クライマーの山野井泰史さんを追ったドキュメンタリー映画
『人生クライマー』観に行ってきました。
いやぁ…もう凄かった!
スゴイ以外の言葉が見つからないけれど、凄くて面白かった。
世界の巨壁に単独・無酸素・未踏ルートで挑む山野井さん。
10年位前に沢木耕太郎さんの『凍』を読んで、興味を持っていました。
(ちなみに…『凍』は私の中でNO1ノンフィクション)
クライマー仲間ほとんどを山で亡くし、山野井さん自身も何度も死にかけ、
凍傷で指10本を失っても挑戦をやめない。何がそこまでさせるのか?
「死ぬかもしれないと思うからこそ楽しめる」って、どういうこと?
何かを成し遂げる人は、みんなどこかに‘’狂‘’の部分がある気がする~。
映画を観ながら、何故そこまでして?という思いがグルグル渦巻き、
結局最後まで理解できませんでした。理解はできないけれど…
想像もつかない世界があり、自分とは全く違う世界で生きる人がいる。
それを知るのは、やっぱり面白いです。
自分で想像できることなんて、たかが知れているのだから。
理解を超えた世界は、いっそ清々しい!
来年もまた知らない世界を覗きに、映画館に行こう。