矢嶋武弘・Takehiroの部屋

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池袋めぐり

2014年09月04日 15時21分51秒 | エッセイ・私事など

年を取ると妙に落ち込んだり、寂しい気持になるものだ。このところそうなので、何か楽しいことはないものかとあれこれ考えていたら、以前 アパート暮らしをしていた池袋(東京)を巡ってみようと思いついた。現役サラリーマンのころ、池袋には4年半ぐらい住んだことがある。
病気をしたせいで東京の繁華街には1年9ヶ月ほど行っていないが、体調もようやく回復したので今日出かけてみることにした。私のいる所沢(埼玉)からは、西武線で30分ほどで行ける。まるで“おのぼりさん”になった気分で西所沢駅で電車を待っていると、初めに来たのが「横浜中華街」行きというものなので驚いた。
そう言えばたしか何ヶ月か前に、横浜中華街へ直行する電車が走るようになったと聞いたことがある。しかし、目の前でその電車を見たのは初めてなので、ずいぶん便利になったな~と思った。その気になれば、横浜の中華料理を味わうことができるぞと思ったが、今日は池袋めぐりである。
さて、準急に乗って池袋に着くと、以前より何もかも綺麗になった感じがする。西武のデパ地下は新しく造り替えたのか、とても華やかな感じだった。東口の正面に出ると、懐かしい街並みが広がっていたが、タバコの吸殻などはほとんどなく清潔感が漂う。繁華街だというのになんと整然としていることか。昔の池袋とはえらい違いだ(笑)。

昼間なので人通りは少ない。以前いたアパート跡に向かうと、そのうち途轍もなく大きな建設中のビルが現われた。何だ、あれは~? 近づいて工事関係者に聞くと、来年春に竣工する豊島区役所新庁舎とマンションだという。なんでも50階ぐらいになるそうだ。施工は大成建設となっていた。

巨大なビルにびっくりしながら、昔いたアパート跡に到着。最寄りの喫茶店でコーヒーとサンドイッチを食し、また池袋駅の方へ向かう。メイン通りには休憩場所がいくつかあり、途中で座って一休みすることができた。とにかく素晴らしい散歩だった。生き返ったような気がする。
また憂鬱な時が訪れたら、気分転換に池袋へ行こうと思う。(2014年9月4日)


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