ファッションは時を織る。

【松尾芭蕉はすごい（当たり前）】

松尾芭蕉の『おくのほそ道』序文は今読んでもとても美しい。

さっぱりしているけど綺麗でいいよね。

「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」

っていうあれです。

全てが流れ流れ変わっていく、永遠に固定されたものは何もない。

月日も、年も、そこで生かされている人ももちろん。

その通りですよね。

うーん美しい

【なつかしワンピース達】

さて、私的にはファッション…服、衣類もまた時を流れゆく旅人だと思っています。

10年前くらいのアニメ見てた時ね。

ヒロインちゃんが春秋に後ろファスナーのミニ丈ワンピースを、夏には肩リボンでバストのあたりがゴムみたいに縫ってあるマキシ丈ワンピース（当時はこう呼んだ）を着ていた。


どちらもフェミニンな小花柄のものだった。

「ああああ懐かしい～！！！」

と胸がキュンキュンしちゃったよ。

あったあったあったあったと。

お高いブランドでもファスナーは安いのを使っていることが多く、開け閉めが大変だったりしたな。

お安いブランドでもYKKの高級ファスナーを使ってくれてると快適でお気に入りになったり。

後ろファスナーデザインは少しでも太ると

「うっ！？」

ってつまちゃったり（笑）。

マキシ丈ワンピース流行りの時は日本女子がロング丈慣れしていなくて、駅やら百貨店やらで巻き込み汚れ事故があったりしたのだ。

階段はすぐ踏んづけちゃうしね。

なーつーかーしーいー

ファッションは時代だなあ。

しみじみ。

今私が選んで着ている服もちょっと経ったらなつかしさや愛しさを覚えるようになるんだろうな…十年一昔。






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