【回避するしかない、に子どもを追い込まないために】
はるか昔の学生時代の話。
勉強はおおむね苦手な劣等生だったが、最も苦手なのは体育だった。
とにかく体中の筋肉がだるだるで鍛えていないので、何をやってもだいたいビリクラス。
それだけでも苦痛なのに、笑いといじめを許容するあの学校という監獄…辛かった。
運痴ゆえにでしょう。
「スポーツ苦手芸人」
的番組を見ると
「これは演技、これはガチ」
とすぐわかる(笑)。
だいたいどの芸人さんも大げさに演技してるだけなのですが、この前たまたま見て面白かったのは
「わざと転んで笑いを取りにいったら自分で予想していたよりはるかに派手に転んでしまい、怖くて目がぱちくりしてしまった」
というパフォーマンスでした。
計算とハプニングの合わせ技が面白い…けど、やっぱり辛い体育の授業を思い出すのであまり見たくない。
そんな辛い歴史と性分にたったひとつ与えられた楽しみは、大人になってから同じ体育嫌いの人たちと
「運動会嫌いだったよね!」
「なにやってもビリ!」
「球技大会なんて、下手すぎるから休めってクラスメートに詰め寄られた」
「マラソン大会も地獄だったわー」
等々あの辛く苦しい体験を共有しておしゃべりすること
昔運動嫌いだという殿方がいて、ぜひ仲間として盛り上がりたかったのに
「男なら運動できなきゃダメなんですか!
じゃああんたは女だから料理が得意なんですか!」
と威嚇トークされてしまったことがあった。
それだけ運動苦手の民は虐げられてきたのだ…。
でもカチンときちゃって
「料理もお菓子作りも得意です」
と返してしまった若き日の私…ごめんよ。
あ、あとたった一人だけ
「思ってたのと違った」
な体育会系イベント嫌いさんがいた。
「体育祭も球技大会も大っ嫌いだったよ」
とおっしゃるので
「わかるわかるー!
私も運動苦手だから辛かっ…」
と盛り上がろうとしたら
「走るのも陸上部より速かったし、サッカーもバスケも部活やってる奴らより上手かったからいつも選抜メンバーにされたんだけど、指示されるの嫌いだからなんで命令されてやらなきゃいけないんだよって思ってた。
断るとキレられるからやったけど、いまだに納得できない」
と。
…うん、全然わかんない…。
さて、運痴の私。
今でもスポーツは苦手だし体力もないけれど、それでも
「健康でいるために体力作りする」
尊さは身にしみてわかっています。
毎日ラジオ体操やストレッチをするのは肩こり・首こり・足がつる…などの不調を最小限にするため。
抜群に効きますからね。
そして少しずつでも筋肉を動かせば自分比で体力は向上し、疲れにくくなれる。
そう、体育の授業や運動系行事は辛いことしかなかったけれど、運動習慣は人生の質を上げてくれる素晴らしいものだ。
…ってのを考えてね、どうして学校教育の体育って
「運動が得意な人しか楽しめない」
形を変えないんだろうとムカムカします。
運動好きな人はいいよ、あのやり方で。
体育の授業でヒーロー・ヒロインになり、各種イベントで順位を競ってみんなに憧れられ賞賛される。
でも苦手な人があれに付き合うと運動そのものを嫌悪するようになり、どんどん健康から遠ざかるし幼い心は傷つく。
「運動が苦手な人・競争したくない人は分けて、体力向上のための地味なエクササイズ時間にしてくれたらよかったのにな」
と大人になって思います。
週に何時間という貴重で膨大な時間を
「傷つかずに無理なく体を鍛える」
ことにあてられたら、全然人生変わっちゃうんじゃないの?
あの体育授業はきついよ。
地獄の責め苦から逃れるには自虐で自衛したり、あるいは回避に全力を注ぐしかないじゃない…。
この
「辛さからの回避」
は下手したら不登校・退学につながると本気で思う。
だって逃れられないんだもの。
なんだかなあ。
数日前にコロナ禍でどんどん不登校の生徒さんが増えているという記事も見かけた。
多くの人が
「コロナゆえにそうなったんじゃなくて、コロナはとどめをさした。
今までの教育のやり方は子ども達に合っていないのだから、変えないといけないんじゃないか」
と言ってくれてて嬉しかったです。
私が子どもの頃も不登校になってしまう子・退学を選んでしまう子はいましたが、今よりずっと
「学校辞めたら人生終了!!」
という世間の脅しがきつくて、私にやめるという発想がないから辛い体育の授業にも出たし、いじめを受けに登校した。
今だったら、辞めちゃってたかもしれないな…。
これだけ不登校にさせられちゃう子が今も昔もいるのに、それの対策はしないで捨て置くお上(おかみ)ときたら。
そこに愛はあんのかい?
ないな。
はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪
※対面有料カウンセリングやってます。
※スキンケア記事・まとめ。
※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。
※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。
※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!
※モテ服関連記事・まとめ。
はるか昔の学生時代の話。
勉強はおおむね苦手な劣等生だったが、最も苦手なのは体育だった。
とにかく体中の筋肉がだるだるで鍛えていないので、何をやってもだいたいビリクラス。
それだけでも苦痛なのに、笑いといじめを許容するあの学校という監獄…辛かった。
運痴ゆえにでしょう。
「スポーツ苦手芸人」
的番組を見ると
「これは演技、これはガチ」
とすぐわかる(笑)。
だいたいどの芸人さんも大げさに演技してるだけなのですが、この前たまたま見て面白かったのは
「わざと転んで笑いを取りにいったら自分で予想していたよりはるかに派手に転んでしまい、怖くて目がぱちくりしてしまった」
というパフォーマンスでした。
計算とハプニングの合わせ技が面白い…けど、やっぱり辛い体育の授業を思い出すのであまり見たくない。
そんな辛い歴史と性分にたったひとつ与えられた楽しみは、大人になってから同じ体育嫌いの人たちと
「運動会嫌いだったよね!」
「なにやってもビリ!」
「球技大会なんて、下手すぎるから休めってクラスメートに詰め寄られた」
「マラソン大会も地獄だったわー」
等々あの辛く苦しい体験を共有しておしゃべりすること
昔運動嫌いだという殿方がいて、ぜひ仲間として盛り上がりたかったのに
「男なら運動できなきゃダメなんですか!
じゃああんたは女だから料理が得意なんですか!」
と威嚇トークされてしまったことがあった。
それだけ運動苦手の民は虐げられてきたのだ…。
でもカチンときちゃって
「料理もお菓子作りも得意です」
と返してしまった若き日の私…ごめんよ。
あ、あとたった一人だけ
「思ってたのと違った」
な体育会系イベント嫌いさんがいた。
「体育祭も球技大会も大っ嫌いだったよ」
とおっしゃるので
「わかるわかるー!
私も運動苦手だから辛かっ…」
と盛り上がろうとしたら
「走るのも陸上部より速かったし、サッカーもバスケも部活やってる奴らより上手かったからいつも選抜メンバーにされたんだけど、指示されるの嫌いだからなんで命令されてやらなきゃいけないんだよって思ってた。
断るとキレられるからやったけど、いまだに納得できない」
と。
…うん、全然わかんない…。
さて、運痴の私。
今でもスポーツは苦手だし体力もないけれど、それでも
「健康でいるために体力作りする」
尊さは身にしみてわかっています。
毎日ラジオ体操やストレッチをするのは肩こり・首こり・足がつる…などの不調を最小限にするため。
抜群に効きますからね。
そして少しずつでも筋肉を動かせば自分比で体力は向上し、疲れにくくなれる。
そう、体育の授業や運動系行事は辛いことしかなかったけれど、運動習慣は人生の質を上げてくれる素晴らしいものだ。
…ってのを考えてね、どうして学校教育の体育って
「運動が得意な人しか楽しめない」
形を変えないんだろうとムカムカします。
運動好きな人はいいよ、あのやり方で。
体育の授業でヒーロー・ヒロインになり、各種イベントで順位を競ってみんなに憧れられ賞賛される。
でも苦手な人があれに付き合うと運動そのものを嫌悪するようになり、どんどん健康から遠ざかるし幼い心は傷つく。
「運動が苦手な人・競争したくない人は分けて、体力向上のための地味なエクササイズ時間にしてくれたらよかったのにな」
と大人になって思います。
週に何時間という貴重で膨大な時間を
「傷つかずに無理なく体を鍛える」
ことにあてられたら、全然人生変わっちゃうんじゃないの?
あの体育授業はきついよ。
地獄の責め苦から逃れるには自虐で自衛したり、あるいは回避に全力を注ぐしかないじゃない…。
この
「辛さからの回避」
は下手したら不登校・退学につながると本気で思う。
だって逃れられないんだもの。
なんだかなあ。
数日前にコロナ禍でどんどん不登校の生徒さんが増えているという記事も見かけた。
多くの人が
「コロナゆえにそうなったんじゃなくて、コロナはとどめをさした。
今までの教育のやり方は子ども達に合っていないのだから、変えないといけないんじゃないか」
と言ってくれてて嬉しかったです。
私が子どもの頃も不登校になってしまう子・退学を選んでしまう子はいましたが、今よりずっと
「学校辞めたら人生終了!!」
という世間の脅しがきつくて、私にやめるという発想がないから辛い体育の授業にも出たし、いじめを受けに登校した。
今だったら、辞めちゃってたかもしれないな…。
これだけ不登校にさせられちゃう子が今も昔もいるのに、それの対策はしないで捨て置くお上(おかみ)ときたら。
そこに愛はあんのかい?
ないな。
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