朝来たお客さんが言いました
「ここんお義母さんは、まだ生きちょっとな」
訳:(ここのお義母さんは、まだ生きているの?)
≫≫ はぁ~? 今なんと…! ≪≪
勝手に
殺さんで!
「生きちょるよ」 鬼嫁兼事務員はキッパリ!言った
そんな時は何が何でも「お義母さんは元気?」でしょうがぁ-
それ以上は言わなかった 例え聞かれたとしても、言うまい
婆のプライバシーに関わることを、言ってしまうのは罪だ

元気だった頃の、別嬪さんだった頃の面影を残している人に
今現在の婆を語るのは嫌だ 婆が可哀相過ぎる…
~と言いながらこの鬼嫁は、ここではしっかり紹介している
でもね 婆の素顔は公開しない だって- 婆は婆だもん
(身体が不自由になっただけで、普通のおばあちゃんなのです)

夕方来たお客さん?が言いました
客?「ここ愛知から入荷ある?」
私 『取引は有りませんけど何か?』
不穏??な空気が流れる
客?「向こうの会社の事務所は何処-?」
私 『行って聞いて下さい』
=向こう=とは、国道を挟んだT商事でしょう? 指さしてるし-
そしたらこの人、市道を挟んだ我が家に向かって歩き出した
あのそのちょっと… 追いかけて行った

客?「ここの家の人、留守みたいだね」
だって私だもん 何か?
いったいこの人誰??? 初めて見る顔~でもなんか変!
私 『いったい何ですか?』
思い切って聞いてみた すると~
飛びこみの、突撃親父さんは澄ました顔でこう言いなすった
客?「製品が入荷したら、トラックは空で帰るだろう? その時に
私の荷物が少しあるから、それを載せて貰いたいんだわ」
はぁ~
今なんと?

で、いったいあなたは何処の誰? わが社で何か買ったの?
こんなのを諺で何と言うんだ?(呆れて言葉が見つからない)
客?「どうせカラで帰るんだろうが-」 オッサンは言い続ける
=何の罰を被ったか知らないが、初めて会ったあなたの荷物を
何で家が面倒見なならんと?= (心の中の言葉まで歪むわ)

客?「出来んとけ?」
私 『Yes I do』 事務員 ここでもキッパリ!
例え、メーカーが製品を届けても、帰りはパレットを積んで帰るだけだけど
だがしかし、メーカーの都合もあるだろう チャーターの時もあるし契約もあるだろう
それに家のは、愛知では無くて福岡なのよ 残念だけどそうなのよ はい…
私『宅配便屋さんに行って下さい』 腹の底から絞り出すように言った
どこまでも喰いついて来たオッサンは、仕方無しに諦めた …と思う
でっかい態度のオッサン… 小さな白い車で帰って行った
強烈な闘いは終わった 事務員はグッタリ~へこたれそうでした
【この物語は、決して大袈裟では無く、事実に基づいたお話です】
ブヒィ-
だから何なのって? さぁ~ 何なのだろうね--
「ここんお義母さんは、まだ生きちょっとな」
訳:(ここのお義母さんは、まだ生きているの?)


勝手に

「生きちょるよ」 鬼嫁兼事務員はキッパリ!言った
そんな時は何が何でも「お義母さんは元気?」でしょうがぁ-
それ以上は言わなかった 例え聞かれたとしても、言うまい
婆のプライバシーに関わることを、言ってしまうのは罪だ

元気だった頃の、別嬪さんだった頃の面影を残している人に
今現在の婆を語るのは嫌だ 婆が可哀相過ぎる…
~と言いながらこの鬼嫁は、ここではしっかり紹介している
でもね 婆の素顔は公開しない だって- 婆は婆だもん
(身体が不自由になっただけで、普通のおばあちゃんなのです)

夕方来たお客さん?が言いました
客?「ここ愛知から入荷ある?」
私 『取引は有りませんけど何か?』
不穏??な空気が流れる
客?「向こうの会社の事務所は何処-?」
私 『行って聞いて下さい』
=向こう=とは、国道を挟んだT商事でしょう? 指さしてるし-
そしたらこの人、市道を挟んだ我が家に向かって歩き出した
あのそのちょっと… 追いかけて行った

客?「ここの家の人、留守みたいだね」
だって私だもん 何か?
いったいこの人誰??? 初めて見る顔~でもなんか変!
私 『いったい何ですか?』
思い切って聞いてみた すると~
飛びこみの、突撃親父さんは澄ました顔でこう言いなすった
客?「製品が入荷したら、トラックは空で帰るだろう? その時に
私の荷物が少しあるから、それを載せて貰いたいんだわ」
はぁ~


で、いったいあなたは何処の誰? わが社で何か買ったの?
こんなのを諺で何と言うんだ?(呆れて言葉が見つからない)
客?「どうせカラで帰るんだろうが-」 オッサンは言い続ける
=何の罰を被ったか知らないが、初めて会ったあなたの荷物を
何で家が面倒見なならんと?= (心の中の言葉まで歪むわ)

客?「出来んとけ?」
私 『Yes I do』 事務員 ここでもキッパリ!

例え、メーカーが製品を届けても、帰りはパレットを積んで帰るだけだけど
だがしかし、メーカーの都合もあるだろう チャーターの時もあるし契約もあるだろう
それに家のは、愛知では無くて福岡なのよ 残念だけどそうなのよ はい…
私『宅配便屋さんに行って下さい』 腹の底から絞り出すように言った
どこまでも喰いついて来たオッサンは、仕方無しに諦めた …と思う
でっかい態度のオッサン… 小さな白い車で帰って行った
強烈な闘いは終わった 事務員はグッタリ~へこたれそうでした
【この物語は、決して大袈裟では無く、事実に基づいたお話です】

だから何なのって? さぁ~ 何なのだろうね--
