【幸せになりたいって思って、何が悪いんだよ!】
現実でもフィクションでも、
「幸せな恋愛がしたい」
「素敵な花嫁さんになりたい」
「可愛いママになりたい」
「愛する人と出会って結婚するのが私の夢なの」
と夢見る女子をバカにするのは溢れている。
頭が空っぽだとか言ってね。
一方で、時代にある程度淘汰されたとはいえ
「異性と恋愛するのが普通」
「結婚して子どもを産むのが女の仕事」
という空気は無くなってない。
だったら恋愛・結婚・子育てに夢見る女子をもっと大事に扱っても良かろうに…なんともはや
古今東西、こういう夢見る女性(幼子から老人世代まで、まんべんなく…)が悪い男に利用されて最悪無残に命を奪われるストーリーは、フィクションでも現実でも有り触れている。
「もう飽きた!!」
と言いたいほどに。
よくある話だったし、今でもそうなのでしょう
私自身は、こういう夢見る女性をぜったいバカにしたくないと思っています。
幸せになりたいって頑張って、その夢が恋愛や結婚で何が悪いんだよ!と。
そりゃあね…恋愛・結婚したがゆえに不幸になった女性はたくさん見てきた。
でも良いじゃないか、相手変えれば、不幸になる自分の思考パターンと時間かけて上手く付き合っていけば。
転職したり引越ししたりするのと同じ。
色んな夢があるんだから。
【グラディスのような使われ方はされてほしくない】
※アガサ・クリスティの小説『ポケットにライ麦を』およびそれを元にしたドラマ作品へのネタバレがあるので、ご注意ください※
「恋愛・結婚に夢を見て不幸になった女の子」
で、私が真っ先に思い浮かぶフィクションのキャラクターは、アガサ・クリスティの『ポケットにライ麦を』に登場するグラディスです。
ミス・マープルシリーズの作品で、グラディスはかつてマープルさんのお屋敷で家事を仕込んでもらった小間使いの女の子というキャラクター。
若くて、美人じゃなくて、頭も良くない。
お給料のほとんどを服や化粧品に費やして、
「映画スターの道がひらかれるかも」
「素敵な恋人が現れるかも」
と無邪気に夢見る女の子…よくいる、ふつうの女の子。
彼女は身寄りがないこと・無防備なこと・バカだったこと…などから悪い男に狙われ騙され殺人の実行犯にされたあげく、口封じに殺されてしまうの。
その男の本命の奥さんは、貴族の美人。
何重にも軽んじられている。
こいつにとってグラディスは人間じゃなかったのだ。
現実だったら、グラディスのような女の子は世論に叩かれまくるだろうなと思う。
特に現代だったら最悪。
幸せな恋を夢見ただけなのに、身の程知らずだのブスのくせにだの、お前みたいな女は殺されたって当然だのと罵詈雑言がSNSに溢れかえるのが容易に想像できてしまうよ…。
グラディスのようには誰もなってほしくない。
って考えると、夢見るのと同時に
「現実は悪い奴がいる」
「あなたを人間とも思わない人が世の中にいるかもしれない」
と教えるしかないのかなあ…なんて思ってドヨンとしちゃうな
【こっちは目も当てられない現実の話】
グラディスのむごすぎる物語は作り物だからまだ見れるとして、こちらはあまりに悲惨で直視したくない現実の話です。
もちろん固有名詞は書かないけどさあ。
そんなに遠くない昔、
「幸せな結婚をして、子どもを産んで、愛する旦那様と宝物のような子ども達と暮らすのが夢」
という女性がいた。
彼女は抜群に男性にモテる美女で、お嫁さんにしたい職業について、そのうえ高給を稼ぐ“勝ち組”女性だった。
実家は地方のお金持ちで家族からもとても愛されていたの。
結婚適齢期になった彼女はある男に熱烈に口説かれてあっという間に惚れてしまって寿退職した。
結婚式は大変豪勢なものでしたが…相手は
「知る人なら皆知ってる、評判の悪い人」
だったから、知ってる人には
「自分だったら大事な娘をぜったいあんなのに嫁がせない」
「お嫁さん…あんなに無邪気に浮かれて、どんな運命が待ち受けるのやら」
とすでに言われていた。
『エリザベート』(ミュージカル)の不吉な結婚式みたいにね。
短い婚約期間の間に、彼女は夢見心地でセレブお料理学校に通っていたそうだ。
これからずーっとずーっと永く続くはずの、幸せな未来を夢見てね。
…それの、何がバカなんだろう。
彼女が何をしたっていうのだろう。
ここから、彼女が10年もない間に襲われた不幸は、辛すぎてとても羅列できない。
最後だけ書くと、夫の命令で治るはずの病を治療させてもらえず苦しみ抜いて亡くなった。
かわいいかわいい子ども達を産んであげたのに、修行した美味しい手料理も、他のあらゆる苦労も何も感謝されずに。
多くの女性は母親になれば、子どもを守ろうとどんなことでもする。
彼女は子どものために夫にされたことを何も外部にもらさなかった。
どころか、愛されてるとか感謝とかそんなことばっかり最後の方に口にしていたんだよね。
それを真に受ける人がいるのが驚きだけど…。
だから今でも彼女の不幸せな結婚を美談として語る人は少なくない。
夫氏はその筆頭だ。
…私は、それを漏れ聞くたびに心がスウッと冷たくなるよ。
どんな気持ちで彼女が生きたか。
自分より長く生きる子どものために耐えたか。
どれほど苦しんで旅立っていったか。
興味ないのよ、夫氏は。
グラディスと同じ。
自分の道具なんだよ。
人間じゃない。
軽蔑するね、きっと子どもにも同じことする。
特に娘にはどんなことしてるんだか。
悲しい悲しい、本当の話。
現実でもフィクションでも、
「幸せな恋愛がしたい」
「素敵な花嫁さんになりたい」
「可愛いママになりたい」
「愛する人と出会って結婚するのが私の夢なの」
と夢見る女子をバカにするのは溢れている。
頭が空っぽだとか言ってね。
一方で、時代にある程度淘汰されたとはいえ
「異性と恋愛するのが普通」
「結婚して子どもを産むのが女の仕事」
という空気は無くなってない。
だったら恋愛・結婚・子育てに夢見る女子をもっと大事に扱っても良かろうに…なんともはや
古今東西、こういう夢見る女性(幼子から老人世代まで、まんべんなく…)が悪い男に利用されて最悪無残に命を奪われるストーリーは、フィクションでも現実でも有り触れている。
「もう飽きた!!」
と言いたいほどに。
よくある話だったし、今でもそうなのでしょう
私自身は、こういう夢見る女性をぜったいバカにしたくないと思っています。
幸せになりたいって頑張って、その夢が恋愛や結婚で何が悪いんだよ!と。
そりゃあね…恋愛・結婚したがゆえに不幸になった女性はたくさん見てきた。
でも良いじゃないか、相手変えれば、不幸になる自分の思考パターンと時間かけて上手く付き合っていけば。
転職したり引越ししたりするのと同じ。
色んな夢があるんだから。
【グラディスのような使われ方はされてほしくない】
※アガサ・クリスティの小説『ポケットにライ麦を』およびそれを元にしたドラマ作品へのネタバレがあるので、ご注意ください※
「恋愛・結婚に夢を見て不幸になった女の子」
で、私が真っ先に思い浮かぶフィクションのキャラクターは、アガサ・クリスティの『ポケットにライ麦を』に登場するグラディスです。
ミス・マープルシリーズの作品で、グラディスはかつてマープルさんのお屋敷で家事を仕込んでもらった小間使いの女の子というキャラクター。
若くて、美人じゃなくて、頭も良くない。
お給料のほとんどを服や化粧品に費やして、
「映画スターの道がひらかれるかも」
「素敵な恋人が現れるかも」
と無邪気に夢見る女の子…よくいる、ふつうの女の子。
彼女は身寄りがないこと・無防備なこと・バカだったこと…などから悪い男に狙われ騙され殺人の実行犯にされたあげく、口封じに殺されてしまうの。
その男の本命の奥さんは、貴族の美人。
何重にも軽んじられている。
こいつにとってグラディスは人間じゃなかったのだ。
現実だったら、グラディスのような女の子は世論に叩かれまくるだろうなと思う。
特に現代だったら最悪。
幸せな恋を夢見ただけなのに、身の程知らずだのブスのくせにだの、お前みたいな女は殺されたって当然だのと罵詈雑言がSNSに溢れかえるのが容易に想像できてしまうよ…。
グラディスのようには誰もなってほしくない。
って考えると、夢見るのと同時に
「現実は悪い奴がいる」
「あなたを人間とも思わない人が世の中にいるかもしれない」
と教えるしかないのかなあ…なんて思ってドヨンとしちゃうな
【こっちは目も当てられない現実の話】
グラディスのむごすぎる物語は作り物だからまだ見れるとして、こちらはあまりに悲惨で直視したくない現実の話です。
もちろん固有名詞は書かないけどさあ。
そんなに遠くない昔、
「幸せな結婚をして、子どもを産んで、愛する旦那様と宝物のような子ども達と暮らすのが夢」
という女性がいた。
彼女は抜群に男性にモテる美女で、お嫁さんにしたい職業について、そのうえ高給を稼ぐ“勝ち組”女性だった。
実家は地方のお金持ちで家族からもとても愛されていたの。
結婚適齢期になった彼女はある男に熱烈に口説かれてあっという間に惚れてしまって寿退職した。
結婚式は大変豪勢なものでしたが…相手は
「知る人なら皆知ってる、評判の悪い人」
だったから、知ってる人には
「自分だったら大事な娘をぜったいあんなのに嫁がせない」
「お嫁さん…あんなに無邪気に浮かれて、どんな運命が待ち受けるのやら」
とすでに言われていた。
『エリザベート』(ミュージカル)の不吉な結婚式みたいにね。
短い婚約期間の間に、彼女は夢見心地でセレブお料理学校に通っていたそうだ。
これからずーっとずーっと永く続くはずの、幸せな未来を夢見てね。
…それの、何がバカなんだろう。
彼女が何をしたっていうのだろう。
ここから、彼女が10年もない間に襲われた不幸は、辛すぎてとても羅列できない。
最後だけ書くと、夫の命令で治るはずの病を治療させてもらえず苦しみ抜いて亡くなった。
かわいいかわいい子ども達を産んであげたのに、修行した美味しい手料理も、他のあらゆる苦労も何も感謝されずに。
多くの女性は母親になれば、子どもを守ろうとどんなことでもする。
彼女は子どものために夫にされたことを何も外部にもらさなかった。
どころか、愛されてるとか感謝とかそんなことばっかり最後の方に口にしていたんだよね。
それを真に受ける人がいるのが驚きだけど…。
だから今でも彼女の不幸せな結婚を美談として語る人は少なくない。
夫氏はその筆頭だ。
…私は、それを漏れ聞くたびに心がスウッと冷たくなるよ。
どんな気持ちで彼女が生きたか。
自分より長く生きる子どものために耐えたか。
どれほど苦しんで旅立っていったか。
興味ないのよ、夫氏は。
グラディスと同じ。
自分の道具なんだよ。
人間じゃない。
軽蔑するね、きっと子どもにも同じことする。
特に娘にはどんなことしてるんだか。
悲しい悲しい、本当の話。
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