鳥まり、参る!

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男子フィギュアスケート言いたい放題⑤

2012年08月18日 | 言いたい放題
~ボクは空飛ぶシマウマ!ステファン・ランビエール~

ヤグディンが去った後の男子フィギュアスケート界はプルシェンコの独壇場のように見えました。

トリノオリンピックの結果はこう。

金…安定のプルシェンコ。

銀…ステファン・ランビエール(スイス)。

銅…ジェフリー・バトル(カナダ)。

前回熱く語ったジョニー・ウィアーは、悲しいことにフリーで失速してしまったんですよね

そうそう、

「お前、イリヤ・クーリックよりヤグディンよりジョニー・ウィアー推しじゃねぇかよ

とか言われちゃいました。

メダリストじゃないのに熱く語りまくったというのが理由らしい。

ふふふ…オリンピックメダリストじゃなくったってねぇ、すごい人はすごいのよ

安藤美姫さんやウィアーのスケートには、彼らだけの美があるんだから

そこをとってもとっても私は愛しているのです。

話を戻して。

もちろんメダリストの皆様も素晴らしいに決まってます。

オーケーオーケー、じゃあオリンピックメダリストについてちゃんと書きましょ

というわけで今回はこのお方です。
 ↓


スイスのステファン・ランビエールさま

………こんなこと書くの失礼かもしれないけど(今更)。

…カッコいい!!!

映像みるたびに

「か、カッコいい…」

とドキドキしてしまいます。

しかも、英語話す時にとてもゆっくり優しく話してくれるので、もう乙女ゴコロがドッキドキです。

でもでも。カッコいいだけじゃないのです。

頭が良くて語学にも堪能。

気になる身長は177センチだそうだ

イリヤさま越えはなかなかいませんね。

さてさて、ランビエールさんは実力者です。

2005年と2006年、世界選手権で優勝。

そして2006年のトリノオリンピックではあ・のプルさまに続いて堂々の銀メダルを獲得されました~

「芸術性で僕に勝る選手はいないと思う」

と発言しているとのこと。

う~ん、そうねぇ…。

プルシェンコはやっぱり芸術というよりはエンターテインメント=ショーって感じだし、ウィアーの芸術性は中性的だし、確かに“男らしい芸術性”でいえば当時ランビエールがトップかも

今映像を見ても本当に美しいです。

外見じゃなくてね、音楽との一体感や溢れだすオーラや動きの全てが。

「ボクは空飛ぶシマウマさ。」

とかいう不思議さん発言で世間をひきつけたことも。

(彼のトリノ五輪フリー衣装はシマウマっぽかった。イリヤさまを目指したのか??)

そのシマウマ衣装でも、重厚なクラシック音楽にぴったりとハマった美しい演技を披露。

音楽に対する感度が高いのかもしれません。

私はどっちかっていうと彼は“4回転ジャンプが上手い選手”というイメージが強かったのですが、それだけじゃないね。

改めて彼の演技を観て納得です。

そして、なんと言っても彼の魅力は“芸術的で美しいのに、暗くないこと”だと私は思っています。

(シマウマファッションといい、ここもイリヤさまと同じですね)

特にロシア選手に多い気がするのですが、芸術的であることと暗いことがセットになりがち。

今ならロシアの美少年選手=アルトゥール・ガチンスキーなんかがそう。

ついでに言うとちょっと前の安藤美姫さんもそんな気が。

明るく軽やかでも重厚な、芸術的な演技はできると教えてくれたのがランビエールさんやイリヤさまです。

これだけたくさんの才能と魅力を持っているランビエールさんですが、ケガと病気に悩まされる現役時代でありました。

銀メダルを取るトリノの直前も膝をケガするし、NHK杯をウイルス性の風邪で欠場したり、左足を痛めたり…。

スポーツをやっている限りケガとは縁を切れないのかもしれないけど、立派というか大変というか

それでも精一杯駆け抜けたくれたランビエールは、バンクーバー五輪では僅差で大ちゃん=高橋大輔さん。に及ばず4位。

2010年に引退を発表したのでした…。

ですが、彼のスケート人生はむしろここからが本番だったみたい

振付をしたり、プロとして氷上で活躍されています。

彼の才能が一番活きる場所なんじゃないでしょうか。

素晴らしいね

荒川静香さんとペアを組んで滑ってくれたこともあるんですよ。

いいねいいね~。

これからも彼の“魅せる演技”から目が離せませんっっ


~オススメとか~

・トリノ五輪のフリー!体から音楽が溢れるようなエモーショナル演技があまりにも美しいです。

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