つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

すべては米(こめ)から始まる

2019-11-20 20:05:46 | 日記
21世紀はアジアの時代だと言われているらしい。
自分の手柄ではないのだが、アジアに住むおいらとしてはそんな言われ方は何となくうれしい。
で、なぜアジアの時代かと言うと、すべては米(こめ)に起因するのだという。
西岡壱誠なる学生さん(東大)が、こんな興味深い自説を開陳していた。

◆アジアの経済発展は米が主食だからだ
 人類の文明の興りは、遠い昔の記憶で定かではないが、エジプト・チグリスユーフラテス・インダス・北京だったかな。
 それぞれの文明は発達の程度に差があり、世界の覇権(それぞれの時代の先進文明)は変遷してきたようだ。
 順番はいい加減かもしれないが、エジプト~ギリシャ~ローマ~フランス~イギリス~米国ときて、次は中国?

 アジアには、しごく当然だが米を主食にする文化がある。
 米はカロリーが高いので、主食に適しているが、その栽培には年間1000mm以上の降水量が求められる。
 熱帯モンスーン地帯・温帯モンスーン地帯はその条件に当てはまり、つまりはアジア諸国なのだという。
 雨量の少ない地域では、少雨でも育つ小麦が主食とされている。

 米は煮炊きさえすれば、そのまま食べられるのだ。
 反面、小麦はひいて、練って、パン・パスタ・ピザ・ケーキなどに加工してから食べるものだ。
 カロリーが高く、簡便性があり、たんぱく質も含む、これだけでも有利なのだが、さらに生産に於いても不作が少ないのだ。
 この有利性のため、人口爆発ともいうアジアの人口増加を誘発したわけだ。

 人口が増加するという事には、ふたつのメリットがある。
 ひとつは、生産拠点としての工場立地。
 次いで、販売拠点としての市場性だ。
 これを学問的に言えば、「労働力」と「市場」なのだ。

 まあ、無理やりこじつけた感はありますが、入口と出口はなんとなく納得できます。
 解説はどうあれ、これからアジアの時代が来るというのはちょっとうれしい気持ちですよね。
 

そうなってしまったら

2019-11-19 17:13:07 | 日記
そうなってしまったら自分を責めずきちんと認めることだそうです。
メンタリストのDaiGo氏がいいことを教えてくれた。
大姉諸兄も、つい暴飲暴食をしてしまったこともあるかと思います。
そんな時の罪悪感を弱めるフレーズですが、他にもいろいろと応用が利きそうです。
これは、米国でのちゃんとした研究に基づいているらしいです。

◆人間だからそういうこともある
 研究では、被験者にドーナツと水で満腹感を味わってもらった後、さらにお菓子を用意し2グループに分けて観察した。
 一方のグループには何も声をかけず、他方には人間だから食べ過ぎてしまうことはありますよ、と声かけをした。
 すると、何も声を掛けられなかったグループの方が、倍以上お菓子を食べたという。
 このように、食べすぎという罪悪感を放置すると、罪の意識が自己コントロール力を失い、ますます行動を食に向かわせる。
 だからこそ「人間だからそういうこともある」と、きちんと自分を認めることが大切なんだそうです。
 失敗という事に関しては、食に限らずいろいろな場面で応用できるかもしれませんね。
 気楽に参考にしたいものです。

 失敗ついでに言えば、発明家のエジソンは電球の発明のために9000回もの実験を繰り返したという。
 なぜ何度失敗してもあきらめないのかと問われると、彼はこう言ったという。
 「失敗したのではない。8999回フィラメントに適さない素材を発見しただけだ。」
 失敗というのは役に立たない出来事ではなく、彼にとっては成功に導くためのプロセスの一部なのです。
 この捉え方ができるかどうかで、その後の結果や人生が変わっていくのでしょうね。
 

我々次第でないもの

2019-11-18 17:11:39 | 日記
再び上智大学荻野教授の、古代ギリシャの哲学者エピクテトスについての講義からだ。
ストア学派と呼ぶらしいが、そんなことはどうでも良い。 
人間だれしも持つ「欲求」との、その大事な付き合い方についてだ。
これがわかっていないと、自ら不幸を招き寄せるものらしい。

◆我々次第でないものに欲求を向けてはいけない
 賢人の学びを教授はこう整理して講義してくれました。

 我々次第であるもの(自分がコントロールできるもの)
 ・判断・欲望・意欲・忌避
  我々次第であるものとは、我々の心の働きによるものだ。

 我々次第でないもの(自分がコントロールできないもの)
 ・評判・身体・地位・財産
  反して我々次第でないものとは、我々の働きによらないものだ。

 我々次第であるものは、自由で妨げられないし他人から邪魔をされない。
 だが我々次第でないものは、脆弱で隷属的で簡単に妨げられてしまい、自分のものではないのだ。
 こういった、多かれ少なかれ誰かの意向や時の運が絡むことは自分の裁量内にない、つまり我々次第でないものなのだ。

 なるほど、他人の評判を気にして不本意な行動をとるのは本末転倒ですよね。
 また、他人から見ると恵まれているのに、もっともっとと求めすぎてその結果不幸になっていくのでしょうね。
 日本の「足るを知る」にも通じるのかもしれませんね。
 

鶏足寺(けいそくじ)紅葉狩り

2019-11-17 21:06:51 | 旅行
名古屋周辺で一番有名な紅葉狩りスポットはおそらく香嵐渓(こうらんけい)だ。
足助川沿いの紅葉は本当に素晴らしく、渋滞に閉口しながらも向かう価値があると思われます。
だが、流石に毎年の訪問では飽きてしまう。
そこで、今年は友人と関西圏まで足を伸ばすことにした。

◆鶏足寺に紅葉狩りに行ってきました
 ここ数年で人気急上昇中の滋賀県湖北地方長浜市郊外にある鶏足寺に行ってきました。
 もともとが山寺ですので、向かう道は細いし駐車場もほとんどないそうです。
 で、近隣の商業施設から滋賀県が無料のシャトルバスを運行してくれています。
 ボランティアの皆さんお世話になりました、ご案内ありがとうございます。
 そんな現地の様子はこうです。

 〇なかなかいい色合いです
  

 〇風情もあります
  

 〇ここが一番有名なフォトスポットです、参道と紅葉ですが、惜しむらくは一週間ほど早いかも
  

 〇上記の同じフォトスポットを達人が撮影したものです、参道に敷き詰めたような見事な落葉した紅葉です
  よく見ていただくと、ガラスが反射しているのがわかると思います
  そうです、ガラスケースに入っている写真を撮影したものです
  

 観光バスがひっきりなしに発着して大変な混雑でしたが、お勧めできる素晴らしさでした。
  
 

生ける妖怪

2019-11-16 08:13:32 | 日記
まさにこの言葉が相応しい。
現代の「生ける妖怪」ことヘンリー・キッシンジャー。
ユダヤ系ドイツ人の彼は、米国に渡りハーバードで学んだ。
その優れた分析力は、数々の国際問題をある時は正面から、またある時は秘密裏に解決に導いた。
100歳になろうとする現在も、米国の政策決定に大きな影響力を与えているという。

◆どこに行こうとしているのかをわかっていなければ、どの道を通ってもどこにも行けない
 ハーバードの教壇に居た彼は、リンドン・ジョンソン政権の国務省顧問に抜擢された。
 次いでリチャード・ニクソン政権の国務長官。
 ジェラルド・フォード政権では国家安全保障大統領補佐官だ。
 その間の業績は、東西冷戦真っ只中でのニクソン大統領の訪中・訪露の実現~緊張の緩和。
 北ベトナムとの秘密交渉によるベトナム戦争の終結、等々。
 その後も米国の政策決定には現在に至るまで、(時として教え子を通じて)必ずかかわってきたという。

 前触れが長くなったが、掲題の言葉をおいらなりに逆説的に解釈してみた。
 どこに行こうとしているのかをわかっていなければ、どの道を通ってもどこにも行けない。
        ↓     ↓
 何をやるべきかがわかっていれば、それは成功する。 でどうでしょうか。

 これは困った。
 昨日は経験(行動)が何より大事でしたが、今日は行動する時は事前に周到に考えてから、になっちゃった。
 まあどちらも真理という事にして筆を置くことにします。