そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

希望

2016年04月14日 | か行

  紙風船      黒田三郎

 落ちて来たら

 今度は

 もっと高く

 もっともっと高く

 何度でも

 打ち上げよう

 

 美しい

 願い事のように

 

    


414

2016年04月11日 | 日記

努力しないものは沈黙すればいい。

愚かなるものは言いわけをする。

言いわけをする者に世間は目を向かけることはない。

沈黙は沈潜となり闇の奥底へ抑圧される。

ここに怨みが生まれる。

 

 


413

2016年04月10日 | 日記

菜の花畑に白い蝶が二十頭以上飛んでいた。

こんな光景は、七歳の時に近所のキャベツ畑で見て以来だ。


♪あなたにだかれて わたしはちょうになる


412

2016年04月09日 | 日記

はなが風に舞いおちる。見上げて、青い空。しばらく陽光に目がくらむ。

遠く連なる電柱の一本道は緩やかに曲がっていく。

どうにか生活をしている。この季節を愛おしく思う。


411

2016年04月08日 | 日記

昨日の雨風が陽光がやわらかい朝。たまっていた洗濯をした。

洗濯物を干そうとベランダに出る。手すりに桜の花びらが一片張り付いていた。隣近所には桜の木はない。不可思議。春の嵐もいいものだ。ありがたいことです。

破壊と再構築を繰り返し身体は少しずつ・・・老いてゆく。

 


ケチ

2016年04月07日 | か行

春の雨。やや肌寒し。桜はちってゆくかな。

そうすけはケチである。ケチは美徳ではない。

ケチであるということは安心なのだ。安心するためにマネーを使わない。

物を消費しない。サービスを受けない。

やがて、人のためにマネーが使えない。

そして、自分に必要なことができなくなっていった。

貧すれば鈍する。鈍すれば不安になる。

貧しき者のスパイラル。


 

 

 


408

2016年04月05日 | 日記

Sはいったい何者であるか?

この問いに答える術を持っていない。

それは、何者であろうとなりたいか?

この問いに答える力がない。


わが身の穴という穴から自意識があふれ出してくる。周りが見えない。


406

2016年04月03日 | 日記

雨の降る宵。

どうしようもない私が生きている。私は、ここにいる現在をもって物語を作り上げる。

現在から逃げようとして過去と合体を試み、私は失敗した。物語に引っ張り戻され、現在に捨てられる。

誰かがドアをノックした。

 

 


時間2

2016年04月02日 | さ行

過去を忘れる。

感情の起伏が過去をつくる。いってしまった結果は変えることができない。

(これから行うであろう結果は求めることができる)

過去を忘れることはできる?

過去を忘れたい。