言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

中国外交のしたたかさ!イスラエルを味方につけ、米国との関係においても日本より強い立場に。

2014-02-25 05:55:12 | 言いたいことは何だ




 
天木直人ブログより~

   

 中国とイスラエルの急接近を指摘した「太郎の国際通信」



 
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きょう2月23日の東京新聞の連載コラム「太郎の国際通信」で、
ジャーナリストの木村太郎氏が重要な事を書いている。

すなわちイスラエルのハーレツ紙電子版の2月14日付の記事によれば、
イスラエル南部の紅海に面した都市エイラートから地中海沿岸の
アシュドッド間約300キロを結ぶ新しい鉄道の建設工事が、1年以内に
始まるという。

太郎氏はこれをイスラエルにとっての第二のスエズ運河だと書く。

なわち、1967年の第三次中東戦争でスエズ運河が閉鎖されて経済的に
大きな打撃を受けた反省から、
イスラエルはイスラム過激派のテロに備えたのだと書いている。

そして木村氏は、その後に続く次のような記事に注目したという。


すなわち、
この計画は、中国との関係を発展させることにもなるというのだ。

 
この鉄道建設計画は、2012年7月にカッツ運輸相が中国を訪問した際、
中国とイスラエルの共同事業として行う事が合意され、
建設資金の一部を中国の開発工業銀行が融資するものだという。
 
 
建設工事そのものにも中国の高速鉄道建設事業者が参加すると
いう。

 
そして木村氏は次のように書いている。

 
中国は、イスラエルを敵視するイランやアラブ諸国との友好関係を重
視する外交を展開しているので、このイスラエルへの急接近は意外と
思ったが、中国は欧州連合の最大の貿易相手国であり、
欧州大陸との貿易路を確保することは重要である。
また中国はイスラエルの最新技術、
特に軍事技術の移入に熱心である。
だからイスラエルとの関係強化に乗り出したのもうなずけると。

 
意外でも何でもない。

 
中国はイランやアラブとの友好関係を維持しつつ、
同時にイスラエルとの関係を深めてきた。
すべては自国の国益最優先であり、
そのためには常に外交を使い分けてきたのだ。

 
中国はイランやアラブとの友好関係を維持しつつ、イスラエルのパエ
レスチナ政策に強く反対する事はない。
 
その事に対してイランやアラブが中国に文句を言う事もない。
言わせないように外交的に配慮してきた。
 
 
人権問題に目をつむりシリアのアサド政権を支え続けるのも中国の国益のためだ。
そしてその事を批判する国はない。

 
木村氏はそのコラムを次の言葉で締めくくっている。

 
「いずれにせよ、中国の抜け目のない、したたかな外交の現実を見た思いがしたものだが、日本は何をしていたのだろうか」

 
この点については100%同感だ。

イスラエルを味方につけた中国は米国との関係でも日本よりはるかに強い立場にある。

 
日米同盟一辺倒の日本外交では
中国の対米外交の足元にも及ばないということである(了)
 
 
 
 
 
 
 

パブコメを!→明日24日(月)締切【緊急】共通番号の治安利用を進める政令に反対を

2014-02-24 17:40:50 | 言いたいことは何だ
https://form.cao.go.jp/bangouseido/opinion-0001.html

★パブコメを!→明日24日(月)締切【緊急】共通番号の治安利用を進める政令に反対を:フォーム

「共通番号の治安管理利用反対」の一言でもOK。参考:マイナンバー法は恐ろしい監視社会を作る

 

大切なのは平和です! 日中戦争になったとして、日米同盟があってもアメリカは助けてくれないでしょう!傍観者か、いいところで仲裁役です。そのメッセージをオバマ政権は何度も送り続けています。アホは安倍!

2014-02-24 04:51:40 | 言いたいことは何だ



 
 


  1.  



  2. 2012年12月11日


  3. 1)「中国と戦おう!われわれには日米同盟がある。


  4. いざとなれば


  5. アメリカ軍が出動して中国と戦う」などと


  6. 勇ましい言葉を吐くマスコミ人が増えていることを、


  7. 深く憂慮する。



  8.  


  9. 好戦的反動的な排外主義・反中国愛国主義者がマスコミのなかに


  10. 増えています。


  11. 戦前と同じことが繰り返されようとしています。














今更ですが・・・TPPは参加した時点で結果は決まっていた!TPP賛成の政治家は責任を取れ!

2014-02-24 04:17:48 | 言いたいことは何だ
 
天木直人ブログより~
 
 

 はじめから政治決着しかなかったTPP交渉



 
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もはやTPPめぐる日米交渉は4月のオバマ大統領の訪日時にオバマ
大統領と安倍首相の政治決断で決着するしかない。

ついにそう報道されるようになった。

 シンガポール閣僚交渉の際に、フロマン米USTR代表と甘利TPP
担当大臣との間で合意できなければそうなるだろう。

 安倍首相にとっては最悪のシナリオだ。

 そしてその事はすでにこれまでの交渉で明らかだった。

そもそもTPP交渉はオバマ大統領から全権を委任されたフロマン代
表がすべての権限を握り、米国議会との関係で一歩も譲れない国内事情
を受けての交渉であった。

一方の日本といえば、交渉の最終段階に来て全農JAなどの国内政治
圧力に屈して例外品目にこだわり、これ以上一歩も譲れない状況にみず
からを追い込んだ。

この時点で政治決着しかなくなったのだ。

もはや官僚レベルの交渉は無意味になったのだ。

その事を見事にあらわしている記事をきょう2月22日の東京新聞に
見つけた。

日米交渉の事務レベル協議を担うのは外務省の大手博首席交渉官代理
だ。

その大江氏のカウンターパートは米国のUSTR次席代表であるカト
ラー氏であるという。

そしてそのカトラー氏と大江氏は大江氏のワシントン勤務時代から2
0年近く親交があり、おまけにカトラー氏は日本の立場に理解があると
されているという。

これ以上ない最善の事務レベル交渉コンビである。

ところがカトラー氏はフロマン代表がすべてを決めるから交渉権限は
何もない。

一方の大江氏も甘利大臣から「一方的な譲歩はするな」という指示を
受けているから解決の糸口を見つけることは出来ない。

大江氏とカトラー氏は、互いに「こんな役職に就いちゃって、ついて
ないね」と愚痴を漏らし合っているという。

これではとても駄目だ。

しかもフロマン代表と甘利大臣の間の話し合いも進展はない。

4月のオバマ大統領の訪日の際に、オバマ・安倍首脳会談で政治決着
するしか解決の道はなくなったtろいうことだ。

しかしその場合、答は見えている。

安倍首相がオバマ大統領の要求に全面譲歩するしかない。

だから私は書いて来た。

去年の3月に安倍首相がTPP交渉参加を
政治決断した時点でTPP交渉は終わったと。

どんなに米国が理不尽な要求を突き付けてきても、日本はそれを受け
入れるしかない、と。

多くの日時の、経費と、官僚を使って繰り返してきたこの一年間のT
PP交渉は、壮大なセレモニーでしかなかったということである
 
 
(了)
 
 
 
 

「新潟県の泉田知事がたった一人で東電の原発再稼働を完全シャットアウトしている方法

2014-02-23 21:21:02 | 言いたいことは何だ
「新潟県の泉田知事がたった一人で東電の原発再稼働を完全シャットアウトしている方法:ろろ氏」 
 
https://twitter.com/roro_yameroTPP

都知事選。

若い有権者の田母神支持率が高いことを不気味がる声が多いようですが、ここでもまた若い人たちは「エイリアン」扱いされているわけですね。

そういう若者に、座る椅子を用意していないのは誰ですか?

罵る相手を間違う「良識派」は、金曜日の官邸前でストレス解消でもしてなさい。

今回の都知事選で明白になったのは、「脱原発」が、かつての極左運動のような、排他的イデオロギーに昇華してしまったことですね。



新潟県の知事を見なさいよ。

「脱原発」なんて一言も言わずに、世界最高の金持ちである電力会社の原発再稼働を止めてますよ。

彼のやり方をなぜ学ばないのですか?

【参考】新潟県の泉田知事がたった一人で東電の原発再稼働を完全シャットアウトしている方法。

①脱原発や子供の未来などというスローガンを掲げていない

②福島事故当初から「配管破断の可能性を含めた原因究明」という原発ムラの弱みを徹底して突く

③首長としての仕事をきちんとしている

④原発推進・反対を問わない合理的な主張(ベントフィルター設置、住民を守れる避難計画策定等)

⑤常に論理的、飛躍がない

⑥落ち着いた聞き取りやすいしゃべり方

⑦全て「住民の利益」から演繹した主張 

「脱原発派」に欠けているものばかりですね。

逆に、「脱原発派」の特徴を挙げてみましょうか。

①「子供を守れ」に代表される空疎なスローガン

②常にポジショントーク、推進派と喧嘩するのが生きがい

③感情剥き出しの主張

④飛躍だらけ

⑤生き急ぐかのような切羽詰まったしゃべり方

⑥住民の利益なんかより脱原発が重要という偏向思想 

重要なのは、泉田知事が一言も脱原発を掲げていないのに世界で最も金持ちであろう電力会社の原発再稼働を封じ込めている点です。

原発は、究極的に住民の利益にならないものですが、泉田知事はそのことをイデオロギーにしていないのです。

こういう論理的な強さはみんなが見習いたいところですね。

> 泉田知事は非常によく原発のことを勉強していらっしゃると思います。中越、中越沖と二度の震災を経験しているのも強みかもしれません。

資源エネルギー庁に勤めていた経験も、いい方向に活かしてくれていますね。

> 知事一人ではありません。柏崎刈羽原発については複数の団体が長年運動を継続している。それを背景として知事に大きな影響を与えている県技術委メンバーが選出されている。住民運動で巻原発を断念させた歴史がある。農民団体も原発には批判的。等々 

確かにそれもあるのでしょうが、肝心の知事が木下黄太さんや福島瑞穂さんみたいな人だったらどうなっていたことでしょうね。

いずれにしろ、新潟県は本当の意味で「生活」というものを見ている有権者が多いんじゃないですか。

国家戦略特区なんてどうでもいいから脱原発!なんて考えているおかしな人は有意な数ではないでしょうね。

> 木下黄太さんと福島瑞穂さんを同列に論評するのは絶対無理(笑) 泉田さんの持ち味は論理的合理主義。よく言えばクソ真面目な官僚。新自由主義とも親和性が高い。

それを暴れさせないというのも、県民次第でしょう。

泉田氏が個人としてどんな政治思想を持っているかなどここでは問題にしていません。

事実として原発再稼働が止まっていること、見習うべき点が多いことを述べているだけですよ。

> 新潟市長は特区に手を上げる勢いですよ。知事も反対はしていない。農業特区に指定される可能性が・・・困ったものです。

それに抵抗して思いとどまらせるのは、新潟のみんなの声ですよ。がんばってください。

 



少々辛口の内容ですが、現に封じ込めているのは泉田知事お一人であり、常に論理的でぶれない面は見習うべきところだと思います。
 
 
 
http://sun.ap.teacup.com/souun/13370.html