いとなみいとなめず 7巻
漫画、水瀬マユ
タイトルの雰囲気と内容がチグハグな漫画。
ピュアピュアな清らか清くんと、
ピュアピュアで澄んだ心の澄さんが
色々すっ飛ばして夫婦となり
少しずつ少しずつ進展させつつも
まだまだタイトルは間違いではない状態。
いとなめずではなく、いとなまずですけど。
7巻は、2人で一緒に初めての
清くんの実家に年末年始の里帰り編です。
ということは清くんのことが大好きで
結婚するんだと心に決めていた
梓月ちゃんがいるということです。
もちろん清くんは妹みたいに思ってて
梓月ちゃんの気持ちには気づいてません。
澄ちゃんは必ず奪うと宣戦布告されてるので
戦々恐々です。
予想通りというかいつも通りに
ベタベタする梓月ちゃん。
清くんに色んな思い出を教えてもらうも
思い出の中には必ず梓月ちゃんが出てきて
モヤっとする澄ちゃん。
梓月はついに清くんを押し倒して
“はじめてをもらって” と言いますが、
真顔で “そんな冗談は言うな” と怒られ撃沈。
そんな梓月ちゃんは澄ちゃんに
“冷めるわー” と強がりを言いますが
最後には号泣。
一部始終を知った澄ちゃんは、
清さんが梓月ちゃんの気持ちを
何も知らずにいるのは嫌だと感じて
梓月ちゃんに本気で気持ちを伝えるよう
後押しする。
きちんと告白してフラれる梓月ちゃん。
清さんは、梓月ちゃんの気持ちに気づかずに
たくさん傷つけていたのだと落ち込みます。
そして、梓月ちゃんの後押しをしたのは
何故なのか澄ちゃんに聞きます。
澄ちゃんは、清さんの側には
常に梓月ちゃんが居たことにモヤっとしたけど
梓月ちゃんがいたから今の清さんがいるんだと
なので全部ひっくるめて大事にしたいと
思ったんだそうです。
お互いを抱きしめてあって寝ることが出来て
今回はおしまい。
やはりまだまだ いとなまず です。
可愛い2人なので、応援したくなります。
梓月ちゃんは少し可哀想だけどね。
ほんと、女性が苦手な清くんが
少し目を離した隙に嫁が出来るなんて
思いもしなかっただろうし。
梓月ちゃんに良い人が現れますように。