北海道や東北、北陸、上信越などでは吹雪や積雪が報じられています。これらの皆さんには申し訳けないのですが、東京の空は朝から晴れています。屋外は北風が強く、寒さは厳しいのですが、こういう日は富士山がクッキリとよく見えます。写真を撮ってきたので、掲出します。 私のブログは、遠い外国に居る人も見て下さるので、見慣れた姿だけれど掲出します。
富士を見た帰りに寄る公園の民家園で、長い竹竿の先に大きな竹の笊が乗せてあります。係の人に聞いてみると、「コト八日」といい、妖怪を防ぐおマジナイだそうです。私は初めて知ったことなので、貰った印刷物を少し転記してみます。
(コト八日の行事)地域によっては、2月8日と12月8日は「コト八日」とか「コト祭り」などと呼ばれる日で、団子や餅などを作って食べます。この日の特徴的な行事は、庭先や軒下などに、長い竿に取り付けた目籠(竹で編んだ目の多い籠)や笊などを揚げることです。伝承によれば、コト八日の日には、妖怪が村の家々を訪れるため、人々は目籠や笊を揚げて、妖怪が家の中に入ることを防ぐのだそうです。妖怪は目籠や笊の目の多さに驚いて逃げていくと云われています。(「あるじでえ」No.14 より)