ご機嫌いかが?

今日一日どんなあなたでいましたか

不思議なオッサンとの遭遇

2009-09-19 21:32:25 | Weblog
朝来たお客さんが言いました  

          「ここんお義母さんは、まだ生きちょっとな」
         訳:(ここのお義母さんは、まだ生きているの?)

≫≫ はぁ~? 今なんと…!  ≪≪

        勝手に  殺さんで!
  「生きちょるよ」 鬼嫁兼事務員はキッパリ!言った

そんな時は何が何でも「お義母さんは元気?」でしょうがぁ-

それ以上は言わなかった  例え聞かれたとしても、言うまい
婆のプライバシーに関わることを、言ってしまうのは罪だ



元気だった頃の、別嬪さんだった頃の面影を残している人に
今現在の婆を語るのは嫌だ     婆が可哀相過ぎる… 

~と言いながらこの鬼嫁は、ここではしっかり紹介している
でもね 婆の素顔は公開しない  だって-  婆は婆だもん
(身体が不自由になっただけで、普通のおばあちゃんなのです)



夕方来たお客さん?が言いました

客?「ここ愛知から入荷ある?」
私 『取引は有りませんけど何か?』  

不穏??な空気が流れる

客?「向こうの会社の事務所は何処-?」 
私 『行って聞いて下さい』

=向こう=とは、国道を挟んだT商事でしょう? 指さしてるし-

そしたらこの人、市道を挟んだ我が家に向かって歩き出した
あのそのちょっと… 追いかけて行った



客?「ここの家の人、留守みたいだね」  

だって私だもん 何か?
いったいこの人誰???  初めて見る顔~でもなんか変!

私 『いったい何ですか?』

思い切って聞いてみた  すると~
飛びこみの、突撃親父さんは澄ました顔でこう言いなすった

客?「製品が入荷したら、トラックは空で帰るだろう? その時に
私の荷物が少しあるから、それを載せて貰いたいんだわ」

はぁ~  今なんと?     



で、いったいあなたは何処の誰?  わが社で何か買ったの?
こんなのを諺で何と言うんだ?(呆れて言葉が見つからない)

客?「どうせカラで帰るんだろうが-」 オッサンは言い続ける

=何の罰を被ったか知らないが、初めて会ったあなたの荷物を
何で家が面倒見なならんと?= (心の中の言葉まで歪むわ) 



客?「出来んとけ?」 
私 『Yes I do』 事務員 ここでもキッパリ!

例え、メーカーが製品を届けても、帰りはパレットを積んで帰るだけだけど
だがしかし、メーカーの都合もあるだろう  チャーターの時もあるし契約もあるだろう
それに家のは、愛知では無くて福岡なのよ  残念だけどそうなのよ はい…


私『宅配便屋さんに行って下さい』 腹の底から絞り出すように言った

どこまでも喰いついて来たオッサンは、仕方無しに諦めた  …と思う
でっかい態度のオッサン…  小さな白い車で帰って行った  

強烈な闘いは終わった   事務員はグッタリ~へこたれそうでした

【この物語は、決して大袈裟では無く、事実に基づいたお話です】      ブヒィ-
    だから何なのって?  さぁ~ 何なのだろうね--