竹富島
沖縄の旅 そのー2
水牛車、赤瓦の平屋、青い海、白い砂浜
水牛車で竹富島の古きよき町並みを見てきました
(この日記の掲載期間:2月13日~2月19日)
集落の入口 竹富港から集落まで周辺が野原の本通りをぶらりと歩きました
集落の入口まで20分、道中 やぎ、牛の放し飼い 南国の珍しい植物も
琉球王朝時代の面影を今に残す島、竹富島
雑誌やTVで目にしていた八重山諸島、その一つ、竹富島は水牛車がいつ
も気になっており、是非一度訪ねて見たいと。やっと昨年10月末にその水
牛車に乗ってしっかりと保存された赤瓦と平屋の古きよき町並みを味わっ
てきました。
竹富島 全景 BS朝日の番組画面をコピーせて頂きました
当放送の画面です
山が全くない隆起珊瑚礁の島
周囲9.2km、島の人口は360名。白砂を敷いた本通りを挟んで東西に
赤瓦の平屋が立ち並びます。 全ての屋敷は伝統の風景石灰岩石垣に
囲まれています。 アクセスは石垣島から高速船で10分です。
石垣に囲まれています
それもあるんですが・・、と庭を掃除中の奥様が
化石の種類から珊瑚石灰岩に分類される竹富島の石垣、てっきり台風の
防風だと思って奥様にお聞きすると「それもあるんですが、工事で地面を
掘ればこの石ばかり、こうやって利用せざる得ないんですよ」と。
幸せを運んでくれると言われるシーサー
これは竹富島でなくても当地ではどこに行っても目入ります。大抵は屋根
なんですが、でもこんな風に飾られているのも面白いです。
重要伝統的建造物群保存地区
やはりこの伝統文化の保存には決まり事が背景にありました。昭和62
年(1987)以降、二階建て禁止は元より屋根は赤瓦、板壁であること
等の制限が出来たそうです。下に掲げる動画にガイドさんの詳しい説明
があります。
↓
私(Kenny)撮影・編集の動画で:水牛車で町並み巡りシーン
竹富島のこんなお話し、司馬遼太郎の「街道をゆく」から
BS朝日で昨年竹富島を語る番組がありました。たまたま録画をしてい
まして今回の旅に役に立ちましたが、今回は欲張った沖縄の旅の為に、
島全部は訪ねることが出来ず、もっとも見ておきたかった水牛車での町
並巡りだけで切り上げ、大阪への帰り便、石垣島からの飛行機に間に
合わせました。 そこで・・・・、
同番組 日本風景物語 司馬遼太郎 「街道をゆく」
BS朝日の番組から拝借してここに記録させて頂きます
その番組構成内容、竹富島のお話です
琉球王朝時代、前島(八重山列島・宮古列島)の島々を治める役所がおか
れたことがある。 遺跡や伝説が多く残る。24の聖域、御嶽(うたき)があり
その内6つの需要な御嶽には氏子がおられて今も守られている。その6つ
の御嶽は山、火、農地、海、他2つは?の神で、島民は神のお蔭で生活が
ある、とお礼のお参りを欠かさないとのことです。
そして年間に24回の祭り、神事がある。それはこれらの神に感謝すること
の現れ。その他に、この島は隆起珊瑚の地質のためお米が採れない。納
税のお米は西表島に通耕していた。島ではあわの豊作を祈る神事、あわ
の種子取り祭りが重要視された(今も)。などなどのお話でした。
安里屋クヤマ、の生誕地、安里屋節として語り津継がれている
それはこの地の反骨精神を示したクマヤを称える歌だと。
そして今安里屋ユンタとして広く歌われていますね
解説(ウィキペディア)は ここを
そしてなんといってもこのお話し、島を守った!
故上勢頭 亨氏(竹富島出身 日本最南端の寺の僧、民俗学者)他5,6名が中心
となって沖縄の本土復帰を前に竹富島の観光開発による島の大きな部
分を占める土地買収に反対して島を守った、とのお話しでした。今回短
時間での訪問ではあるが古をしっかりと残し、私達のような多くの観光客
に往時を偲ぶ、学ぶ場を残してくださったんだと感激も一入でした。
道端にはヤギや牛の放し飼い。箱物、近代的ビルもなく(と思います)、途中
で行き詰まったホテルや観光施設の残がいも目に入りませんでした。
以下、お祭りの風景です。 BS朝日に感謝致します
種子取り祭り 世迎(ゆんか)い
港近く 道端には牛の放し飼いも 観光開発がされていれば・・・
お断り:
竹富島に関するの私の記述はこの旅の記録をブログに書き留める為にBS朝日、そ
の他ネット検索での情報を引用、または参考にしました。記述内容に勘違い、間違
いなども否めませんが、その節はどうかご容赦ください。
沖縄の旅 その1 中城城の私のブログは ここを
今日もご覧くださいましてありがとうございました
やっぱり保存地区として、みんなで景観を守っているから可能なのでしょうね。
私は竹富島でレンタサイクルを借りて、島内を巡りました。
でもサンゴ礁で出来た島なので、道が硬くて、ガタガタと乗っているうちに、とうとうパンクしてしまいました(笑)
忘れられない思い出です。