桶狭間の戦いか?
日本の危機に立ち上がる人々!
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↑より抜粋転記↓
【文字起こし・前】真実は闇の中・・・政府は必ずウソをつく!?(山浦ひさしのトコトン!1スタ:愛知テレビ)
http://www.youtube.com/watch?v=LIUOtnqyDv0&feature=player_embedded#!
前略
名越「はい。そのイラクへの攻撃なんですが、9.11のテロからわずか4日後に議会で発案されたと」
山浦「そうですよね。ずいぶん迅速な対応だなといか。これは、アメリカ政府はとりあえずテロには屈しないという姿を国民にもアピールするために早めに動いたと。そういうことじゃないんですか?」
堤「そうですね。あのときは、私はアメリカに住んでたんですけど、もう本当にみんなパニックでしたから。もうパニックのなかでどんどん事が進んで」
山浦「じゃあ、ある種、穿った見方をすれば、パニックを狙ったんじゃないかというぐらいのことも言えるわけですか?」
堤「結果的にはパニックになっていたために、政治から目が逸れたというのがあります。ですから、国会でどんな法律が決まっていたのか。どんなことが決定されていたのかというのが、国民はいっさい関心がずれたんですね」
山浦「三橋さん、そういうときはもう、国民の雰囲気もとりあえず、なんか敵を見つけて戦う、仕返ししろという感じになるんですか?」
三橋「国民がショックを受けた時に、ガーッとやってしまうというのが、今日のテーマのパターンなんですよね。政府がウソをつくのはだいたい、国民がパニックに陥っているような、出来事で言えば、なにか事件が起きた時。例えば、セプテンバーイレブンもそうですけど、リーマンショック。あの後も、金融関係者に莫大な支援が回る法律があっという間に、ダダダ―ッと議会で通ろうとした。これは一時とまったんだけど、最終的には通ったんですけど、完全にみんなショックを受けて、このままだとアメリカ経済は破滅するとか、みんな言うわけですよ。そうすると反対もできないんですよ。政治家は」
山浦「なるほど。その隙を突いてという開戦だったということなんですけど。それで、のちにフセインは関係なかったですよと。大量破壊兵器もなかったですよと。驚きの、空前の冤罪じゃないかとすら、という気がするんですけれども、要は、その大量破壊兵器もないし、フセインもそんなに関係してなかったというのは」
堤「ぜんぜん関係してないですね」
山浦「それはアメリカ政府も発表しましたもんね」
堤「発表しましたしもう政府から何人も何人も発表してたんです、直後から」
山浦「これ、いつの時点でアメリカ政府は分かっていたんですかね?開戦前なのか、開戦に踏み切った後なのか、どっちですかね?」
堤「どこで分かってたかというのは、本当に歴史を掘り起こすしかないんですけれども、少なくとも私たちがショックを受けている間に、すぐにアフガニスタンが爆撃されて、もうそれから今度はイラクが理由になって、その戦争の開始理由もどんどんコロコロ変わって、大量破壊兵器もなかったということを、例えばIAEAとか、それから米軍の高官が言っているにも関わらず、マスコミもそれに乗って、ダーッと流れが出来たんです」
山浦「ということは、引き返さなかった理由というか、なにかがあるんじゃないかと。それはもうないことが分かっているのに。その、ちょっと象徴的な」
名越「そうなんです。こちらのVTRをご覧ください。
略
山浦「このVTRに?」
堤「そうですね。このVTR自体は、このあとで、例えばバクダッドを米軍が解放したということで、バクダッド中が喜んでいるという形で出されましたけども」
山浦「そうじゃないんですか?」
堤「実は、その銅像の周りにいるのは、本当に数十人で、報道陣と米軍関係者が丸く囲って、他の市民が入れないように隔離していたというところもありますし」
山浦「バリケードを作ってるということですか?周りでは」
堤「バリケード、そうですね。囲んで入れないようにしてたということと、そもそもこの戦争がアメリカ政府が広告代理店にビジネスとして依頼したというところがあったんですね」
山浦「ええ?どういうことですか?」
堤「アメリカの大手広告代理店に、アメリカ政府が750万ドルという契約金で依頼をしたと。この以来というのは演出ですね。その商品名が『バクダッドの政権交代』という」
山浦・名越「ええ~?」
堤「ことでやってた」
名越「そんな商品、あるんですね。売っちゃうんですね、それで」
堤「そうですね。それで広告代理店が入って、戦争だけじゃないですけれども、色んな形で演出をしていくのを一手に引き受けるわけです」
山浦「ええ?じゃあ今、それは誰かの代理店が仕込んだ戦争であって」
堤「代理店が請け負った戦争ですね。だから今のVTRだったら、例えば星条旗をフセインの銅像にかぶせるとか、ああいうのも広告代理店の演出のなかに入ってたということです」
山浦「ええ?」
名越「じゃあ、この動いている人たちというか、この暴動を起こしている人たちというのは、依頼されてやっていた人たち?」
山浦「サクラということですか?」
堤「サクラも入ってますし、全員がサクラではないですけれども、アメリカの政府の関係者も入っていたという」
山浦「イラクの国民では、じゃあ、実際の本当の国民では、ああいうふうにワーッとはならなかったということですか?」
堤「マスコミが演出したほど、実際、現場にいた人たちの話を聞くと、そこまでではなかったという証言が出てます」
山浦「つまり、そこまで国民の中では、フセイン=悪の中枢、という感じではなかったかもしれないということですか?」
堤「ただ、アメリカにいた私たちはあの映像を見て、やっぱり相当高揚して、やっぱり戦争だ、やっぱり愛国だ、というふうになりましたから」
山浦「そうですね」
名越「ある意味、私たち国民も後押しをしてしまった?」
堤「そうですね。マスコミを鵜呑みにしてしまったということですね」
山浦「日本にも当然あの映像が流れてきて、我々もそういうふうだと思いましたからね」
堤「日本の場合はアメリカのCNNとか、そういう大手のマスコミの映像はそのまま流しますから、やっぱり検証されないで流れてしまうままに私たちも見ているわけですね。ですから、それを鵜呑みにする」
山浦「大変なああいう映像を演出しているとしたら、ちょっと驚きですけどね」
三橋「完全なショーでしょうね」
山浦「ショーですよね」
三橋「ショーになっちゃってますね」
名越「はい。どうしてこういうことが起きてしまうのか。これらを理解するためのキーワードがあります。こちらです。『コーポラティズム』ということなんですが」
山浦「三橋さん、うんと頷かれてましたけど、簡単に説明してただいても?」
三橋「コーポラティズムというのは、主に大企業、まあグローバル企業のほうがいいですかね」
山浦「グローバル企業」
三橋「グローバル企業の経営者とか株主とかいった資本家とかが、政府と結びつくんですよ。そして、民主主義に反したような政策をやっていって、国民とかの犠牲の下に彼らの株式会社の利益をふくらませて、株主への配当金を出来るだけ多額にするという、そういう仕組み」
山浦「政府と有力グローバル企業がくっついて、世界を動かしていくという。じゃあ、これは色んな各国の政府がそういう、癒着と言えるのかもしれませんけども、そういうことがあるわけですか?」
堤「そういう癒着している国ってたくさんあると思うんですけど、特にアメリカは代表的ですね」
山浦「たとえば典型的な例でいうと?」
三橋「さきほどイラク戦争で、結局誰が儲かったのかとよく言われますけど、これはもうアメリカの大企業であるハリバートンとか、そういう企業がイラクの復興でめちゃめちゃ儲けたんですよね」
山浦「具体的に、どういう?」
三橋「インフラを作ったんです。壊したインフラを作ったんですよね。自分で壊して作った」
山浦「はあー」
名越「戦争で壊して」
三橋「戦争で壊して作るんですよ。その金はどこから出て来たかっていったら、アメリカ国民の税金ですから」
名越「へえ」
山浦「はあ」
三橋「それがハリバートンにダーッと入ってハリバートンの株主の配当金として払われるわけです。そしてそのハリバートンの偉い人が、当時の副大統領だったということですね」
山浦「ええ~?」
三橋「これほんと」
堤「すごい癒着してますよね」
三橋「癒着どころじゃないですよね」
山浦「いっぺん戦争で更地にしといて、いろいろインフラ立ち上げなあかんから、そしたらアメリカの会社に発注させると。そんで、そこが儲かるよと」
三橋「はい」
山浦「で、政府とも、そこはズブズブだよと」
三橋「まあ政府と結びつかないとできないしょうね、こんなことは」
山浦「そうですよね。そんなこと、あ。じゃあ、さっきのイラク戦争とかも、国民のためとか、全国民のためとかいうことは、もちろんそういうのもあったでしょうけども、そういった部分の目的も大きかったということ?」
堤「そうですね。ですから、戦争が終わった後にどこが莫大な利益を得たかということを、最後までフォローして見てみると、全部一本の線でつながりますね」
名越「私たち、今日初めて知った情報というのがたくさんあるんですけれども」
三橋「そうですか」
名越「ある意味、メディアもこのコーポラティズムというものとすごく繋がりが深いんですか?」
三橋「当然、そのコーポラティズムをやるには民主主義がいちばん邪魔なんですよね。だから、その民主主義を動かすためには、そのマスコミに対して影響力を高めるのが一番いいんです。そのためにはスポンサーなんです。やっぱりお金を出す、会社の言う通りには、とは言わないけど、影響はやっぱり大きくなっちゃいますよね。結果的に、その企業の目的に沿った、例えばテレビ番組とかが作られて、CMが打たれて、世論が変わっちゃうと、その企業の思いのままの政策になっちゃうんです」
山浦「そうではないと、やっぱりメディアの中にいる人間として、信じたいですけど」
名越「そうですよね。でも、ここまでは一応、海外でのできごとですよね。じゃあ、日本政府は同じように国民にウソをついているんでしょうか?こちら、ご覧ください