10日に一度、母のところへ
母は、私が部屋に入った途端に話し出した
「Tさん(いつも食事をご一緒しているお友達)が入院したのよ」
「え~元気そうだったのに?」
「それがね、検診の何かでひっかかって、3泊4日で再検査するんですって」
「それで、Tさんにこのことは誰にも言わないでって言われたんだけど・・・」
「今日、朝食を食べ終わったら、他の方に「Sさん(母)ちょっとこちらに来て」って言われて」
「ふんふん なるほど」
「そりゃ みんなもいつもいるTさんがいなきゃ、心配するよねぇ」
「で、Tさんの事を聞かれて・・・話しちゃったの」
「大丈夫かしら・・・でも聞かれて、知らないって言えなかったの」
Tさんは母に心配をかけまいと、入院中のスケジュールを
母に渡してくれている
「そりゃそうだ、知ってるのに、嘘をつき続けるのも大変だ」
「Tさんにごめんなさいって言えばいいんじゃない?分かってくれるよ、大丈夫!」
よっぽど気になっていたんだね
大丈夫、Tさんも話せば分かってくれるよ
それよりも、Tさんに何事もありませんように
4月・ウォーキング中に出会った樹齢600年のイチョウ
テーブルの上に、スタッフ作成の母の『一日のスケジュール表』
午前中にエアロバイク30分(スタッフが対応)
午後は自分で廊下を2往復(終了後スタッフに伝える)
食事の時間・薬を飲む・お部屋でゆっくり・・・まで細かく色分けして記載されている
これも4月初旬
本来このハウスは、介護を必要とする人は入居できないハウス
自分の足で歩けなくなり介護が必要になったら、介護施設に移動しなくてはならず・・・
母が参加していたハウスの体操も太極拳も、コロナ禍ですべて自粛になり
身体を動かす事が減り、目に見えて足・腰・頭が衰えてきた母
初めて見て感激した・・・あれなんだったっけ?
アーティチョーク
昨日は夏日なのに、冬用インナーに綿シャツを羽織っている
「ねぇ、外は30℃超えで暑いんだけど、それ暑く無い?」
「ちょっと暑いなぁと思ってた」
さて、次回の訪問ではどんな変化があるでしょうか