【無償労働に支えられて経済は回っていたのね】
マリッジハラスメント=「結婚しなさい」「孫を産んで親を喜ばせてやんなさい」に代表されるあのハラスメント。は日本中あふれてるようで、定期的にダメージ負わされる独身はたくさんいますね。
私の生まれ育った街はたまたま“そこそこ都会”だったので、そのハラスメントを受けたことはほとんどない。
なんだけど、20才をちょっとすぎた頃たった一度だけ近所のおばちゃん(ハラスメントする者はレディーにあらずじゃ)にやられたんだよね。
娘さんがちょうど結婚が決まったタイミングだったらしくて浮かれてて、
「○○さん家は、鳥まりちゃんだけが売れ残りぃ?」
って言われてね。
いやービックリしましたわ。
ビックリしたけど、一応
「今の時代それやったらハラスメントになるらしいですよ」
とだけは返した。
もっとちゃんと言えればよかったけど、まだまだ私も今以上に無知で幼かったからここまでしか。
たった一度でもムナムナきましたから、実家に帰るたび・毎日・これをやられる人のメンタルを思うと泣けてきそうでした。
そのおばちゃんは他にも"そこそこ都会”に住む人にはいやがられる失言・失態を繰り返していたので近所で浮いてたらしいのだが、
「ああいう、男社会(家父長社会)の刷込みを疑いなく受け入れた女性が育児・家事・介護という重労働を無料でこなすことでこの国は発展してきたのだ」
って思うよね。
実際、そのおばちゃんはメイクもおしゃれもせず趣味ももたず(本人が嫌いなだけという可能性もあるが…)今でも介護を頑張っているという噂だし。
「生きるために」
…かなぁ。
家父長社会うんぬんの話に興味がある人のこの本でも読んでみてください。
↓
※『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』
上野さんは恵まれたお嬢様なところがあるので
「う、う~ん…」
となる表現がいくつかあったけど、これは多くの日本人が読んでみるべき本だと思います。
「なんの疑いもなく刷込みを受け入れた果てに」
女性が幸せになっていたのなら、今を生きる男性も女性もこんなに
「理想の母親」
に飢えていないと私は考えてるけど。
激しい執着や理想は飢餓から生まれるもの、でしょ?
【幸せになってよ、死なないでくれよ】
こんな言葉が登場する漫画があるそうです。
「男なら幸せになろうなどと思うな
幸せになるのは女と子供だけでいい
男なら死ねい!!!」
キャラクターだけでwikipediaがある…。
↓
※江田島平八(wikipedia)
皆さん、このセリフを読んでどう思われましたかね。
私は
「いやいや、男も幸せになろうや。
死なないで一緒に生きておくれよ」
と思った。
しかしです。
戦中までの日本の軍国主義というか、江戸時代までの武家社会というか、そこに生きた真面目な殿方ってのはかなりこれに近い思想で生きてたんですよ。
エライ人は知らないけどね、真面目で一途なサムライや軍人てのは本当にたくさんいたらしい。
「男は命をかけて戦う。
女は家を守る」
それがイコール女・子どもを虐げることには本来つながらないはずなのだ。
歴史的に悪人された人たちでも、家族に愛し愛され…って人はたくさんいて、それって彼らが生きてた頃に愛を与えたからでしょう?
(昨日も『世界ふしぎ発見』で徳川幕府がフランスと親交があったことなどやってて、そういや
「榎本武明と働いていたひいおじいちゃん(ひいひい?)のお墓がフランスにあるからフランスにお墓参り行く」
って語る子孫がいたな~と話したりした。
先祖代々フランスにわざわざお墓参りするのは、生きてる頃の行いのたまものだと予想できない?)
だらだら書きましたけど、最初に書いたハラスメントしたおばちゃんも、歴史や伝統に従った数多の殿方も、その奥方も、
「言われたことを素直に受け入れて実行するいい人」
だったと思うのですよ、最初はね。
そういう人たちの美点を育てるのか、ゆがませるのか、利用して自分たちだけが豪遊するのか、協力していい世界を作れるのか…それは誰次第なんだろう?
これは、今の社会にしっかりとつながっている物語。
マリッジハラスメント=「結婚しなさい」「孫を産んで親を喜ばせてやんなさい」に代表されるあのハラスメント。は日本中あふれてるようで、定期的にダメージ負わされる独身はたくさんいますね。
私の生まれ育った街はたまたま“そこそこ都会”だったので、そのハラスメントを受けたことはほとんどない。
なんだけど、20才をちょっとすぎた頃たった一度だけ近所のおばちゃん(ハラスメントする者はレディーにあらずじゃ)にやられたんだよね。
娘さんがちょうど結婚が決まったタイミングだったらしくて浮かれてて、
「○○さん家は、鳥まりちゃんだけが売れ残りぃ?」
って言われてね。
いやービックリしましたわ。
ビックリしたけど、一応
「今の時代それやったらハラスメントになるらしいですよ」
とだけは返した。
もっとちゃんと言えればよかったけど、まだまだ私も今以上に無知で幼かったからここまでしか。
たった一度でもムナムナきましたから、実家に帰るたび・毎日・これをやられる人のメンタルを思うと泣けてきそうでした。
そのおばちゃんは他にも"そこそこ都会”に住む人にはいやがられる失言・失態を繰り返していたので近所で浮いてたらしいのだが、
「ああいう、男社会(家父長社会)の刷込みを疑いなく受け入れた女性が育児・家事・介護という重労働を無料でこなすことでこの国は発展してきたのだ」
って思うよね。
実際、そのおばちゃんはメイクもおしゃれもせず趣味ももたず(本人が嫌いなだけという可能性もあるが…)今でも介護を頑張っているという噂だし。
「生きるために」
…かなぁ。
家父長社会うんぬんの話に興味がある人のこの本でも読んでみてください。
↓
※『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』
上野さんは恵まれたお嬢様なところがあるので
「う、う~ん…」
となる表現がいくつかあったけど、これは多くの日本人が読んでみるべき本だと思います。
「なんの疑いもなく刷込みを受け入れた果てに」
女性が幸せになっていたのなら、今を生きる男性も女性もこんなに
「理想の母親」
に飢えていないと私は考えてるけど。
激しい執着や理想は飢餓から生まれるもの、でしょ?
【幸せになってよ、死なないでくれよ】
こんな言葉が登場する漫画があるそうです。
「男なら幸せになろうなどと思うな
幸せになるのは女と子供だけでいい
男なら死ねい!!!」
キャラクターだけでwikipediaがある…。
↓
※江田島平八(wikipedia)
皆さん、このセリフを読んでどう思われましたかね。
私は
「いやいや、男も幸せになろうや。
死なないで一緒に生きておくれよ」
と思った。
しかしです。
戦中までの日本の軍国主義というか、江戸時代までの武家社会というか、そこに生きた真面目な殿方ってのはかなりこれに近い思想で生きてたんですよ。
エライ人は知らないけどね、真面目で一途なサムライや軍人てのは本当にたくさんいたらしい。
「男は命をかけて戦う。
女は家を守る」
それがイコール女・子どもを虐げることには本来つながらないはずなのだ。
歴史的に悪人された人たちでも、家族に愛し愛され…って人はたくさんいて、それって彼らが生きてた頃に愛を与えたからでしょう?
(昨日も『世界ふしぎ発見』で徳川幕府がフランスと親交があったことなどやってて、そういや
「榎本武明と働いていたひいおじいちゃん(ひいひい?)のお墓がフランスにあるからフランスにお墓参り行く」
って語る子孫がいたな~と話したりした。
先祖代々フランスにわざわざお墓参りするのは、生きてる頃の行いのたまものだと予想できない?)
だらだら書きましたけど、最初に書いたハラスメントしたおばちゃんも、歴史や伝統に従った数多の殿方も、その奥方も、
「言われたことを素直に受け入れて実行するいい人」
だったと思うのですよ、最初はね。
そういう人たちの美点を育てるのか、ゆがませるのか、利用して自分たちだけが豪遊するのか、協力していい世界を作れるのか…それは誰次第なんだろう?
これは、今の社会にしっかりとつながっている物語。