つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

穏やかな環境には

2019-10-11 18:21:03 | 日記
人間社会はいうまでもなく共同生活だ。
そのため、自分勝手な発言や行動は許されない。
他人への気遣いが必要ということだろう。
それでも、出来るだけ穏やかな人間関係に身を置きたいものだ。
そんな気持ちに対して、空海(弘法大師:真言宗開祖)は、こう教えてくれた。

◆心と環境の関係とは

 「周りの環境は心の状態によって変わる。
  心が暗いと何を見ても楽しくない。
  静かで落ち着いた環境にいれば、心も自然と穏やかになる。」

 環境や周囲の状況は、心と密接にかかわりあっているようだ。
 頭の中が怒りや悩みの雑念だらけで心が落ち着かないと感じたら、
 空海和尚が説くように、静かな環境に身をゆだねるのがいいだろう。
 穏やかな気分となり、それまで心を蝕んできたイライラや不満も収まっていくものだ。
 一方で、逆に環境を変えたいと思ったら「心の方」を変えてみるのもいい手だろう。
 気の持ちようで、あらゆることが明るく見えてくることもある。

 空海和尚はこうも説く。
 「片手だけでは拍手できない。片足だけでは歩けない。」
 右手と左手があってはじめて拍手ができるし、右足と左足が交互に反応してこそ歩くことができる。
 だから、相手があなたに応えるまで祈り続けなさい。

 そっかぁ 自分勝手に解釈すれば、
 温泉旅行に行ったり、ご当地グルメを食べに行くのは、静かな環境を得るための「転地療法」。
 趣味に没頭するのは、「心の安寧」と考えれば、こりゃぁ空海和尚の教え通りじゃんか・・・
 
 

子供の小遣いと日本文化

2019-10-10 17:10:57 | 日記
まだ学生(東大)らしいが、西岡壱誠という方が、興味深い論を述べている。
ご本人は、世界を正しく見る教養講座と称しているようだ。
まあそんなこともあるかな、とも思えたので紹介したい。

◆子供の小遣いが独自の日本文化を生み出す
 氏によると、欧米では子供が欲しがるものを親が吟味して買い与えるのが普通で、
 子供自身にお金を管理させるシステムの国は稀だそうだ。
 日本ではお年玉をはじめ、月々のお小遣いを子供に直接渡すという風習があります。
 これは、子供に自分で何を買うのか決めなさい、ということで、お金の使い方の勉強でもある。
 日本の子供たちは、小さいころからお金を使う訓練をさせてもらっているということだ。

 子供が自分の意思でモノを買うことができるということは、子供が需要家や投資家になるということだ。
 当たり前のようだが、これは結構すごいことで、お菓子メーカーもおもちゃメーカーも、大人目線だけで商売していては、
 子供という需要家・投資家に見放されてしまう。
 子供が本能的に楽しい、おいしい、と感じるモノが選ばれるため、子供目線でのモノづくりが必要ということだ。
 そして、多くの場合、大人よりも子供の方がそういった感性も好奇心も豊かなものだ。
 大人より、よほど目が肥えているのだ。

 こうして日本では子供向けの大衆文化が花開いたという訳だ。
 驚くほど安い値段なのに、非常に趣向が凝らされた駄菓子や、世界で一番売れているカードゲーム遊戯王、ポケモン・
 ドラクエなど世界的に有名なゲームをはじめ、アニメやマンガなどのクールジャパンと呼ばれる文化が開花したのは、
 子供自身が需要家・投資家であったからなのだ。
 こういった論法で、氏によれば日本独自の文化が生まれ育つのは、子供が自由にお小遣いを使えるからだそうだ。

 なるほどねえ。
 世界の小遣いの風習までは知りませんが、大人(常識者)が反対したり評価をしない商品開発をすることで、子供(真の需要)
 の求めるモノが出来るということなんでしょうか。
 いろいろなところで、応用できる場面もありそうですね。
  

人生の戦い

2019-10-09 08:04:13 | 日記
人生を過ごしていく中で、言葉は適切ではないかもしれないが、戦いはつきものだと思う。
何と戦っているかさえわからないが、いつも正念場のような気さえする。
そんな追い詰められ感を解消するには、こんな言葉はどうでしょう。
俳優のジャッキー・チェーン(ブルース・リー)だ。

◆人生の戦いに勝つには
 
 「人生はすべての戦いに勝つ必要はない。自分にとって意味のある戦いに勝てばいい。」

 出し惜しみせずに、力を存分に発揮することは大事なことです。
 しかし、それほど重要でないことにまで全力投球し、疲弊した挙げ句に大事な場面でつまずく、なんてことがあります。
 何にでも一生懸命で正直なことはいいことなんでしょうが、
 ここぞという勝負のときを見極める目を持つことも大事なのでしょう。
 そこで自分の本領を発揮し、勝利を収めればいいだけの話です。
 どうでもいいことは、負け試合の連続でも一向にかまわないわけです。

 「自分にとって意味のある戦い」が何であるかを見極めるためには、普段から心に余裕を持つことが大切なようです。
 
 関連で、米国作家のラルフ・ウォルドー・エマーソンは、こんなことを言っています。
 「雑草とは何かって、それはその美点がまだ発見されていない植物のことさ。」
 普段は目立たない雑草のような存在で負け続けていても、意味のある場面で大輪を咲かせて勝利する・・・
 なんか恰好良くないですか?

最大の栄光

2019-10-08 07:29:37 | 日記
栄光と栄誉は、皆が求めるもののようです。
日本には叙勲制度があり、毎年それを心待ちしている方々もいらっしゃるようです。
でも、真に価値ある栄光・栄誉とはこういうこと。
ネルソン・マンデラ(南アフリカ大統領)は、こう言っている。

◆人生の最大の栄光とは
 ネルソン・マンデラは、ノーベル平和賞も受賞しています。
 そんな彼の言葉はこうだ、
 「人生の最大の栄光は、決して転ばないことにあるのではなく、転ぶたびに起き上がり続けることである。」

 かっての南アフリカは、白人政権下で人種差別が横行していたそうだ。
 それに敢然と立ち向かったのが、ネルソン・マンデラだ。
 彼は、27年間の獄中生活を強いられるが、それでも屈せず自らの国を人種差別撤廃へと導きました。
 転んだことにクヨクヨしている人は、マンデラのこの言葉を噛みしめてみてはどうでしょう。
 転んでも、落ち込んでも、何度失敗してもいいのです。
 まずは、とにかく起き上がってまた進むことが大切なのです。

 ラグビーでも注目の国ですが、こんな歴史もある国なんですよね。
 日本の「七転び八起き」にもつながります。
 少しだけ、肝に銘じておくことにしましょうかね。

松茸あばれ喰い

2019-10-07 18:38:53 | 日記
毎日毎日、暑い暑いと言い続けてきましたが、やっと秋色が深まってきました。
その意味では、日本の四季というものは本当に有難いものです。
そして、その四季ごとに、うれしいことにいわゆる美味い(おいしい)ものが登場します。
その美味いもののひとつを友人達と一緒に味わってきました。

◆一生分を味わってきました
 商売熱心というのでしょうか、いろいろなお店がアピールしており、
 松茸ひとつとっても ここ名古屋からは岐阜県恵那市・瑞浪市・滋賀県甲賀市等が候補に上がります。
 情報提供というか宣伝というか、ネットでも色々と発信しているようです。
 そして、その多くは松茸三昧の全力グルメツアーです。
 友人仲間たち(自称グルメトリオ)は、人生の幕を引くのには、まだずいぶんと早いのですが、
 一生分に引き寄せられてそれらを味わってきました。

新名神高速道路の甲賀土山ICから近い魚松本店です。
 近江牛と松茸の食べ放題で、キャッチコピーは「一生分の近江牛と松茸が食べられる」です。
 看板とキャッチコピーに誇張はありません。
 近江牛と松茸のすき焼き・近江米の松茸炊き込みご飯が食べ放題です。
 さらに、松茸の土瓶蒸しとデザート、お土産まで付きます。
 追加をお願いすると、景気よく松茸でも近江牛でもドバドバと入れてくれます。
 観光バスによる団体客も多数で、聞くところによると松茸の消費量は1日に350kgだとか。

 とてもおいしくて満足はしました。
 でも、何事も過ぎたるは及ばざるがごとしです。
 満腹になってから、無理やり追加をして香りの少ない白っぽい松茸(中国・韓国産?)を食べてもねぇ・・・
 生涯に一度はお勧めしますが、元をとろうとは思わない方が良いでしょう。
 おひとり様、税別7500円でした。
 なお、食べ放題ではない国産松茸料理もあります。
 一般人は、こちらがお勧めかもです。