鳥まり、参る!

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上を知ること、己を知ること、そして…。

2020年07月25日 | 言いたい放題
【秀才、天才、秀才と天才のハイブリッド】

過去記事(これ→・進学校のはみ出し者が余裕の現役合格。)で、知り合いの才女の話を書きました。

勉強が得意すぎる彼女は、塾の授業はつまらなすぎて眠っちゃうから金の無駄で通わなかったけど、学校の授業中に教科書を読むだけで府内イチの進学校に余裕で合格。

「勉強の話しかしない同級生たちは退屈で、高校なんか大嫌い」

だったけど、変わらず勉強はダントツでできる。

「特になんの努力もせず」

日本一の偏差値のあの大学の、文系最難関学部に現役で合格した。

彼女はかなり天才タイプだよね。

一発でどんどん覚えてしまう。

優等生か、天才かっていうのはよく議論される話。

「天才=一発でなんでも覚えられてしまう人。と、秀才=ガリ勉することで成果を挙げられる人。なら断然天才が有利でしょ」

って単純な話でもないのがこの世の不思議。

天才型でもレベルがあって、突き抜けた世界レベルの天才はそんなに生まれないらしい。

日本一の大学を卒業した彼女によると

「あの大学だって全然勉強しなくてすむ天才は半分以下。

 ほとんどはちょっと天才で努力することができるガリ勉の秀才タイプ」

らしい。

学部や学年によるんだろうけどね。

天才の素質があろうとも、努力が全くできないと身持ちを崩したり結果的に進学校で荒れてしまう人もいる。

だから秀才=ガリ勉=地味な努力を継続する力。は尊いのでしょう。

私のちょっと知ってる男性は彼女ほどではないけど天才型だった。

彼女と同じように、

「授業中に教科書を読むだけ」

「塾に通うことなく」

「自宅で何時間も勉強したりすることもなく」

県内一の進学高校に余裕で合格した。

誰でも知ってる有名なところ。

でもここから彼と彼女は違って、進学校に入ってしまうと彼レベルの優等生はたくさんいるから、努力しないと成績下位グループになってしまうのでした。

まず問題がめちゃくちゃ難しいからね。

それは、

「なんにもしなくても俺様はいつでも一番」

であることを驕ってた彼にとって、とてもとても受け入れられない屈辱的な現実だった。

予習・復習・テスト前の対策…一切そういったことをしたことがなくて、

「それってどうやるの?」

と聞くことも彼には屈辱的なことで…不良になって、退学にはならなかったけどあんなに頭がいいことが自慢だったのに大学に進学することもなかった。

「彼はお山の大将でいるべきだったんだ」

と周りは言う。

2~3ランクを落として、余裕で学年トップをとれる学校にいけば少なくとも不良にならなかっただろうし、大学もいったはずだと。

「不良にならなかったら、東大は難しくても早稲田か慶応にはぜったい入れたのに…!!」

と嘆く教育者たち。

うーん…というか、彼のあの病的な傲慢さは何か違う要因がありそうな気がするんだけどね。

ストレスからくるパーソナリティ障害だった気がする…彼の父親をちらっと知ってるけど、彼は反社会性パーソナリティ障害っぽさが今思うとだだもれていた。

まあ、憶測はここまでにして。

上には上がいる。

それを知るって大切なことだよね。


日本人の大好きなことわざで

「実るほど頭の下がる稲穂かな」

ってありますよね。

「学識や徳行が深まると、その人柄や態度が謙虚になることにたとえる」

ってやつ。

実はこれに近い現実的なデータがあって、

「その分野に優れている人ほど、自分を低くみつもる。

 逆に実力がない人ほど自分を高くみつもっている」

ってはっきりでてるそうです…怖い

でも、自然なことでもあるんですよね。

幼い子どもが家族に問題が起こると(例:両親の不仲、離婚)そんな力自分にあるわけがないのに

「自分のせいだ」

って思う。

これはなんとか脳みそに理由づけして納得させるためでもあるけど、非常にせまい世界で生きているから自分の力を大きくとらえてしまいがちだから。

上に書いた進学校でプライドがつぶされた彼だって、たしかにそれまでの15年間彼の所属する学校においてはぶっちぎりの1位だったわけで、そう思い込んじゃうのは仕方ないのよね。

【トップクラスを知れば一般クラスの攻撃はかなりかわせる?】

ルッキズムは悪いことだと言われはじめたこの時代にこんなこと言うのは悪いかもしれないけど、私は宝塚みるようになってから自分の容姿をけなされても昔ほど凹まなくなりました。

というのも宝塚には9頭身のスレンダーナイスバディやら輝くような美形さんもたくさんいるので(和顔さん、エキゾチックな感じ、それはもう多様に!)

「私をブスだとののしるこの人だって全然スタイル良くないし、美形でもないじゃん。

 自分が見えてない人の言葉に凹む必要はない」

って思えるようになったから。

芸能人さん・モデルさんと美で売ってる人はたくさんいるけど、宝塚は舞台なので

「たしかに同じ空間に存在してるって実感させられる」

ことが大きい気がする。

昨日か一昨日、かつてうんと年の離れた同性にセクハラ(ブスハラ?)されまくった話を書きましたが、今の私がもし彼女に同じこと言われてもぽかーんっていうか、笑っちゃうだけでノーダメージだと思う。

「お前さまが美で人をジャッジするんか?」

って。

【とはいえ、時代はさらに多様性を重視するように】

多様性のある美も同じに私は勉強しなくてはならないなーとは思っています。

とにかく、最高峰を知れば素人なんかどうでもよくなるよって話。

自分もあきらめるし。

勉強でも料理でも陶芸でも(なんで陶芸っていうと、手元のマグカップが目に入ったから)努力したりその世界を知るほど名作・売れっ子・レジェンドを知る機会が増え、それ知っちゃったら

「俺が世界一の天才!!」

とは思えなくなる。

いやみでもポーズでもなく、心から

「いやいや、自分はまだまだです」

って思えるのだろう。

さらにそれが円熟すれば…多様性も受け入れられるのかもしれない。

くわしい人には

「今更すぎる…」

「知らないって、昭和時代ですか?」

と言われちゃいそうだけど、映画『オーシャンズ8』観てた時(テレビでやってた)

「この女優さん綺麗だなー」

と思ったのがリアーナさんで(全員美人だったけどね)、今月号のキャンキャンを読む機会があったので読んでたら

「あ、あのリアーナさんだ」

と彼女を写真を見つけて記事読んだら、彼女は時代に先駆けで美の多様性をビジネスとして成功させた方なんだってね。

ビクトリアズシークレット(下着ブランド)が昔ながらの長身・痩身・正統派の美人顔・豊満なバスト!な型をぜったい崩さなかった頃からプラスサイズモデル・妊婦モデルなどなどを積極的に採用して自分の下着ブランドをプロモーションしていたとか。

すごいね~。

彼女のその才覚もまた、大海を知らなければきっと出てこなかったはず。

上を知る、己を知る、現実や時代を見る…。

大切な能力なのかもしれない。







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