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アディクション。

2020年08月30日 | シリアス
【日本中に、世界中に】

アディクション【addiction】

医:嗜癖、中毒、酒やタバコ、ギャンブルなどにおぼれ、抜けられなくなってしまう依存症。

~~

理由なんて~ないの~に~…本当は理由しかないのにね。

(アイナナは曲しか知りませんが、カッコイイ

 ちなみにあれはaffectionなので誤解なきよう)

子どもの頃からうっすらと感じた世の中に蔓延する“なんか嫌な感じ”は、大人になるほどにくっきりはっきり感じるようになった。

その理由がアディクションかもなと考えています。

「日本中、いやもしかしすると世界中、傷ついてアディクションになっちゃってる人が多いのかもしれない」

と。

「問題ない」

に執着してしまうのは人間のサガですが、

「そんな人は特殊なんだ」

「やばいヤツは生まれつきそうなんだ」

「外国はそうでも日本は違う」

こんな風に色んな言葉で問題ないと言い聞かせたところで、問題はそこここに頻発。

最近話題になっている“実は今も昔も性犯罪多すぎ”は、セック○依存症患者が実は多いことと関係してるんじゃないかな~と私は考えています。

(データ上で日本の性犯罪数が低いのは、明治時代から長らく変わらなかった法律と社会の空気のなせる技だったんだって。

 110年ぶりに変わったそうだ。

 検索すれば専門で書いてる方がたくさんいるので興味がある方はぜひ調べてみてください。

 田房永子さんのコミックエッセイ『男社会がしんどい』でも学べます)

「自分は病気じゃない!!!」

に固執すればするほど被害者をうむという…。

依存症は上に書いたように酒・タバコ・ギャンブル(パチンコもギャンブルです)が代表的ですが、窃盗、過食、セック○、恋愛、ゲーム、買い物…それからネットの誹謗中傷もすごく依存症っぽさがある。

有名人さんが

「エゴサーチがやめられない」

というのも依存症っぽさを感じる。

あと、いじめという名の学校内集団犯罪もな…。

毒親の子どもに対する加害も。

アディクション用語集、ネットでただで読めますが、読むほど

「これにひとつもあてはまらない健全な人間なんて存在するのだろうか」

と私は思ったりする。
  ↓
※アディクション用語集

そして、

「自分はひとつも問題ない!」

って言い切る人ほどあやしいなぁ、と思う(笑)。

大人になって気付いたことで、ぞぞ~っと怖かったのは、

「思い返してみればあれもあれも性犯罪だった」

ということが多すぎたこと、それから

・マルチ商法

・カルト宗○

に手をそめてる両親をもつ人がけっこういたこと。

私が生まれ育った街はごくごく普通の中流家庭が多かったけど、それであれか~。

「依存症に人がなるのは、目を背けたい現実が存在するから」

とどなたかが書いていらっしゃいました。

私はそれに賛成。

幸せで健康だったらやりすぎることってあまりないと思う。

アドラー心理学で有名なアドラーさんはたしか

「トラウマは存在しない」

「飲みたいから酒を飲むけど、飲まずにはいられない、飲みたいわけじゃないと言い訳する」

って書いてたけどこの点では考えが違うかな。

トラウマはあらゆる人に存在してるし、行動の理由にトラウマがあることはいっぱいある。

ネットの世界はだいぶ変わっていますが、テレビの世界ではまだまだ古き良き・本当は悪い伝統が強いのが個人的に怖い。

問題を起こしたときに依存症を疑い

「治療を受けて欲しい」

っていうのが私は健全なアプローチだと思うから。

全ての依存症は…なにごともそうだけど本人が心の底から

「今のままじゃダメなんだ、自分は変わりたい、変わらなきゃ」

と悔い改めないかぎり治療が始まらないといわれます。

底つきってやつですね。

日本は(日本だけじゃないだろうけど)社会全体で隠蔽気質で、底つきのチャンスを刈り尽くしてきたような伝統を持ってると思う。

それがよく現れてるなって思ったのが、友達が

「見てよこの本、信じられないっっ!!!」

って見せてくれたとある依存症に関する日本の男性医師(戦前生まれ)が書いた本。

その本には

「昔はアルコール依存症はなかった。

 問題にならなかった。

 夫がアルコールで問題を起こしても奥さんと子どもが全て世話して始末してくれたから。

 でも今は女性も働けるから、離婚されてしまう。

 そしたら誰も世話も後始末もしてくれない」

ってことがマジでマジでマジで書いてあって、

「ないわけない、ずっとずっと苦しんで世代間連鎖してきての今だろう。

 ずっとずっと、奥さんも子どもも傷つけられ苦しめられてきたことをそんな言葉で表現するのか。

 そもそも結婚してる男だけが患者なわけないだろう。

 依存症患者の苦しみもなかったことにするのか」

と私ですら(笑)グアアア~っと体が燃えるように怒りを覚えました。

依存症の専門医とされる人がそれじゃ…日本が依存症患者だらけなわけだわ。

似たようなトラウマ治療の本はかなり近代的だったのになぁ。

アディクション…私なりに学び続けたいテーマです。

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