つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

当事者意識

2021-01-21 06:52:48 | 日記
政治と一般国民との乖離がよく言われる。
曰く、政治家は浮世離れした別世界にいる。
曰く、政治家は特権階級と勘違いしている。
そのどちらにも頷かされるものだが、菅総理のこの言葉には驚いた。
さすがに週刊新潮誌でも指摘されていた。

◆政治家は言葉と行動が大事だと言われるが
 新型コロナに関する二度目の緊急事態宣言への国民への協力要請についての記者会見での言葉
 手元のメモに目を落とし、台本を読み上げるかのような口調に終始した上でだ。 
「これまでの国民の皆さんのご協力に感謝申し上げるとともに、
 今一度ご協力を賜りますことをお願いして、私からの挨拶とさせていただきます。」

 ただでさえ苦境にあえぐ国民であふれる中、改めて緊急事態宣言への協力を仰ぐ場面のはずだ。
 それなのに、結婚式に招かれた来賓のスピーチのような言葉では、話にならない。
 これは恐らくは、発言している政治家本人に当事者意識が欠けているためだろう。
 他人事ではないのだ。自分を主語にして、責任の所在をはっきりさせて訴えたり命令したりすべきもののようだ。

 思い出させられるは田中角栄元総理の大蔵大臣就任時のスピーチだ。
 日本を代表する俊英・エリートを前にして、
 「できることはやる。できないことはやらない。しかし、全ての責任はこの田中角栄が負う。以上。」
 おいらは特段の政治信条は持ち合わせていないが、どちらが心に響くかは明確だろう。

対コロナ、日本の国力

2021-01-20 06:21:37 | 日記
週刊新潮誌の受け売りなのだが、こんな記事があった。
第二次世界大戦の開戦前に、時の首相近衛文麿が山本五十六に対米戦争の見込みを訪ねたシーンでの台詞だ。
「初め半年や一年の間は、随分暴れてご覧に入れる。しかしながら、二年三年となれば、全く確信は持てませぬ。」
これは、当時の米国と日本では国力が圧倒的に差があり、長期戦では全くの勝ち目がないということを述べている。
翻って、現代の対コロナ戦でも似たような状況が見られるという。

◆近代日本は国力が足りなかった
 日本は一定の文明国ではあった、そして欧米列強の植民地にはならなかった。
 しかし、仮想敵国である米英やソ連に対しては、いつも国力(産業力)が不足していた。
 戦争では長引いたら地力の差で負けるのは明確だ。
 短期でケリをつけるしかない。
 真珠湾攻撃や東南アジアへの進出もこういった考えのもとになされた。
 だが、戦争が長引くことにより精兵の補充はできず兵器類の量産もままならない。
 結局は国力の差で敗北していく。

 対コロナではこうだ。
 中曽根内閣の第二次臨時行政調査会以来、医師数や病床数は厳しく制限されてきた。
 医師個々を精兵化し、設備や薬品の質を高めれば大丈夫との発想だ。
 そこに新型コロナだ、短期ではなんとか対応できた。
 だが、敵ウイルスは新型も加わって長期持久戦の様相となってきた。
 医師数も病床数もすぐには増やせない。
 日本の不得手とする長期戦だ、果たして現在日本の国力で対コロナ戦で勝つことはできるのだろうか。
 なるほどと言う感じもしますが、平時にお医者さんやベッドがあり余ってるというのもそれはそれでねぇ・・・

北海道は体重が重い

2021-01-19 07:04:10 | 日記
女性は勿論、男性だって体重を気にするものだ。
若いころはスタイルが大事なので、特にそうだ。
おいらは、それほど若いという年齢ではないが、今度は健康のために体重を気にしている。
そんな体重について耳寄りな情報を得た。

◆北海道で体重を量ると沖縄よりも重くなる
 東京で体重60kgの人が北海道で同じヘルスメーターなら60.05kgになるそうだ。
 同様に沖縄で量ると、59.95kgとなる。
 北海道は食べ物がおいしいからこうなるわけではない。
 物理的な理由があるそうだ。

 人間や物の重さは、万有引力すなわち地球の重力の働きによる。
 だが、重力の影響を受けるのと同時に、地球の自転による遠心力にも影響されるのだ。
 地球の自転は、北極と南極を結ぶ線が自転軸となる。
 なので、自転軸から一番遠い赤道上が遠心力最大となり、重力をその分打消し、モノの重さは最少となる。
 北極や南極は、自転軸から一番近いので、遠心力は最少となり、モノの重さは最大になるという訳だ。

 北海道と沖縄では北海道の方が北極に近く、遠心力の影響が小さく体重が重くなるという訳だ。
 なお、ちゃんとしたヘルスメーターは、出荷先に応じてそういったことを含めて微調整してあるということだ。
 たかが50gですが、されど50gですよね。

往年の美女優のビキニ

2021-01-18 06:26:33 | 日記
往年の美女優が、何十年ぶりかにビキニ水着姿を披露しているという。
世の中にはそういう際物を求めるニーズもあるということで、別にここで批判する気はない。
まあ多少は見られる姿形なのかも知れないが、おいらにはとんと興味がない。
そこで思い起こされるのが、スペインの哲学者バルタザール・グラシアンのこんな言葉だ。

◆斜陽の姿をさらさない
 この言葉はビジネスパーソンこそが味わってみるべきかもしれない。
 特に長年経営を担ってきた創業者が考えるものかもしれないな。
 「忘れ去られてしまうより、自ら去るほうがいい。
  華のあるうちに身を引くことが重要だ。
  太陽でさえも雲の陰に隠れると、沈んだのかどうかわからなくなる。
  引き際を見誤ることは、雲の陰にある太陽と同じ。
  生きているうちに人々に葬り去られてはいけない。
  調教師はレースに勝っているうちに、馬を引退させる。
  美女は、美貌が衰える前に人前から姿を消す。」

 創業経営者の引き際は難しいのだろう。
 ご本人が起業し育てた企業だ、誰よりもわかっている。
 他の人に任せれば、会社がどうなるかわかったものではない。
 だがその思いは、よくよく考えてみるべきかもしれない。
 単なる自己評価にとどまっていないか、実は創業者がいることで、かえって成長への目が摘み取られていないのか・・
 コロナで先行きの見えにくい今だからこそ、団塊の世代の経営者は決断の時かもしれませんね。

「T字路」と「丁字路」

2021-01-17 07:19:53 | 日記
おいらは、直角に交わっている道路の三叉路(さんさろ)のことを「T字路」と呼んでいた。
だが昨日知ったのだが、実は「丁字路(ていじろ)」と呼ぶのが正しいらしい。
諸兄はご存じでしたか。

◆昔からあった言葉だそうだ
 これは、日本でアルファベットが一般的に使われる以前から、「丁字路」と呼ばれていたからだ。
 もともと明治時代に、道路の形状が「丁」の字に似ていることから命名されたという。
 それから時代を下って、戦後アルファベットが普及し、Tシャツなどという言葉も登場したことから、
 「T字路」とも呼ばれるようになったという。
 なお、道路交通法にも、交差点の定義で、十字路・丁字路・その他二つ以上の道路が交わる場所となっているそうだ。
 どうでもいいようなことだが、まあ覚えておいて損はないかな。
 
 しかし、こんな言葉もあり、耳が痛い。
 「役立つ情報ばかり追いかけていると、使えない人間になりそうだ。」
 情報を集めることに集中して、行動を忘れることのないようにしなけりゃね。
 「挑戦する人か、人の挑戦にあれこれ言う人か。」
 頭でっかちの人にありがちですよね、あれこれ言う前に自分が行動をしましょう。反省です。