炎天下のハチロク
8620形テンダー式蒸気機関車は、大正から昭和初期にかけて量産され、ハチロクと呼ばれた。
キュウロクと同世代の旅客用機関車であり、広く全国に配備された。
、
昭和43年7月、竜華機関区のハチロクを撮影。廃車が進みつつある時期であった。
ハチロクと言えば花輪線であったが、名古屋の高校生が行ける場所はせいぜい関西線の竜華操車場が限界であった。
正午のサイレンが鳴る頃、久宝寺駅のベンチで汗を拭っているとハチロクの貨車入換作業が始まった。
目の前が操車場であり、目的のハチロクを2両撮影した。翌年にはいずれも休車になり最後の撮影機会であった。
キュウロクも稼働していた時期であるが、見ることはなかった。
78680の貨車入換作業
68657の貨車入換作業
竜華機関区の集煙装置付D51-452
竜華機関区の集煙装置付、戦時型ドームD51-1045
1968.7 竜華操車場
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