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食料危機?

2020-02-25 06:57:15 | 日記
日本は少子高齢化に悩んでいる。
しかし、世界は発展途上国中心に人口の増加が続いており、このままでは食糧危機が迫るとの予測がある。
現在の、牛・豚・鶏だけではとてもまかなえないらしい。
それらにかわるたんぱく質の源として、昆虫が検討されていることは聞きかじっていた。
だが、産業新聞によると、すでにこんな研究が進んでいるらしい。

◆コオロギやカイコを美味しく食べる
 徳島大学発のスタートアップ企業グリラスは、30万匹に及ぶ食用コオロギ工場を運営している。
 コオロギは、卵から1か月で3センチに育ち食べられるようになるという。
 冷却や煮沸・乾燥を経て粉末に加工し、パンの材料として活用されるらしい。
 
 肚の据わっている方は、そのまま食べても良いようだ。
 乾燥コオロギを目をつぶって食べれば、それは煎りソラマメのようなサクサクした食感だ。
 風味はエビのようでもある。
 少し味付けすれば、酒のツマミにも十分なり得る。
 さらに、昆虫食は、地球環境への負荷も小さいらしい。
 牛肉1キロ生産に飼料は10キロ必要だが、コオロギは1.7キロに過ぎないという。

 コオロギだけではなく、カイコの研究も進んでいる。
 牛肉と混ぜ合わせてハンバーグに利用できるそうだ。
 さらには、イエバエは、家畜の糞を素早く分解し堆肥化し、幼虫は養殖魚のエサになるという。
 魚のエサならば大歓迎ですよね。
 
 課題もある。
 「虫を食べる」という行為への抵抗感を減らし、環境を守る先進的な行動だという意義づけだ。
 地道な広報活動の結果、昆虫食が一般的なものになるといいですよね。
 でも、おいらは最後まで食べないかもしれないな。