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涙について

2020-02-28 07:31:54 | 日記
時は今、花粉症のシーズンだ。
涙や鼻水で辛い思いをしている方は多いだろう。
言いたいことはそうではなく、感情の変化により出る涙の方だ。
ちょっと考えてみた。

◆涙はどんな時に出るのか
 テレビ番組で、小さな子が初めておつかいに行く姿を見て、「何が感動的なのかさっぱりわかりません」との意見があった。
 子育て経験のある別の人は、「私は、小さな子がお金を持たされて、何を買うのか忘れないようにしながらヨチヨチ歩いているのを
 見るだけで、もう泣けてくるよ。」とのことだった。
 前者は若い方でした。おそらく人生経験がまだ浅いのでしょう。感動の経験が少ないのかも知れません。
 してみると、「涙」には、その人の人生経験の深さが出るのかも知れません。
 「最近、歳をとって涙もろくなった。」という言葉も聞きます。
 これも、涙が人生経験の深さに比例する証左かも知れませんね。
 
 若くとも涙もろい方もいます。
 自分のことでは泣かないようですが、すぐに「もらい泣き」する方がいますよね。
 それは、優しさの表れだそうです。
 他人の悲しみを、自分のこととして泣くことは決して恥ずかしいことではありませんよね。
 銀河鉄道999で、メーテルはこう言います。「男の子が友達のために涙を流すのは恥ずかしいことじゃないわ。」

 映画でも、男はつらいよの寅さんはこう言います。「泣きな。いくらでも、気のすむまで泣いたらいいんだよ。」
 こちらは、正真正銘自分が悲しい時です。
 悲しい時には、気のすむまで泣くことが、次の人生を明るく過ごすコツかも知れませんね。
 そして、できれば次にはうれし泣きをするほどの感動を得たいものです。
 西沢泰生さんの著書がいろいろと教えてくれました。