ツキノウエ on the moon

なんとなく日記

鋼の錬金術師12巻

2005-11-23 18:24:09 | マンガ
TV版(&劇場版)とは違った意味で、おもしろいなぁ。
読み応えありますね。

TV版は終盤に向かってひたすら暗い方向にしか進まないのに対して、原作は確かにいろいろと暗い話もある中、かならずほんの少しだけど希望の光が見えているような、進め方がいいです。
なんというか、暗い話の後にちゃんとフォローが入る、ような。

スカーと対峙した後のウィンリィを立ち直らせるあたりの、特に列車でエドたちに見送られるシーンがよかった。
TV版とは違ったはっきりとしたウィンリィの意思表示に思わず『おお!』と唸っちったよ。

それにしても昨今のロイの役立たずっぷりはすばらしいものがあります、さすがは無能人間。
作者も絶対楽しんでロイをおとしめているに違いない。
ロイ好きはあの無能っぷりがたまらんのでしょう、このサドめ!(^^;

キングブラッドレイも渋くていいなぁ。
『・・・見事なり』
云ってみたいもんだよ、そんな台詞。声ウラ返っちゃうとコロスケになっちゃうけどね。
そういや、『プライド』って誰なんだろう?
軍部のヒトっぽいけど、、、、わざわざ黒子にするって事は既に出て来ているヒトだとすると、、、、あの人か、それともあの人か?ウワー、気になる、、、、

そうそう、シャオメイ(小パンダ)の主従ピラミッドでエドとヨキがミジンコよりも下なのが笑った。
11巻のシャオメイを観た時のスカーの顔も笑った。
そういうところが原作で好きなところかな?
ただ暗いだけじゃなく、ちゃんと読者を楽しませてくれてる、すごく良質な漫画だと思う。

あ、でも1月発売の劇場版にもやっぱり手を出しちゃうかもしれない。
TV版の暗さも好きだったんで、、、、ネクラオタクだから、、、
(劇場版に対してはこれだけ時間をおいた今、もう一度観て何を感じるのか、そこが興味津々)
コメント
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