わったのでありました
自宅に帰り着くや否や、相棒は傷心の睡眠タイムに入ってしまった

              

あまりにも淋しい幕切れなので、ノウゼンカズラのお花でも眺めて心を慰めましょう
      はい、どうも~お疲れ様~