農楽通信(農を楽しむ現場報告)

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2024年2月6日:ようやくポータブル電源の「活用シナリオ」ができました。

2024年02月06日 | ポータブル電源導入

 試行錯誤をしながら、ようやくポータブル電源の「活用シナリオ」の初版ができました。


 目的は2つ

・ソーラーパネル発電を利用した省エネです。

・災害時停電への対応です。

 ポータブル電源本来の使用法と少し違っています。


 利用形態は3系統(「プチオフグリッド計画」参照)

 ・A系:停電時の水確保(井戸ポンプの電源)

 ・B系:キッチン関連の電源確保(節電が主になる)

 ・C系:ワーキング活動の電源確保(停電時の情報取得:ネット機器、TV、電話等)


 ポータブル電源とソーラーパネルの当初の選定

 ・当初金額的に廉価なものに(BLUETTI AC70)

 ・made in China以外の選択肢がない

 ・ソーラーパネルは固定式(LVYUAN 1枚200W)


 改善点判明

 ・ソーラーパネル発電はポータブル電源が満充電になると、充電しなくなる。

  AC出力にパススルーしない。

 ・ポータブル電源の容量が不足(AC70は768Wh)、夜間と天気が悪い時の充電量が不足する。


 ポータブル電源とソーラーパネルの追加購入

 ・ソーラーパネル追加(合計2枚400W)   天気の悪い時の充電量が改善した。

 ・BLUETTI AC180(1152Wh)追加、AC70との合計で容量が1920Whになりました。


 全体構成(シナリオ)

 ・買電はAC180にのみAC入力し、AC70へはAC180のAC出力から充電する。

  これによりAC70のパススルーにより、AC70が満充電になるまで、AC180のソーラーからの充電ができる。

 ・ソーラーパネルは2枚を直列接続に変更

  AC180のDC入力最大は10Aのため、並列接続時の10A以上の充電はできない。

 ・グリッド(買電)ー>AC180ー>AC70

 ・AC180には、B系を接続(停電時は使用を制限)

 ・AC70には、A系とC系を接続(停電時対応を重視)

 ・B系は同時使用に制約(定格容量オーバ)があります。安全を見て、合計1300Wを超えないように注意


 無いものねだり

 ・電池容量が半分になったら買電入力に切替わる。

 ・パススルーがソーラーパネル発電入力にも有効になる。

  満充電時にはソーラーパネルから充電できない。できればAC出力に回せる。


 その他

 ・スマートプラグにすぐれものがある。「節電スマートプラグePlug3」F7s501-JP LinkJapan

  On/Off指定やタイマー、さらに、使用量まで管理できます。

 ・これらを利用して、ポータブル電源へのGrid買電の総量と各系統での使用量を知ることができそうです。