<7.2>
誤算
7月に入って関東はしばらく雨模様。晴予報の東北にオオセスジイトトンボの撮影に行きましたが、誤算でした。
青みを増した♂が盛んに交尾を仕掛けても♀は拒否ばかり。当地も悪天候続きで♀の成熟が遅れているようです。
交尾の目撃はなく、レンズが向くのは捕食シーンばかり。最高気温は28℃でも湿度が高く相当不快でした。
捕食の対象は、多数生息するセスジイトトンボが殆どで他にクロイトトンボ、羽化直後のモノサシトンボでした。
食欲旺盛なのはやはり♀。最初の画像は草原にいた若い♂がセスジイトトンボの連結態の♂を襲った様子です。
♂ 静止 捕食
頭部を喰いちぎったところで摂食を止めて飛び去りました。絶命寸前のセスジイトトンボ♂と残された♀です。
♂ 捕食
♂ 未成熟 捕食
♀ 静止 捕食
この日、唯一目撃した連結態です。産卵場所の選択が慎重でなかなか産卵しません。
連結産卵
♂ 静止
♂ 未成熟
♀ 静止
♀ 羽化直後
2019.7.2 宮城県
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