そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

659

2016年12月16日 | 日記

なにかが、ずれていたのだ。

ぶつかってばかりいるせいかつにいやけがさした。

ぶつかなければ、わからないいきかたであった。

ぶつからなければ、わかろうとしないせいかくであった。

ぶつかっちゃ、だめ!


657

2016年12月14日 | 日記

鏡に映る姿は本当の姿ではない。

それを見誤っている。

迷っている人は、自分の心の中にうつる像だけを見て、本当の姿を見ることができない。

 


656

2016年12月13日 | 日記

風はなく穏やかな晴天。非番だが相変わらずの、クウネルヨム。

これではいけないと、洗濯。散歩。

昼寝をしたら日が暮れてゆく。

酒飲んで眠くなったので就寝。(これでいいのだ)


655

2016年12月12日 | 日記

 紙風船     黒田三郎

落ちて来たら

今度は

もっと高く

もっともっと高く

何度でも

打ち上げよう

美しい

願いごとのように

 

 


そら

2016年12月11日 | 日記

完璧な空。風はどから吹いて来るのだろう。


自己表現をすると(罪)(恥)を覚える。こみあげてくるものは、なんだろう?

良い出会いとは無事な一日。それは良い出会いの連続。


653

2016年12月10日 | 日記

快晴、北西の風強し。

すとれすにたえられない?おおぐいをしてしまった。

すとれすのおおもとは、睡眠不足、運動不足。生活の不規則。


651

2016年12月08日 | 手紙

申し訳ありません。期待に応えることはできそうにありません。まだ同窓会の後始末も終わっておらず、年末繁忙でままならないのが現状です。気持ちはわかります。私も家族をつくりたいと思った時期もありました。しかし、あきらめました。このような人間が他人のお手伝いができるわけがありません。愛を求めてばかりいる人間は愛を獲得できないのです。そして、いまだに愛を求めている私には幸せは来ないのでしょう。では、なぜ同窓会を企画したか。それは一期一会、久しぶりに会う皆さんの顔を見たかったからです。ただそれだけです。信じてください。何年振りかに会える。その思いだけで生きていけるのです。(太宰調)


650

2016年12月07日 | 日記

久しぶりに睡眠がとれた。目覚めが良い。カーテンを開けると曇り模様。ややうす暗いが雨が降る気配はない。つまらぬ朝食をとり、NHKのべっぴんさんをみて、ホームドラマか、サクセスストーリーか、はっきりせい、と突っ込みを入れる。トイレにはいり脱糞する。なにをくよくよ/きたやましぐれ/おもいなければはれてゆく/ コーヒーを飲みながらとりとめもないことを思いめぐらす。(これからのこと)只今の心もち。(できそうな、なれそうな)静寂と沈黙が空を果てしなく広げていった。


649

2016年12月06日 | 日記

そうすけは内側に漠然とした塊をかかえている。それは重く深く沈殿し自分を出して生きていくことができなかった。若いときは気力さえあれば乗り越えていけると思っていた。だが今はそうではない。身体の不調が気を奪いにかかっている。そうすけは疲れていた。

 

真澄の空に誘われて外へ出る。つめたい風が強く吹いていた。

空から唄が下りてくる。

悩み多き者よ 時代は変わっている
全てのことが あらゆるものが
悲しみの朝に 苦しみの夜に
絶えず時はめぐり繰り返されていく

ああ人生は一片の木の葉のように
ああ風が吹けばなにもかもが終わりなのさ
流れゆく時に遅れてはいけない
移りゆく時に遅れてはいけない

車を洗い、庭の土をいじる。

図書館に向かう時には陽が傾いていた。

枯葉の吹き溜まりを蹴散らしてゆく子供。

図書館は静かだった。人は数えるほどしかいない。

何を思い、ページをめくっているのだろう。

 

缶チューハイを呑んだら、眠くなってしまった。

ああ・・・あああ・・・ああああああああ!

 

 


648

2016年12月05日 | 日記

人生において唯一の現実は感覚だ。

芸術において唯一の現実は感覚の意識だ。

かべに、たじろいて背を見せると、孤独は感情となり、自分自身をたじろかせる。


647

2016年12月04日 | 日記

人生に酔っぱらっている人は困った人だ。周囲の気持ちを考えない。彼にとって人生というものがあるなら自分自身なのであろう。周囲の波風に感情が揺れるということが自己中毒のbarometerだ。

殺伐とした年末の仕事場にも休息はある。そんな時に見える笑顔に、これでいいのだと思える。


646

2016年12月03日 | 日記

わけのわからない状況に止まっていたら、感情をむき出しにした男に指示された。

男の言うことは正しかった。正しいからこそ感情をあらわにして言ったのであろう。

正義の言葉は常にナイフである。言われたものを黙らせ、時には傷つける。

なにをくよくよこんざつじゅうたい/おそかれはやかれながれゆく