令和2年9月19日(土)
山陽女学園管弦楽部 第10回定期演奏会
交響曲第7番嬰ハ短調 作品131「青春」全楽章
S プロコフィエフ作曲 2020. 8.13
とても中高生とは、思えないほどの素晴しさがここにある。
全国高校選抜オーケストラフェスタ(全国大会)
2009年~2019年まで連続出場を成し遂げた実力ある
山陽女学園管弦楽部。
コロナ禍、学校の休校や部活動もままならない状況で6月27日(土)の
第10回定期演奏会という大切な日も開催見送り、中止ではなく延期という
ことで今回、お盆前の8月13日(木)堂々開催となる。
自治体からの厳しいガイドラインのクリアーは勿論、「できない」ではなく
どうすれば「できるか」皆さんで知恵を出し合ってのコロナ感染対策極限まで
リスクを下げ演奏会が行なわれている。その中に1人の私がいるのである。
演奏時間は、とても短めで主催者の挨拶もない。飛沫や接触時間の配慮から
止む得ないことである。しかし第2部のS.プロコフィエフ作曲 交響曲第7番
嬰ハ短調 作品131「青春」全楽章が中高生とは思えないほど素晴しい!
演奏が行なわれるホール扉全開という想定外の演奏にも関わらず
音の広がり(音場)空気感を感じさせられるような「音」がある。音源をダイレクトに
感じる耳は時間とともに体の中を駆け巡り興奮は絶頂期となる。
本当に口では表現できない「音」がここに存在したのである。