ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

フタスジサナエ 2018<5月>

2018-05-13 | サナエトンボ科コサナエ属

<5.12>

簡単にはいかず

GW明けから曇、雨の日が続いて気温が急低下、天候の回復を待ち西のコサナエ属の生殖行動を見に行きました。
4月中旬にフタスジサナエの羽化を撮影した愛知の池、まだ見ていない交尾、産卵を何とか撮りたい一心です。
産卵が少なく、そう簡単にはいきませんでしたが、ホバリングして卵塊造りをする♀を撮影してきました。
♀の飛来は約2時間おき3回、これでは交尾どころではありません。日が悪いとは思えずピークを過ぎていたか。
何度も行ける所ではないので産卵だけは外せませんが、草間に入られて苦戦。最高気温はやや高く26℃。

最初は9時15分、約3分間の産卵でした。あまり草間に入らず、後から思えば撮りやすい個体でした。

♀ 産卵








約2時間後の11時17分、2回目の産卵です。この♀も約3分間産卵しましたが、草間に入り込み殆ど撮れず。



13時35分、3回目の産卵です。この♀は草間から一度も出てきませんでした。夕方を待たず15時に撤収。



縄張りの♂の状況です。やはり♂も想定より個体数が少ない。

♂ 静止 縄張り行動










時に短いホバリングを交えて狭い範囲を飛び、♀を探します。

♂ 飛翔 探雌行動




オグマサナエの生殖活動も期待しましたが、フタスジサナエの様子からすると終わっていたのかもしれません。
池の周辺の草や地面に待機する♂がちらほら。水辺近くに現われた♀を目撃したので心残りです。

<オグマサナエ> ♂ 静止


♀ 静止





2018.5.12 愛知県

前日夕方、同じ池に様子を見に行っていますが、産卵の絶好の時間帯でも期待外れでした。最高気温は25℃。
撮れたのはタベサナエのみで、17時15分頃に現われ約1分間の産卵。2日とも♂の目撃はありません。

<タベサナエ> ♀ 産卵

2018.5.11 愛知県

♀ 静止

2018.5.12 愛知県


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