言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

『みえない雲』私たちはどう逃げるのか・・・

2013-01-14 23:00:14 | 言いたいことは何だ


        みえない雲



すべての日本人が観ておくべき映画です。
福島の事故の前に作られていたのです。
自治体の長や市民一人一人が、この映画を観て何をすべきか考える参考にしたい。
みえない雲』(みえないくも。ドイツ語Die Wolke(「雲」の意))は、ドイツの作家グードルン・パウゼヴァングによる、ヤングアダルト向け小説のタイトルである。 2006年にはドイツで映画化された。
西ドイツ(当時)のバイエルン州原子力発電所で起こった架空の放射能漏れ事故と、その後の被曝者の体験が語られる。
日本語訳は1987年に『見えない雲』の題で出版され、2006年に『みえない雲』に改題して再出版された。(後述)ウィキペディア


あらすじ
ドイツで大きなセンセーションを巻き起こし、数々の賞を受賞したベストセラー小説を完全映画化!
幼い弟ウリーと母親の3人で暮らすごく普通の女子高生・ハンナ。
ある日、きになっていた転校生のエルマーに呼び出され、ぎこちない会話の後で突然キスをされる。しかし喜んだのも束の間、突然サイレンが鳴り響く。近郊の原子力発電所が事故を起こしたのだった。必ず迎えに行くとの彼の言葉を信じ、ハンナは自宅で待つが…。
アマゾン価格:3,243 (2013113日現在)
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<消えない「ムサシ」独占投開票疑惑><快挙!日刊ゲンダイが記事に> <旧福田派秘書も「怪しい」と指摘>

2013-01-14 22:56:45 | 言いたいことは何だ

    「ジャーナリスト同盟」通信









     本澤二郎の「日本の風景」(1251)



<消えない「ムサシ」独占投開票疑惑>
 

 「ムサシ」の正体が少しずつ明らかになってきた。選挙管理の役所である総務省が、逃げのコメントをしていることが判明した。地方自治体の選管の判断で勝手にやったことだ、と開き直った。後ろめたいのだ。疑惑はますます膨らむことになろう。「ムサシ」への天下りや資金の流れを暴けば、疑惑の正体は自然に明らかにされよう。活字媒体では勇気ある新聞で名高い「日刊ゲンダイ」がとうとう総務省に取材を敢行した。画期的な今年最大のニュースである。



<快挙!日刊ゲンダイが記事に>
 新聞テレビは、弱者の不正を追及できる。しかし、怖い分野に手が出ない。権力の中枢への追及はストップさせる。闇の権力とのつながりを否定できない。
 権力の追及でも、ワシントンのお墨付きのある問題は率先して取り上げる。それが鳩山・普天間問題、小沢の金銭スキャンダルである。
 正に権力の陰謀そのものだから、筆者もこの事件で闇の実態を類推することが出来るようになった。それも自信をもって。日本事情の根幹を知るには、ワシントン事情が不明では真相をつかめない。小沢・鳩山事件は、善良な市民・ジャーナリストに実に壮大な成果をもたらしてくれた。彼らの仲間たちは、それを自ら体験した。これも大きな成果だ。
 その闇の一つというよりも、その全てが「ムサシ」に集中しているのである。おわかりだろうか。
 日本国は公正に選挙された国民の代表によってのみ、存立している民主国家であるのだが、実際は不公正な選挙で、となると、これは国家の根幹が腐っていることになる。内閣・議会・裁判所も正当性を有しないのだ。
 日本人にとって、これは地球がひっくり返るほどの驚きなのである。ここにメスを入れない限り、日本は腐ったリンゴそのもので、国際社会・人類から信頼を得ることは永遠に不可能だ。この疑惑はアメリカにも、といっていいだろう。
<旧福田派秘書も「怪しい」と指摘>
 「ムサシ」は群馬県とのかかわりが深い。筆頭株主は上毛実業である。これらの人脈・金脈を当たれば、正体は明らかになる。
 日刊ゲンダイの取材に対して、総務省はボールを地方自治体に投げて、自らを無関係と釈明した。肝心の「ムサシ」は、その自治体から8割も受注している、とその一端を明かした。まさに独占、選挙の投開票の独占を自ら認めたのだ。8割とは小さな村ではコンピューターで操作される投開票など不要だろう。選管職員で数えた方が、正確で経費もかからない。
 「ムサシ」の政治献金先を点検すれば、容易に政治家との接点が判明するだろう。全てを裏献金で処理する財閥ならまだしも?
 そこで旧福田派の内情に詳しい元同派秘書に聞いてみた。彼は福田から安倍・森・小泉・安倍晋・福田康の裏事情にことのほか明るい人物である。
 その彼が「初めて聞いた」と腰を抜かしたのだ。ということは、上場もされている「ムサシ」について、派内でも秘密扱いされてきたことになる。「自民党総裁選で誤魔化しがあった」とする元秘書は「1民間企業の独占」選挙の事実に対して、筆者同様に驚愕した。そこから「選挙の不正は行われている」「民主国家としてありえないことだ」と厳しく断じた。
<行列投票は初めて>
 彼は秘書経験者だ。この機械で得票数を数える新式の方法を「テレビで見た。覚えている」と言った。総務省(旧自治省)が機械式投開票方式を採用した場面で、担当者がテレビで何度も宣伝していたのだ。
 当時、それを見て「随分、便利になったものだ」と感心した。それだけで、これが「ムサシ」の独占ビジネスであったとはまるでわからなかった。
 自民党で飯を食ってきた彼が、選挙をボイコットすることなどない。12・16総選挙では衆院選・知事選・最高裁国民審査を全て投票した。一つだけ不思議な場面を目撃した。国民審査の用紙が所在投げに積まれていたという。有権者は最高裁判事を全く知らない。何をしているかも。投票所に放置してしまうらしい。これもお粗末な事態だ。最高裁がよくならない理由なのだ。
彼は初めて投票所での行列に出食わした。「初めて行列に並んだ」と言った。筆者は当日、埴生の宿での家庭菜園の作業のため、期日前投票をしたため、それを目撃できなかった。
 ただし、大衆浴場で「2回も投票場へ行った。2回とも引き返してきた」という話を聞いている。投票場での行列は本当なのである。
<それでも低投票率>
 それでいて、選挙独占民間企業は最低の投票率との結果を公表した。市民感覚と正反対である。
 東京都民は福島東電原発事件の被害者である。政府・東電の情報の垂れ流しをしている新聞テレビは、真実を伝えていないが、ネット社会では被曝は公然の秘密である。専門家は今も「東京圏から逃げろ」と叫んでいる。
 そうだからこそ反原発派は、日本弁護士連合会の元会長を擁立した。核武装論者・原発推進派の石原後継者を拒絶する都民は多かったはずである。
<おかしい猪瀬大量得票>
 結果に驚いた都民は多いはずだ。低投票率、それでいて石原後継者の猪瀬が、空前絶後の得票を得たのである。400万票を軽く超えたのだ。
 被曝で震える子供を持つ親たちが、石原後継者を支持したのであろうか。頭脳が壊れない限り、ありえないことであろう。
 元秘書も「猪瀬の得票数はおかしい」と断じた。
 ともかく、おかしいのである。不正選挙への怒りがネット上で氾濫している。これも異常な事態である。
 本来、公正選挙を憲法で命じられている総務省は、こうした事態に対して、誤解を解く作業をする責任があるのだが、沈黙している。「ムサシ」の不正を暴くネット新聞に当事者は沈黙して、反論さえしない。
<1社独占は悪辣>
 なんとしても、選挙の投開票を民間企業に独占させていることが、不可解千万なのである。あってはならないことだ。公正選挙を否定しているようなものではないか。
 このことに自民党から共産党までが問題にしなかった。これも不思議なことである。いかに日本の政党・政治家にまともな人物がいないかを、如実に裏付けていよう。
 機械は操作できる。コンピューターは操作できる。プログラムはプログラマーによって数値をいじることが出来る。大量の投開票ほど簡単にいじれるのである。
<総務省ノーコメント>
 どうして、こんな幼稚な魔術がわからないのか、わかろうとしなかったのか。まことに不思議なことである。しかし、今回はあまりにも、それをハデに行った。
 推測するに、ワシントンは小泉内閣のような政権を作りたかったのだろうから、犯人はその辺に隠れているだろう。同じ思いは霞が関や大手町にもいるだろう。
 総務省の枠を大きく飛び越えている。コメントできないのも、それなりに理解できようか?
<富士通に100人のプログラマー>
 この選挙投開票のプログラムは、およそ100人程度のプログラマーによって開発された。事情通の説明である。
 しかし、プログラムの全体が見えるプロ中のプロはわずかだ、という。100人の大半は全体がわからない。小さな分野しかわからないというのだ。
 この開発者は富士通だ。富士通のプロ中のプロが、不正に関与した可能性を否定できない。その人物は今どうしているか。真実を墓場まで持って行くのであろう。生活は十分すぎる保証がなされているのであろうが、彼は生涯日本国を崩壊させた人間として銘記されるだろう。逃げ切れるのか。
 20年、30年後にワシントンの国立公文書館のCIA秘録として浮上するのだろうか。松本清張ならどうする?
2013年1月14日8時55分記


野田佳彦ってヤツは下野するだけでも噴飯ものだがついでに敵方の大将に“打ち出の小槌”を与えたのだから大馬鹿野郎である

2013-01-14 22:46:31 | 言いたいことは何だ
「維新の会」分裂含み、竹中の安倍政権入りが方向性を明示 慎太郎首相の芽まで

世相を斬る あいば達也より転載します

まず初めに“生活の党”の話。森代表が財源論であれだけ民主党を追求していた自民党が、財源無視のバラマキに興ずるのは納得できない、と怒っている。しかし、野田民主党が、自爆テロ解散前に、特例公債を2015年まで自動延長させる法案を通しているので、参議院でネジレ現象があっても赤字国債(建設国債含む)のお墨付きを、与党時代の民主党が与えてしまっているので、もう文句を言っても後の祭りだ。安倍晋三には霞が関と野田佳彦と云う援軍までついていたことになる。本当に野田佳彦ってヤツは酷い疫病神だったね。下野するだけでも噴飯ものだが、ついでに敵方の大将に“打ち出の小槌”を与えたのだから、大馬鹿野郎である。

ところで見出しに関する安倍首相と日本維新の会の会談が大きく報じられているが、この会談には多くの疑問符が残るのは当然だろう。日本維新の会の代表は誰あろう、石原慎太郎である。であるならば、おひざ元で暇をこいている慎太郎と参議院における審議の協力を仰げば良いわけで、なにもこれ見よがしに橋下や松井と会う理由はない。この事への疑問には触れずに、朝日は以下のように報じている。当然、この政党の序列を無視した会談が含む意味合いを知りながら、朝日は、敢えて見ないふりで記事を書いている。

≪ 首相、橋下氏に補正協力要請 参院選の野党連携を牽制
 安倍晋三首相は11日午後、日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長、幹事長の松井一郎大阪府知事と大阪市内で会談した。首相就任後、両氏と会談する のは初めて。首相は会談の冒頭で「東京と大阪は日本の成長のエンジンだ」と述べ、経済成長を促すため規制緩和に取り組む考えを示した。関西の経済情勢について意見交換したほか、首相は2012年度補正予算案の早期成立への協力を要請。会談後、松井氏は記者団に 「野党的発想で何でも反対することはしない」と述べ、協力する考えを示唆した。
 
会談に先立ち、首相は11日午前の記者会見で「補正予算を早期に通過させるのが景気や経済発展に極めて重要だと話し、協力もお願いしていきたい」と表明した。参院選に向け、維新を含めた野党共闘の動きもあるが、首相は「自民、公明で安定した政権を取って衆院、参院で過半数を目指す基本的な考え方には全く変わりがない」と述べた。
 
これまで首相は「教育制度改革や憲法改正、道州制などで協力できるのではないか」と述べるなど、憲法観や外交・安全保障分野で維新との主張の近さを指摘してきた。今回の会談に は、維新が野党と参院選で連携することを牽制(けんせい)し、1人区での野党共闘を 封じたい思惑もある。≫
(朝日新聞デジタル)

この記事で報じていること自体は、どうでも良いことである。問題は、なぜ安倍は石原慎太郎代表の頭越しに、代表代行と幹事長に会ったのか、その事が重要なのである。たしかに、維新の会とみんなの党の連携も参議院選では脅威なので楔を打つと云う目的はあったろう。しかし、筆者は隠された意図の方に興味がある。それは、安倍政権の経済司令塔的存在に竹中平蔵が起用された問題だ。竹中は、当初橋下徹と云う電波芸人を利用して、民主党から維新の会への政権交代の道筋を描いていたのだが、総選挙で自民圧勝の計算違いを起こし、急遽、安倍自民へくら替えしたニオイがプンプンだ。飯島勲が加わった点も、そのニオイの臭気を強くなっている。

竹中平蔵、飯島勲、(高橋洋一)と並ばせれば、もう一人重要人物が欠けている事に気づくだろう。小泉純一郎だ。しかし、最近では、実は小泉純一郎は小泉政権のお飾り神輿だったのかも、と云う疑問符も付いているだけに、竹中・飯島(高橋)で世界金融組織には充分な布陣なのかもしれない。世界金融組織が、最終的に世界国家の成立を目指している過程の範囲内にあると云う説もあるくらいだ。ただ、個々のプレーヤーにはそこまでの自覚がないと云うことだ。CIAのインテリジェンス組織に属する個人に、横の連携がないのと同様のかたちなのだろう。

石原慎太郎は安倍自民と連携に前向きだったので、あらためて会う必要もなかったと云う考えもある。しかし、平沼や片山は竹中・小泉ラインに“郵政民営化”で煮え湯を飲まされた怨念を忘れる筈がない。つまり、立ち上がれの面々にとって、竹中平蔵は宿敵なのである。しかし、敢えて見える形で竹中平蔵を安倍政権に引き込んだ事実は重い。何かに向けて脅しをかけた面があるはずだ。それは、短絡的には平沼ら、本当の右派保守政治家の維新からの追い落としかもしれない。つまり、石原はみずから平沼らを切れない。しかし、権力亡者の石原にとって、権力に介在したい欲望を抑える事も出来ない。その石原欲望の成就には、平沼らが怒って党を割ってくれることが望ましい。

その上、みんなの党の渡辺は、石原だけなら組めると云うメッセージを常に流しているのだから、石原にとって、平沼らは邪魔になってきた可能性は大いにある。維新とみんなの党の連携が上手くいけば、自民党を凌駕するだけの勢力になり得る、と先の衆議院選挙のデータが証明していたのだから、石原の興奮は極に達している。冗談じゃなく「俺さ、内閣総理大臣になれるかも?」と石原慎太郎が夢精を伴い夢想しても不思議はないのである。

みんなの党は、維新との共同塾開催や選挙協力の方向で一致していたのだから、安倍晋三の橋下訪問は心穏やかではない。自公政権に維新を取り込む動きにも写るだろう。安倍の突然のパフォーマンスだけを見れば、野党共闘分断が狙いと云う素直な見方もある。ただ、この動きは、維新内にある、維新とたちあがれの確執に油を注ぐ効果があるだろうし、前述の石原と平沼らの分断と云う深慮遠謀の仕掛けかもしれない。まぁ半分妄想のようなものだが、考える分には面白い。

今、最も自公政権に対抗し得る政治勢力と言えば、維新+みんなの党+石原慎太郎だろう。ただ、安倍の動きからはたちあがれ全体の無視だから、石原も排除に含まれるのだが、あの太陽の党の面々が含まれていても石原と組み、みんなの渡辺をコケにした選択を見る限り、橋下の石原信者ぶりは相当だ。安倍が元気で自民党健在なら、石原のそれ以上の芽はないのだが、参議院選で維新+みんなの党が第一党に躍り出てきた場合には、自民+維新+みんなの党+石原と云う勢力図も現実的にある。その時、衆議院の第一党の総裁が絶対に首相になるとは限らない連立政権もあるわけで、その時石原慎太郎が内閣総理大臣になる芽がゼロとは言えない。勿論、流石の妄想好きの筆者もゼロではないとまでしか言えない(笑)。まぁ、こんなことまで考えてしまうほど、日本の政治はカオスの中に嵌り込んでいると云うことだ。


天木直人『国が税金泥棒である動かぬ証拠』

2013-01-14 17:54:04 | 言いたいことは何だ
国民への自賠責値上げの背景は、国(財務省)にねこばばされてしまったため!
以下、天木直人氏のブログより。
 
2013年1月14日
  国が税金泥棒である動かぬ証拠
 
私は昨年12月29日のメルマガ第954号で、同日付の朝日新聞の記事を引用して書いた。
 すなわち金融庁が自動車損害賠償責任(自賠責)の保険料を来年(2013年)4月から十数%値上げする方針を固めたと報じているが、これは手のいい増税ではないか、と。
 消費税増税ばかりが騒がれているが国民から強制的に負担を強いる増税まがいの政策がどんどんと強行されつつあることに国民は気づかなければならない、と。
 その事に関連して、きょう1月14日の日経新聞経済面の「風速計」というコラムで驚くべき事実を書いていた。
 こんな事を指摘するのはこのメルマガぐらいだろう。
 すなわち今年の4月から引き上げられる自動車損害賠償責任(自賠責)保険料を審議する審議会が1月9日に開かれ、そこで保険料引き上げについては異論なく了承されたが、隠れたもう一つの問題について委員から不満の声が相次いだというのだ。
 隠れたもう一つの問題とは何か。
 それは自賠責保険の積立金から国の一般会計に貸したままになっている約6000億円の返済問題であるという。
 すなわち自賠責の積立金はその運用益を含め自動車安全特別会計に計上されているという。
 ところが逼迫する一般会計を支えるために1994年―5年度に合計約1兆1000億円が国に貸し付けられ、現在までに6000億円もの資金が返済されずに残っているという。
 事業を所管する国土交通省は財務省との返済協議を続けて来たが、財政状況が厳しさを増す中で返済のメドはまったく立っていないというのだ。
 つまり財務省が返さないのである。
 この事について多くの委員が不満を述べたというのだ。
 しかしいくら不満を述べても返って来ない。
 財務省は官僚の中の官僚である。
 国土交通省のいう事など聞かない。国土交通省は財務省から取り立てられない。
 おどろくべき事実である。
 我々が強制的に支払わされている自賠責のカネが流用され、一般会計に消えているのだ。
 こんな反国民的事実は、日経の経済コラムで匿名で書くことにとどめてはいけない。
 大手新聞が一面トップで国民に知らせるべきことだ・・・

 「天木直人のメールマガジン」は他にも多くのテーマで、報道の裏にある真実を追求しています。
  申し込みはこちらから ⇒ http://goo.gl/YMCeC

 

 国が税金泥棒である動かぬ証拠:転載記事です。

2013-01-14 17:53:24 | 日記
  国が税金泥棒である動かぬ証拠



私は昨年12月29日のメルマガ第954号で、同日付の朝日新聞の記事を引用して書いた。

 すなわち金融庁が自動車損害賠償責任(自賠責)の保険料を来年(2013年)4月から十数%値上げする方針を固めたと報じているが、これは手のいい増税ではないか、と。

 消費税増税ばかりが騒がれているが国民から強制的に負担を強いる増税まがいの政策がどんどんと強行されつつあることに国民は気づかなければならない、と。

 その事に関連して、きょう1月14日の日経新聞経済面の「風速計」というコラムで驚くべき事実を書いていた。

 こんな事を指摘するのはこのメルマガぐらいだろう。

 すなわち今年の4月から引き上げられる自動車損害賠償責任(自賠責)保険料を審議する審議会が1月9日に開かれ、そこで保険料引き上げについては異論なく了承されたが、隠れたもう一つの問題について委員から不満の声が相次いだというのだ。

 隠れたもう一つの問題とは何か。

 それは自賠責保険の積立金から国の一般会計に貸したままになっている約6000億円の返済問題であるという。

 すなわち自賠責の積立金はその運用益を含め自動車安全特別会計に計上されているという。

 ところが逼迫する一般会計を支えるために1994年―5年度に合計約1兆1000億円が国に貸し付けられ、現在までに6000億円もの資金が返済されずに残っているという。

 事業を所管する国土交通省は財務省との返済協議を続けて来たが、財政状況が厳しさを増す中で返済のメドはまったく立っていないというのだ。

 つまり財務省が返さないのである。

 この事について多くの委員が不満を述べたというのだ。

 しかしいくら不満を述べても返って来ない。

 財務省は官僚の中の官僚である。

 国土交通省のいう事など聞かない。国土交通省は財務省から取り立てられない。

 おどろくべき事実である。

 我々が強制的に支払わされている自賠責のカネが流用され、一般会計に消えているのだ。

 こんな反国民的事実は、日経の経済コラムで匿名で書くことにとどめてはいけない。

 大手新聞が一面トップで国民に知らせるべきことだ・・・


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