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ビートたけしの人情噺(にんじょうばなし)

2020-02-14 08:37:24 | 日記
ここのところ再婚報道で世間を賑わせているビートたけし。
ずいぶん高齢での再婚だが、まあひとそれぞれでいいでしょう。
ところで、たけしと言えば、こんな人情噺を思い出した。

◆せびったお金の使い道
 ビートたけしは、ずっと母親にお金の無心をされていたそうだ。
 母親は北野さきさんだ。
 このさきさん、たけしがブームに乗ってブレイクしお金をバンバン稼ぐようになると、
 顔を見せるたびに金をくれ、とせびったのだという。

 お金をせびる理由はいろいろあって、「温泉に行くから金をくれ」、「孫にプレゼントするから金をくれ」、
 「今まで育ててやったんだから金をくれ」と様々だったようだ。
 まあ、たけしも羽振りがいいので、一度に2~30万円ぐらいせびられていたそうだ。
 たけしのほうも、「この因業ばばあ」なんていいながら、喜んで渡していたようです。

 そんなたけしが人気の絶頂の時に、その事故は起きました。
 深夜に酒気帯びで原付バイクを運転中に自損事故を起こしたのです。
 瀕死の重傷でした。一命はとりとめたものの、再起不能とも言われました。

 ところが、さきさんがたけしの入院している病院に見舞うと、たけしの枕元に通帳と印鑑を置いて、
 「おまえは金遣いが荒いから、いつかこんなことになると思ってな、金は全部取ってあるからこれであとの人生を暮らせ。」
 それは、さきさんがたけし名義で積み立ててあった通帳だったのです。
 たけしから無心した金は1円も使うことなく、自分の年金をも足して預金していたようです。
 
 なんとも、子を思う母親の、涙がにじむような人情噺です。
 しかし、たけしのことだ。
 これが良くできた創作話であってもおいらは驚かないがね・・