旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

キトンボ♂

2010年07月28日 | トンボ科
翅の半分ほどが鮮やかなオレンジ色をした中型のアカネで、特に成熟♂は腹部が朱色に変わり大変美しいトンボです。道内では各地で記録がありますが産地はやや局所的。
コノシメトンボ同様、旭川市内では過去に数例記録されているだけで確実な生息地も無く、別地域からの飛来種と考えられます。
周囲に立木のある、林に隣接した比較的大きく深い池沼を好み、水辺では大変良く目立ちますので、他種と見間違えることはほとんどありません。
写真は4年前にカムイの杜公園内にある自然観察池で撮影したものですが、この年は2頭の♂個体を確認しました。残念ながらそれ以降は全く観察されていません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コノシメトンボ♂

2010年07月28日 | トンボ科
ほぼ北海道全域で記録されていますが道北地区では珍しいアカネで、ノシメトンボのように翅先に褐色斑紋があるのが特徴です。旭川市内では過去に数例記録されているに過ぎず、確実な生息地も無いことから別地域からの飛来種だと考えられます。
ノシメトンボと良く似ていますが本種はやや小型で、成熟♂は額面から腹端にかけてほぼ全身が真っ赤に変わることで見分けられます。
写真は4年前に市内の上雨粉地区で撮影したものですが、それ以降市内での観察記録はありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする