まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

スラマッ・パギ 7

2010-10-12 | 2004 クアラトレンガヌ / バリ
 
さわやかな風を受けマウンテンバイクで走るのはなんとも爽快。

まさしく、バリの風を感じた瞬間。
 
とにかく下り坂の連続。楽チン、だって漕がなくていいんだもん。使うのはブレーキだけ。ちょっと腕が疲れるけど。
 
何ヶ所かの村を抜け、私達は車道を颯爽と走っていた。

「左に寄って~」Chocoは常に後ろを気遣ってくれる。
 
とその時・・・

前方、Kのハンドルが左右に
ふらついた・・・やっやばい!パニくってる~

と思った瞬間 K左に転倒。柔道の受身のように
ゴロン・・・そのままもう1回転し深さ150cmほどの側溝へコロン!

(ちょうど足から落ちたのでセーフ)
 
と次の瞬間、今度は が右に転倒・・・・「ドッヒャ~」である。

ChocoもBlackも彼もKと
に駆け寄る。「ダイジョブ~?!!!」
 
「ズーッとブレーキ握ってたら腕が痛くなって・・・
いつも乗ってる自転車とブレーキの場所が違うから急にわからなくなっちゃった・・・」
とK

「だあって~急に目の前でKが転んじゃって、もうびっくりしたんだも~ん。
先に行っちゃいけないと思ったら~転んじゃったのぅ」
 
幸い二人とも大事に至らなかったが、Kは洋服が汚れ、軽い摺り傷数ヵ所。Ⅰは無傷。

よかったよ~、一人ぼっちになるとこだったぜ。

 
最後尾にはリタイヤした時のためのトラックが伴走。

車道が終わるまでKはそのトラックに強制収容。
 
町が賑やかになりつつある時左手に、広大な芝生広場にたくさんの鹿。

(きれいな公園?)と思ったら、そこはスカルノさんの公邸だったそうで、かのデヴィ夫人がお住まいだったとか。

いままで見てきた村とのギャップがすごくて・・・。日本でのデヴィ夫人のあの傲慢態度も頷けるってもんだ。
 
さあ、ゴールまであとひとっ走り。Kもまた復活。

途中民家見学、生活を垣間見る。

とはいうももの、どうみても仕込み?

台所を覗くと・・・そこにはココナツオイル製作中のしらけ顔のお婆ちゃん。

ゴール後、車でレストランまで行き、

全員一緒にバイキングのインドネシア料理を食べ、ツアー終了。
 
ホテルに帰り、シャワーを浴びる。 でもまだ3時。

「また町に行っちゃう~?夕飯も食べなきゃなんないしね!」

ホンとにのんびりできないおばさんたちである。
 
「んじゃインドネシア料理はもういいよねぇ、レストランはあそこのチャイニーズに決まり!」 「OK!場所はあそこの先でしょ?」

「そうそうあそこのちょっと先の右っちょ」 「そうそう」 出発前の私と
の会話。

送迎車で町に行き再びジャランジャラン。
 
ご苦労さん。

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