つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

平和のための戦い

2021-01-16 07:08:04 | 日記
日本史の戦国時代、15世紀末から16世紀末を指すのだが、戦乱が頻発した時代だった。
室町幕府の権威が失墜したことで、全国各地に戦国大名が台頭し、領土拡大のために他の大名と戦闘を行ったわけだ。
だがそれらは、決して自己の利益のためだけに戦ったわけではないようだ。
他者から領地を奪って拡大することだけが目的ではなかったらしい。

◆戦国大名は平和を目指していた
 戦国時代はなんのために人間同士が殺し合いをしたのか。
 国を取った先に戦国大名が見据えていたのは、全国統一による平和だったのだ。
 おかしな話だ、平和のために人が殺し合いをしあってるなんて。
 しかし、徳川家康が全国統一を果たしたのちには、江戸時代が平和な時代だったことは事実だ。

 現在における戦争にもそういう面があるのかもしれない。
 宗教的なものもあるのかもしれないが、それぞれの国が考える平和を勝ち取るために争っている。
 人を殺すのはいけないと思いながら、たくさんの人を殺して自らの目標に向かう・・・

 この世界は「陰と陽」で成り立っているということらしい。
 陰の中に陽があり、陽の中に陰があるということだ。
 そしてこれは、短所は長所にも変わりうるということでもある。
 これをさらに考え進めれば、自分を愛することができれば、人を愛することができることにもつながるものだ。

 ふうん わかったようなわからないような話ですが、正しいことをするためには正しくないことも許されるってこと?
 難しくて分かりませんでした。

この時代の矛盾

2021-01-15 06:46:29 | 日記
米国の牧師ムーア・ヘッドさんの言葉ですが、長いので勝手に短縮しました。
考えさせられる言葉です。

◆この時代に生きる私たちの矛盾
 お金を使ってはいるが、得る者は少ない。
 たくさんモノを買っているが、楽しみは少なくなっている。
 より便利になったが、時間は前よりも少ない。
 知識は増えたが、決断することは少ない。
 専門家は大勢いるが、問題は増えている。
 薬は増えたが、健康状態は悪くなっている。
 持ち物は増えているが、自分の価値は下がっている。
 生計の立て方は学んだが、人生は学んでいない。
 長生きするようになったが、長らく今を生きていない。
 月まで行き来できるのに、近所同士の争いは絶えない。
 以前より大きい規模のことはなしえたが、より良いことはなしえていない。
 急ぐことは学んだが、待つことは覚えず。
 計画は増えたが、成し遂げられてはいない。
 コンピューターを使い沢山の情報を手に入れているのに、コミュニケーションはどんどん減っている。
 体は大きくなったが、人格は小さいまま。
 利益に没頭し、人間関係は希薄となる。
 世界平和の時代と言っても、家族の争いは絶えず。
 レジャーは増えても、楽しみは少ない。
 たくさんの食べ物に恵まれても、栄養は少ない。
 夫婦で稼いでも、離婚は増えている。
 
 忘れないでほしい。
 愛するものと過ごす時間を、それは永遠には続かないのだ。
 人生はどれだけ長く呼吸をし続けるかで決まるのではない、どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ。
 おいらのような凡人も、今日一日くらいはこの言葉をかみしめて過ごしたいものだ。
 

人生の充実

2021-01-14 07:28:36 | 日記
現役のビジネスパーソンにとって、仕事は大切なものだ。
しかし、仕事こそが人生にとっての最大重要事かというと、実はそうではないらしい。
費やしている時間を計算すると、1年8760時間の内2000時間で、全体の20~30%程度だ。
つまり、残りの時間は食べて寝て遊んで子育てをしているわけだ。
大事なことではあるが、その程度のものらしい。
APU学長の出口治明氏が教えてくれた。

◆人生は7割が充実すればそれで十分
 そのたかが30%未満の仕事のはずなのに、いつの間にか「人生の幸せ」を測る尺度になってしまっていないか。
 仕事は、人生を楽しめてこそ、頑張れるものだという。
 上司の顔色ばかりをうかがったり、思い通りではないポストに不満を持ったり、同年代よりも収入が少ないと悩んだり、
 それはとてももったいないことなのだそうだ。

 人生を楽しく充実させるのは、パートナーであり、家族であり、気の置けない友人たちなのだから。
 普通にご飯を食べられて、暖かいねぐらがあり、子供を産み育てることができれば、人生はそれで充分楽しいものだ。
 その事実をしっかりと認識できれば、30%未満の仕事に振り回されたり悩まされたりすることが、いかにアホらしいかが
 わかるというものだ。

 たしかに、一定以上の能力のある方はそれで良いのでしょうね。
 でも凡人は、仕事のウエートは50%以上あるかもしれないから、なかなかねぇ・・・

コーチング

2021-01-13 06:25:44 | 日記
コーチの指導を受けることをコーチングと言うそうだ。
ゴルファーのあのタイガー・ウッズでさえ、満足なプレーができなかったとき、コーチングを受けるのだという。
えっ ウッズにコーチングできる人なんて居るの? と思ったが、ちゃんといるらしい。
米国の作家・コンサルタントのスティーブ・チャンドラーだ。

◆本人の限界を超えさせるのがコーチング
 ゴルフやテニスや野球にはコーチが居る。いいコーチがいれば早く確実に上達できる。
 コーチングを受けるのはある種勇気が必要なようだが、見返りはとても大きいという。
 最高のコーチは、自分の限界を超えさせてくれるものだ。
 それならば、人生や仕事というゲームでもコーチを付けてはどうか。
 たしかに勇気が必要だが、コーチングを受けるたびに確実に成長をすることだろう。 
 との御託義ですが、こんな相反する言葉もあります。

 「目の前にあるのは限界ではなく可能性 まずはできると思い込む。」とも言います。その後押しをしてもらいたいものです。
 「比べるなら他人ではなく昨日の自分と 信じるならやはり他人ではなく今日の自分を。」この言葉には反しますね。
 ですので、まあ人それぞれ、ケースバイケースということにしておきましょう。

 
 

屋久杉はなぜ長生きか

2021-01-12 06:41:15 | 日記
本土九州鹿児島から南西130キロにある屋久島。
この屋久島には、樹齢3000年とも5000年とも言われる縄文杉(ヤクスギ)が原生林にあると言う。
なぜそんなにも長生きなのか、そしてその理由を知ると、そこには人間への示唆もあるらしい。

◆ヤクスギは厳しい自然環境に鍛えられる
 その理由のひとつは、屋久島の豊かな雨量で、山間部では年間1万ミリもの降雨量だという。
 しかしそれ以外は杉にとって厳しいことばかりだ。
 まず土壌は花崗岩質で養分が少なく、杉が育つには不適な土地だ。
 次いで屋久島は台風の通り道になっている。
 木の幹は強風にさらされるたびにへし折られてしまう。
 そのためヤクスギの成長には、普通の杉の5倍もの時間が必要だという。
 そして年輪がびっしりと詰まり、樹脂もたっぷりと含むため、腐敗にも強くなるそうだ。

 というわけでヤクスギは、厳しい自然環境ややせた土地で、強靭な体質に育つために長生きできるのだ。
 翻って人間ではどうだろう。
 誰しも苦労はしたくはない(台風は来てほしくない)ものだし、仕事はやり易い場所(豊饒な土地)で取り組みたいものだ。
 だが理解者さえいれば(雨量さえあれば)、時間はかかっても成長できるものなのかもしれない。
 「艱難辛苦汝を玉にする」、「若いうちの苦労は買ってでもせよ」、なんて言いますよね。