ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

カトリヤンマ 2020<10月①>

2020-10-16 | カトリヤンマ

<10.12>

探雌のホバリング

台風接近もあって数日間青空が見られません。前日より雲が薄い予報で、例年の埼玉のカトリヤンマの撮影です。
曇天下、正午前から1♂が林で探雌しましたが、♀の活性がなく夕方の産卵まで撮るものがなさそうな雰囲気。
15時過ぎに産卵が始まりましたが、♂が活動を再開して飛来する♀を追い回すので逃げてしまう繰返しでした。

15時半頃、♀を取り逃がした♂がしばらくホバリングしながら探雌。1ヵ所に留まるのは長くて約15秒です。
縄張り飛翔とは異なる動きで暗がりの姿を目視するのに四苦八苦でした。この頃晴れて気温は25℃まで上昇。

♂ 飛翔






ホバリング後、一時休止。気が付くと別の場所で短いホバリングを交えて探雌していました。目撃は1♂のみです。

♂ 静止


♂に翻弄されて産卵の活発化は遅く、♂が姿を消した16時頃。気温23℃でも16時半で終了しました。

♀ 産卵












♀ 静止

2020.10.12 埼玉県

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ナツアカネ 2020<10月>

2020-10-11 | トンボ科アカネ属

<10.6>

稲刈り前の田圃

しばらく悪天候が続いて秋空はこの日までの予報。予定した遠征ができず、横浜の里山で晴天を有効活用です。
稲刈り前の田圃に無数のナツアカネの連結態が次々に飛来、稲穂の上での打空産卵が見られました。

連結産卵
















♀ 単独産卵




交尾態 飛翔






少数ながら稲刈り後の田圃で産卵する連結態もいます。何故こちらを選択するのかは疑問です。

連結産卵



2020.10.6 神奈川県

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ミルンヤンマ 2020<10月>

2020-10-08 | ミルンヤンマ

<10.5>

流れの真ん中で

今年のミルンヤンマ、神奈川で新規の生息地を探索しましたが、♂、♀とも見たものの数が少なく撮影ならず。
そうこうするうち10月、結局、西多摩に行くことにしました。年々個体数が減少して不安ですが、果たして。

気温が高い日を狙ったものの曇天。♂が飛ばず♀の気配なく推移して13時半頃に晴れて探雌が活性化しました。
3♂が出て、動きを見ると♀が来た様子です。何度も見て回ると、流れの真ん中の朽木で産卵する♀がいました。
目立つ場所なので♂に見つかるのは時間の問題でしたが、ここで約3分間産卵しました。現地の気温は23℃。

♀ 産卵








一旦飛んで同じ朽木に着地、約1分後に♂に見つかりました。寸前で逃げて草原を周回し、戻らずでした。




2020.10.5 東京都

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マダラナニワトンボ 2020<10月>

2020-10-04 | ・マダラナニワトンボ

<10.2>

低調

今年は熊出没にとくに警戒が要るとのこと。マダラナニワトンボは遭遇のリスクがない岐阜の産地に行きました。
結果は低調、11時20分頃から50分までの約30分間に数対の産卵でした。晴れたり曇ったりで気温26℃。
待機場所で撮影したのは時間差で飛来した3対。時間をかけて行くので不満ですが、行く日次第で仕方なし。

連結産卵






縄張りの♂とマユタテアカネ♂の攻撃を交わしながら産卵する連結態は動きが激しい










安定したホバリングを見せた連結態












♀ 静止 産卵直後 単独産卵は見られず


♂ 静止






♂ 飛翔

2020.10.2 岐阜県

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