日本国内に生息するカワトンボの仲間では最大種。雌雄ともに翅全体が赤橙色をした大変美しいトンボで、清らかな流れの上をヒラヒラと舞うように飛びます。
道内での産地はやや限られており生息地は局所的ですが、旭川市内の生息地では毎年多くの個体が発生しており、道内屈指の多産地と言えます。しかし環境の変化に敏感で、ちょっとした環境悪化で簡単に姿を消してしまう可能性が高く、残された生息地をなんとか守っていきたいものです。
江丹別川では近年、ウチダザリガニの繁殖により急激に個体数を減らしています。
道内での産地はやや限られており生息地は局所的ですが、旭川市内の生息地では毎年多くの個体が発生しており、道内屈指の多産地と言えます。しかし環境の変化に敏感で、ちょっとした環境悪化で簡単に姿を消してしまう可能性が高く、残された生息地をなんとか守っていきたいものです。
江丹別川では近年、ウチダザリガニの繁殖により急激に個体数を減らしています。
透明型の♂は水辺というよりも、すこし距離をおいた草地や周囲の森林内で見かけることが多く、縄張り争いにおいては橙色方♂の方がやや優勢のようです。そのため、市内ではこの透明型♂を見る機会があまり無く、橙色型♂に比べ個体数が少ないという印象です。
カワトンボの仲間は河川上流~中流域の水の綺麗な環境を好む種で、本種は道内各地で記録があり普通種。
♂の翅には「橙色型」と「透明型」の2パターンがあり、特に「橙色型♂」では成熟するとほぼ全身に白い粉をふき、別種のように変わります。♀の翅は全て「透明型」。
橙色型♂は水辺で静止型の縄張りを確保し、産卵にやってくる♀を待ちます。水面上を飛ぶ姿は、まるで白く細長いチョークが飛んでいるようにも見えます。
♂の翅には「橙色型」と「透明型」の2パターンがあり、特に「橙色型♂」では成熟するとほぼ全身に白い粉をふき、別種のように変わります。♀の翅は全て「透明型」。
橙色型♂は水辺で静止型の縄張りを確保し、産卵にやってくる♀を待ちます。水面上を飛ぶ姿は、まるで白く細長いチョークが飛んでいるようにも見えます。